四乃森雪女さんのエクセル / クリア ルーセントパウダー Nへのクチコミ |
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[ルースパウダー]
容量・税込価格:- (生産終了)発売日:2007/3/26 (2011/3/15追加発売)
2013/6/2 00:58:57
此方の商品について使用感想を述べさせて戴く四乃森と申します。
ルースタイプの白粉は此方の他に二つ持っているのですが、出番は少ないです。私は手がとても小さいため容器が大きすぎて扱いにくいのと、パフを誤って捨ててしまったため代わりのものを入れているのですがその代替品の使用感が気に入らぬので普段はポーチの底に沈んでいます。
しかし使い難さの理由を抜きに本体の粉に関してはなかなか良いと思います。しっとりと細かい粉質です。ただ皮脂浮きし易いため下地をそういった専門のものに変えるか崩れ難いファンデーションを薄くつけた上に重ねる等をしないと気に入った仕上がりを保てません。そういったひと手間は必要になります。仕上がりはフォギーというか、光で毛穴や肌の凹凸を誤魔化す感じです。個人的には桃色の日焼け止めを塗った上に此方を重ねて、白桃のような肌を造るのが気に入っている組み合わせです。
余談ですが、失くしてしまったパフについて。
パフとはとても女性らしい単語です。特に外国の小説内では「〜は顔にパフをあてているところだった/O・ヘンリ」「わたしの背中にパフをはたいてくださらない?/マンスフィールド」にみられるように女性達はしょっちゅうパフを使用します。ウィリアム・アイリッシュの「踊り子探偵」の主人公ジンジャー・アレンは「あたしは靴を脱いで粉をはたき、またはいた」という行為をするのですがこれも恐らくパフではたいているのでしょう。私にとって外国人の女性が手にするパフは指先を通す部分がリボンの形になっていて毛足の長い、頼りがいのあるものです。実際化粧をするのに役立つかどうかではなく、彼女達にとってパフとは寄る辺ないとき何気なく頬にあてると安心する、一種の魔法道具のような雰囲気を感じます。
以上、拙文ですが参考にして戴ければ幸いです。
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