119件中 6〜10件表示

kumiccyanさん
kumiccyanさん
  • 36歳
  • 混合肌
  • クチコミ投稿78件
セルジュ・ルタンス / ラフィーユドゥベルラン (La fille de Berlin)

セルジュ・ルタンス

ラフィーユドゥベルラン (La fille de Berlin)

[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)]

容量・税込価格:50ml・14,300円 / 100ml・22,000円発売日:-

5購入品

2013/10/23 12:23:50

他の人には教えたくないですー
(いってみただけです。スミマセン 汗)
以下、前に書いたブログからの要約を書きます。

ルタンスの新作
「 La Fille de Berlin(ベルリンの少女)」

香調はフロリエンタル。
購入の前にサンプルを実際に肌にのせて試しましたが、
香り立ちからスパイスが効いています。
バラはバラでもナエマやレッドローズやティーローズ等の、
甘かったり青々しかったりキラキラしていたり
ゴージャスだったりする様な感じではなく、
刺すような辛さがあり、重くて乾いているが透明感はある。
マゼンタ色のイメージにぴったり。実は男女兼用だったりする。
紹介ページにはこんな言葉が。

「新作の中に東洋のアクセントを発見−ベルリンへのこの旅行は
マラケシュ経由。香りはバラの色がベース。
ムスクと琥珀の青々としたドライダウンを明らかにするために、
黒コショウと赤いバラのトップノートがゆっくり溶ける」
※蜜のように甘いが甘ったるくないナエマは大好きです。

ルタンスは1942年生まれ。
自分の幼少時代の困難とオーバーラップするかのように
同時代の「A Woman in Berlin」からインスパイアされました。

ベルリン市街戦は1945年4月23日〜1945年5月2日まで行われ、
小競り合いが引き続き起こっています。
日本でのこの香りの店頭発売開始日が4月21日。
時期を合わせたのは単なる偶然でしょうか。

ノンフィクション「A Woman in Berlin」は
戦時下のベルリン女性の壮絶な体験記。
「征服された都市の8週間」というサブタイトルがついています。
本は映画にもなっているのでご覧になってみて頂ければ、
ルタンスの伝えたかった世界が分かって来るんじゃないか
と思います。私は3年くらい前に観ました。
アントニー・ビーヴァーが伝えた1945年のベルリンも読みました。
ドイツ人の友達のおじいさんや歴史家の友人からも
当時の話を聞きました。

ソ連と不可侵条約を結んだドイツが奇襲攻撃として
バルバロッサ作戦を始めてから独ソ戦に突入、
その報復として美しかった都市ベルリンは生き地獄と化しました。

巻き込まれたのは武器を持たない女性や子供。
ゲッベルスがスポルトパラストで総力戦を演説、
兵士たちは前線で戦っていて人手が足りないため、子供、
女性、国民突撃兵が駆り出されました。
敵は容赦のない攻撃をベルリン市民にも向けました。

ウェザー・リポートのリーダー、ジョー・ザヴィヌル
(ウィーン出身。ウィーン攻勢もちょうどこの時期)は
子供の目線から同時期の体験を語っています。

「女の子たちはロシア人に襲われないよう不細工に化粧した。
生き残る為に軍人とも仲良くした。
彼等は家に無線機をつけてくれたけど信用できなかった。
酔っ払いでガソリンを飲んでいる奴もいたんだ」

生き残る為に軍人とも仲良くした―ベルリンの女性たちもそうでした。
ノンフィクションは匿名で出版され、ふしだらだの不謹慎だの
言われましたが、生きるためにそうするしか道はなかったら? 
強くなるしかない、強くなければならなかった。
フランス人であるルタンスが当時で言えば敵国であった
ドイツの女性の境遇に共感するというのはなかなかできないこと。

「ベルリンの女は見ている。
香水の赤みがかったピンクと主人公の赤いコートが
オーバーラップした」(ルタンス)

厳しい中で強くあらねばならない香りという、
ルタンスのコンセプトにスパイシーなローズは
ぴったりだと思いました。



歴史好きなのでついアツくなりました(笑)

  • 2013-10-23 12:33:48
使用した商品
  • 現品
  • 購入品
たくたくみづきさん
たくたくみづきさん
  • 49歳
  • 敏感肌
  • クチコミ投稿4
セルジュ・ルタンス / フルールドランジェ(Fleurs d'oranger)

セルジュ・ルタンス

フルールドランジェ(Fleurs d'oranger)

[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)]

