げんごろう♪さんのJo Malone London(ジョー マローン ロンドン) / イングリッシュ ペアー & フリージア コロンへのクチコミ |
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Jo Malone London(ジョー マローン ロンドン)
[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)・香水・フレグランス(メンズ)]
容量・税込価格:30ml・11,000円 / 50ml・15,510円 / 100ml・21,560円発売日:2010/9/3 (2019/7/5追加発売)
2019/3/12 13:26:50
妻が何故か買ってきてしまったジョーマローン。
しかし早々に私の元に譲られてきました。
元々香りに敏感な妻。そりゃそうなるさ。。
しかし、まず初めにお伝えしたいのは、この香り、とにかく素晴らしいバランス。
香りに限っていえば。
この点では、6-7点をつけるレベルです。
でも、問題なのは、ジョーマローンの宿命とも言える、過剰なまでのベースノート配合。
日本人には無理です。この強烈さ。
この音量バランス、というか、香量バランスが減点の理由です。
しかし、香りのノートは、久しぶりに味わうような素晴らしいバランス。
自分でジョーマローンを買うなんて選択肢は無かったので、改めて売れている理由と、この香りの素晴らしさが分かりました。
例えるならば、通奏低音が響く中、高音が可憐な旋律を奏でる、バロック教会音楽に通じるストーリー性。
ワンプッシュして初めに香るのはトップの洋ナシやフリージアではなく、ベースノートのアニマル&ウッディ。
その1秒後にトップの洋ナシやフリージアがやって来ます。
そしてそこからは延々と無限に続く地と空の音の鳴り止まぬ饗宴。
これは音楽に例えるなら、J.S.バッハの「passacaglia」パッサカリアです。
誰がどう言おうと、私はジョーマローンをフレグランス界のパイプオルガンと呼称します。
独りでバスタイムや就寝時に、香りの海に浸るには最高!
バスタイムの楽しみが増えました!
しかしながら、オフィスや食事の際につけるのは、明らかに音量オーバーです。。
あと、ジョーマローンはコンバイン(重ねづけ)を推奨していますが、日本人にはオススメしません。
パイプオルガン複数台の間に囲まれたら鼓膜がどうにかなってしまうのと同様、ジョーマローンのストロングなノートをダブル、トリプルで重ねたら、もう気分は爆音族。
音漏れ、ではなく地響きを立てて夜の街を走るあのギラギラした爆音族。
そういうのがお好きな方は良いかもしれませんが、香りを純粋に楽しみたい方はジョーマローンのコンバインは避けるべきです。
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