アヤちょさんの肌ラボ / 極潤 ヒアルロン液 (旧)へのクチコミ |
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[化粧水]
容量・税込価格:- (生産終了)発売日:2009/8/17 (2009/3/31追加発売)
2011/4/19 15:55:16
TVCMでの「ヒアルロン酸たっぷり・もちもち・すいつく」というのを見てコストパフォーマンスも良かったので軽い感じで購入。
確かにヒアルロン酸の強力な弾力感はすごかったですね・・。
すぐに手のひらが肌にすいつき、べったんべったんという音までついてきます。
とろみ感もいかにも肌に良さそう・・・
でも、先入観だけではダメですね。
使用していくうちに、2週間ほど経ったときには肌の奥が水分不足に陥っている感じになり、入りは良いけど途中で失速・・・っていう表現がぴったりになってしまいました。
ここから少しお肌のしくみにふれていきたいと思います。脱線してすみません。
基本、正常の肌であれば30日周期=1ヶ月をかけて、肌は生まれ変わります。
毎日、何気ない洗顔の中で角質として肌の一枚、一枚が剥がれているのです
簡単に例えると、日めくりカレンダーみたいなものです。
1か月いっぱいのお手入れ=日めくりカレンダーを、一枚ずつめくって、月終わりがその月のお手入れの結果の新しい肌として生まれ変わると考えましょう。
そしてまた新しい月の、日めくりの中で細胞分裂をくり返し、お手入れ次第で、月終わりに結果が出る〓年中無休で肌の生まれ変わりのメカニズムが存在するんです。
この商品はその1か月のうちに水分不足な肌になってしまいました。
きっと、ヒアルロン酸に頼り過ぎて、肝心な水分、セラミドなど、が肌に浸透しなかったため、月終わりで肌の持つ水分をキャッチする力が低下したと考えられます。
以下肌のメカニズム続きです。
肌の弾力を保つために、水分をためて、キレイに整列させる機能
(簡単にいうと、みず風船が同じ形で並んでいる状態にする機能)
が正常なことを
キメが整っている状態といいます。(良く聞く言葉だと思いますが・・・)
その水風船がキレイに整列することで、潤いを保ち外部からの、(乾燥やエアコンの風などの)刺激を受けないようにクッションの役割をしてくれるんです。
保水力が機能していると、水分をキャッチして水風船を膨らませる力があるのです。
しかし、その整列が崩れてしまうとキメが流れる状態となり、刺激を受けやすい肌になってしまいます。
それが、こちらを使ってるうちに崩れてしまったのでしょう。
実際、こちらを使ってる時に受けた肌診はセラミド(水分を接着する力)の機能が著しく低下していました。
以下また、肌のメカニズムに関してです。
乾燥する肌は、保水力の低下が一番大きな理由と考えていいと思います
保水力が低下する→水が足りず、水風船は絞んでしまう→水風船の配列が崩れる→配列が崩れたところから水分蒸発が起きて肌の水分が失われてしまう
と、いうわけです。
一度絞んでしまった風船はふくらまさないと乾燥肌が続きます。
なかなか化粧水が、肌に入ってゆかないという状態も保水力低下のためです。
以上のことを考えると私にはこちらは毎日のお手入れの化粧水という大切な役割には効かなかったようです。
ただ、一週間に1度程度にやってるパックに使うなどの用途を変えればコストパフォーマンスもいいですし、いいのかもしれませんね。
ちなみに、乾燥からくる乾燥ジワというものがあるんですが、目尻、口元のシワは乾燥が原因が多く
肌がその乾燥ジワを☆記憶してしまう☆ことから来るんです。
ですので、保水力=水風船の機能を高めることが一番大切なんです。
完全にヒアルロン酸に頼り過ぎのお手入れの仕方が悪かった・・・という一言に尽きます。
なので、リピはもうないと思います。
でも、まだ若い学生さんや、化粧水初心者にはいいのかもしれませんね。
私がまだ若かったら、これで十分だったのかもしれないと思うと歳には勝てないというところでしょうか・・・。
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