





























怜風さん
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2023/1/9 10:45:14
シトラスの煌めくトップで翳らないほど強く抱擁感あるスパイスが感じられるのに、紛れもなくスーツが似合いそうな爽やかさを支えるアルテミシアとキャラウェイ、バーチ。
トップで感じた柑橘系のキラキラ感は、ミドルになるとアイリスにバトンタッチ。より鋭く燦然と輝くけれど、そこで香り立つスパイスはシナモンやジンジャー等、より温かみを増していく為、美しくも優しいハーモニーは決して瓦解しない。うーん、美しい。私、いつからラヴェルを聴いてたのかしら?
ミドルは私にとってどこか美味しそうな香り。これを付けてる男性がいたら、ジャスミンティーみたいにほんのり漂う甘さに思わずフラフラ近寄ってしまう…。
若々しいが成熟していて、ノーブルなのに嫌味もない。爽やかで落ち着いているのに情熱的で、階層的な美しさもある。
30歳以降じゃないと香りに負けそう。いや大半の方はむしろ付けてる方が粗が目立ちそう(←失礼)。
それくらいにメンズ向けフレグランスとして完璧過ぎる。(高音多湿の日本では、フランスでこの香りを用いるより、より力強さが強調される気がします。ワンプッシュ以下、纏う場所もスーツの下に留めた方がステキ。)
爽やかで男性的な香りなので、女性が職場で付けてても、マニッシュで頼り甲斐ある魅力が生まれそう。
ボトル買い決定。使い道はない(笑)
それでもミドルの芳しいオリスルートちゃんと再び見える為、完璧なコンコルドを味わう為なら絶対リピしてしまう。アイリスやジャスミンをここまで輝かせる感性は、エレナ以外誰一人持たないはず。
私にとってデクララシオンとは、ジャン・クロード・エレナの、商業戦略を圧倒的に上回る感性による勝利宣言…(笑)
ワガママは女の愛嬌!ということでアートとしての香水も、大衆向けにマーケティングされたコスメとしての香水も、どちらも楽しみます♪ ひたすら『感情が揺さ… 続きをみる