容量・税込価格:50ml・11,000円 / 100ml・22,000円発売日:-

6購入品

2018/6/18 12:16:28

香水に酔うことが多くずっと苦手でしたが素敵な香りを纏っている大人な女性に憧れを持っていました。
TVで見るたびに「いい香り」と言われているマツコ・デラックスさん愛用の香水がセルジュルタンスと知り量り売りでいくつか購入しました。

その中で一番好きな香りがこちらです。

甘くなりすぎることが多かったのですが
こちらは甘い中にもすっきりとした印象の残る香りで職場について行っても嫌みがなくて心地いいです。

ちなみに一緒に買った
「セロファンの夜」は石鹸ぽく甘い粉っぽい香り。たくさんの花を集めてような香りです。
「鉄の百合」は洋ナシの香りが強くでる甘めの香り。※これも好きです^^
「バニラの木」はとても甘い印象ですが寝る時に香ってくるとぐっすり眠れそうな香りです。

今回甘めな香りをたくさん揃えてしまったので
これからのシーズン夏に向けて「水」シリーズも量り売りで購入してみようかと考えています。

セルジュルタンスの香りはどれも酔うことがなくて一日中付けていられるのが嬉しいです。

使用した商品
  • サンプル・テスター
  • 購入品
青空虹子さん
青空虹子さん 100人以上のメンバーにフォローされています 認証済
  • 52歳
  • 普通肌
  • クチコミ投稿712
セルジュ・ルタンス / フルールドランジェ(Fleurs d'oranger)

セルジュ・ルタンス

フルールドランジェ(Fleurs d'oranger)

[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)]

容量・税込価格:50ml・11,000円 / 100ml・22,000円発売日:-

7購入品

2023/3/8 13:58:38

つけたては、
輝き舞うオレンジの花の誘い込まれるような蜜の香りが強烈です。
陰りのないフローラルから、
しだいにジャスミンのアニマリックさが強調されて、
暗闇の色香を思わせます。

手首や胸元にふきつけた際にそんな風で、
何か秘められた奥深い香りなのかと思い、
また、若干酔いそうだったので、
わたしにはまといづらいかと思いましたが、
腹部にスプレーすると印象が変わります。

温かみのあるフローラルの香りは、
説明にあるように、
輝くようにキラキラと、風にそよぐようにサラサラと鼻に抜けていきます。

使用した商品
  • 現品
  • 購入品
doggyhonzawaさん
doggyhonzawaさん 500人以上のメンバーにフォローされています 認証済
  • 49歳
  • 乾燥肌
  • クチコミ投稿426
セルジュ・ルタンス / フルールドランジェ(Fleurs d'oranger)

セルジュ・ルタンス

フルールドランジェ(Fleurs d'oranger)

[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)]

容量・税込価格:50ml・11,000円 / 100ml・22,000円発売日:-

5購入品

2015/11/8 00:53:45

南スペイン、アンダルシアの州都セビリア。そこは、闘牛とフラメンコの町。春には、町中に並んだオレンジの木に、白い花々が一斉に咲き乱れ、太陽がその芳醇でまろやかな蜜の香りをまき散らす。この香りが町のあちらこちらにあふれ出すと、セルビアの人々は色めきたつという。それは、一年で最も重要なイベントの一つ、復活祭を祝うためのセマナ・サンタ(聖週間)の到来を告げる風。

それがセビリア・オレンジの白い花々の香り。ルタンスのフルール・ド・ランジェ。2003年、クリストファー・シェルドレイク調香。スクウェア・ボトルに、オレンジの液体色が映えて美しい。

トップは、スッキリした苦みのある柑橘の香りが一瞬。そしてすぐ、甘くふくよかなオレンジフラワーとジャスミン系のフローラル・ミックスが広がる。通常のネロリの精油に比べて、苦みやスパイシーさが強いオープニング。クレジットにあるセビリア・オレンジは、実が苦く、マーマレード以外、生食はほとんどしないビター・オレンジだという。そのへんのキリッとしたドライな皮の雰囲気と、花の香りの共演とも感じられる。

5分後、白い花のブーケ香にスライドする。高音でオレンジフラワー、中音域でコクのあるジャスミン、さらに低音の方でチュベローズの和音。ややジャスミンが強めかという感じ。キンモクセイっぽいテイストでもある。そして、特筆すべきは、ホワイトフラワーブーケの奥に、ややアクの強いスパイス香が感じられる点だ。

軽くかいだだけでは分からないが、少し強めに香りをかぐと、そこには鼻腔の奥を刺激するスパイス類の存在を確かに感じる。クレジットにあるように、カレーの香りっぽいクミンやスッキリしたキャラウェイ、ややじんわりとしたナツメグっぽさが、時折明確に顔を出す。

