えむこむさんのゲラン / ランジュリー ド ポー ヌード パウダー ファンデーションへのクチコミ |
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2016/2/7 19:22:22
使用感は優秀でしたが、色味の関係で評価は辛めに付けました^^;
一昨年の冬に発売されたベース物では
こちらに一番期待していました。
溺愛していたランジュリーシリーズから
遂にパウダーFDが!
肌荒れの関係でリキッドFDから遠ざかっている
私にとっては…正に朗報。
鼻息荒く、カウンターへと直行し
購入しました(笑)
購入したのは#01です。
私はイエベ・色黒肌で
(自己診断ではありますが、恐らくかなりの確率でオータムタイプかと思われます)
ベースの主な悩みは、皮脂崩れと色ぐすみ。
重要視している点は色ぐすみや皮脂崩れが穏やかなものです。
元々はリキッドFDを愛用していましたが
数年前に揺らぎ肌で悩んで以来、パウダーFDとミネラル系に移行しました。
まず、お色についてですが。
見た目は白みが強めなベージュオークルといった感じ。
黄色みが若干強めでしょうか。
クールな印象のお色ですね。
肌に伸ばすと、白味が少々強くなりますが…
見た目に近い色味が肌へ極薄のヴェールを被せたように
軽ーく、しっとり・フンワリと乗る感じです。
今作のオークル色はゲラン独特のオレンジ味が強い
オークルではなく、国産系FDに比較的寄せてきた印象ですね。
これは、あのオレンジ色に苦戦してきた人にとっては
嬉しい改良点ではないでしょうか^^
カバー力に関しては、クマやニキビ跡など
色味を帯びた肌のアラに対してのカバー力は弱め。
FDの粉体がすごく軽いので
色の力で肌のアラをカバーするというよりは
粉体の質感で肌のアラを「暈す」といったような感じです。
しかし、毛穴のカバー力に関しては割と優秀。
FDが肌のキメにピタッと寄り添うような付き方をするので
ポンポンと軽くスタンプするような塗り方をすると
簡単にポアレス肌。この点はお見事!
因みに私がよくお邪魔するカウンターのBAさんは
パフかスポンジ使いが一押しだそう。
BAさん曰く
「ブラシも悪くないけれど、
こちらの真価はパフ系のツールの方が伝わりやすいと思います」だそう。
持ちも思ったより良好でした。
時間経過で皮脂浮きは見られるものの、色ぐすみは最低限。
ここで、ゲラン特有の赤ぐすみが顔を出してくるんですが
強めな黄色みが活きるのか
土気色は辛うじて回避出来ます。
しかし、ドス黒い感じは否めないんですよね…凹
塗り立ての色味が非常に好印象なために
このガッカリ感が半端無い!
私はリキッドのランジュリー31番を愛用していたんですが
パウダーには32番相当のお色しか無いんですよね。
あの象牙の様な冴えた色合いの31番を待ち侘びている人も
きっといらっしゃると思うのに…!(←それは、私だ!^^;)
私の様に色ぐすみが気になる方は
下地段階で一工夫が必要。
もし、肌に赤みが出ない方は
少し前に発売されたメテオリットベビーグロウとの
W使いが一押しです^^
若干、肌に厚みが出ますが
メテオリットで仕込んだ艶が透けるので
セミマットながら、ウットリものの肌感に!
後は資生堂のグローエンハイシングも相性良かった。
色ぐすみは避けられないですが
下地がクリア仕様のためか、色ぐすみしても
それが活かせます。
下地で仕込んだ艶が透けてくるおかげか
何となくゴージャスっぽい肌に(笑)
こうして見ると、こちらは艶系アイテムと好相性かもしれません。
質感はセミマット。
脂性肌の私にとっては、一番扱いやすい系統!(^^;
しかも、こちらのセミマットは
柔らかい光を内包した独特の質感なので
正に、オトナのためのセミマット仕様!
三十路を超えてくると、まず感じるのが
肌のドンヨリ感ですからね…(哀)
単なるセミマットじゃなくて、何かプラスアルファも欲しい!
そんな我侭を叶えてくれるFDです(笑)
手持ちで光を内包した系のFDは
ディオールのスノーホワイトのパウダーFDがあるんですが
あちらは、新雪の様な清々しい仕上がりに対し
ゲランの方は暖炉の柔らかな炎を彷彿とさせる
暖かみのある仕上がり。
どちらも好みですが…シャツ系ならスノー。
ニット系にはゲランが似合いますかね^^
肌荒れに関しては、パウダーFD故に保湿面は弱め。
しかし、こちらを塗った後に乾くことは無かったので
スキンケアと下地の段階でちゃんとケアすれば問題無いと思います。
クレンジングも普段愛用している物(ロゼットのバーム使用)で大丈夫でした。
色味の面で不満が残るものの…
その他の面は、私の中では好印象なFDでした!
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