さらに、ミドルあたりからは、日焼けした肌の匂いのようなスモーキーさと酸味がほんのり感じられる。シベットが少し使われているらしいことと、ジャスミン香を放つインドールの加減、さらにベースのムスクとの調合で、そうした体臭っぽいややダーティーな香りが時折するのは事実だ。それはアンニュイで、ちょっとドキリとさせられる部分。

やがて、ラストは、ジャスミンとチュベローズの中低音と、前述のややアニマリックな混合のうちに消えてゆく。ミドルからラストへの変化はあまり感じない。ここまで2時間〜4時間。白いフローラルミックスの香りは濃厚で、ラストのムスクっぽい淡い香りの上でも、最後まで香っている様子。

全体に、ねっとり甘く、ホワイトフラワーブーケの蜜の香りを呈するが、その背後にスパイスやアニマリックが思ったよりも強く出ていて、相反する光と影の両面が感じられる構成。それはまるで、南スペインの春の日差しの下、咲き乱れるオレンジの花々の枝や葉の隙間から、暗く黒い影の息遣いが感じられるかのよう。

ボディが強めで、濃厚。だから、日本では夏以外の季節の使用が比較的よいと思う。付けるときは、背後から絶えず主張してくるスパイシー&アニマリックな暗いベースの強さも考えて、ウェストから下がよいかと思う。上半身、あるいは、直接肌が露出する場所に付けると、周囲に「ムワッと感」「ファッティ感」をアピールしてしまう場合もあるかと。それほど付け方に配慮が必要な押し出しの強さ。

それでもこの香りの一番のよさは、ネロリ系のもつ「不安やストレスを取り除いて気持ちをゆったりとさせてくれる」雰囲気が強く味わえる点だと思う。女性ならバッグに香り付けしたハンカチや紙を入れておくのもいいかも知れない。特に、仕事中、ふっと気持ちを抜きたいときに嗅ぐと、リラグゼーションにもなると思う。ルタンスの中では、スパイスの香りやウッディ系の香りがまだ柔らかめな方なので、使いやすい部類だと思う。

スペインのセマナ・サンタ(聖週間)は、文字通り、キリストの復活祭を祝うための重要な7日間。この時期、街中には、キリストの受難や聖母マリアの悲しみを表現した豪華絢爛な彫像を乗せたパソと呼ばれる山車が出て、昼夜を問わず巡行するという。特に、セビリアのセマナ・サンタは、派手でにぎやかなことで有名だそうだ。

厳かな楽団の演奏の中、三角の頭巾とマントを身に付けた男たちが先導し、悠然と進むパソ。そこには、連れ去られていくキリストの憂いの横顔も見える。そんな巨大な山車の周りに人々はごった返す。7つの昼と夜の間、人々は熱狂に包まれる。

やがて最後の夜が訪れ、闇が太陽にとって代わる頃、酒の匂いと、復活祭を迎える人々の熱気やムンとした体臭がまじりあい、オレンジの花の香りを一層濃厚に、狂おしく彩る。

それは、セマナ・サンタ・フェスタの夜の匂い。闇に咲き乱れるその五つの花弁の花は、人々に福音をもたらす地上の白い星々。

使用した商品
  • 現品
  • 購入品
ハム&ポンさん
ハム&ポンさん 10人以上のメンバーにフォローされています
  • 52歳
  • 混合肌
  • クチコミ投稿68
クリアラスト / フェイスパウダー ハイカバー N キラ肌オークル

クリアラスト

フェイスパウダー ハイカバー N キラ肌オークル

[プレストパウダー]

容量・税込価格:12g・1,650円発売日:2020年2月上旬

ショッピングサイトへ

6購入品

2022/3/9 17:01:52

マスク生活の毎日、下地とパウダーのみですごしているのですが、しみが気になってカバー力のあるパウダーを探していました。日焼け止め効果もありラメとパール入りというところに魅かれてこちらの商品を購入しました。試してみた結果良かったです!パウダーにしてはカバー力あります。色味もぴったりで夕方になっても崩れたりテカったりしなかったです。パフも厚みがあって良いです。ラメ、パール感を期待していたのですが思っていたより感じられなかったところがマイナス☆1つですが総合的に気に入ったのでリピします!

使用した商品
  • 現品
  • 購入品

119件中 6〜10件表示

モズメンさん
モズメンさん

モズメン さんのMyブログへ

プロフィール
  • 年齢・・・42歳
  • 肌質・・・普通肌
  • 髪質・・・普通
  • 髪量・・・普通
  • 星座・・・未設定
  • 血液型・・・未選択
趣味
    未選択
自己紹介

自己紹介はまだ設定されていません

プロフィールをみる

  • メンバーメールを送る

モズメンさんの最新投稿

まだ何も投稿されていません