2009/1/13 18:25:05
「ジネストラ」の愛用者です。あまり口コミないですね・・・
私も当初、人気のシトラス系目当で店舗を訪れたのですが、手持ちの「オー・イムペリアル」とちょっとかぶるかな・・・などと片っ端から試しているうちに、こちらを選んでおりました。
基調は、水仙や木蓮にすいかの混じったような?甘めフローラル。
SMNにしては強めでもちもよく、服に残り香もしっかり残りますが、華やかとかセクシーとかいう感じではなく、ごく自然な女性らしさ・あたたかみを感じる香りです。
ジネストラ=エニシダというのは、黄色い花の初夏咲植物らしいのですが、私には、晩秋〜冬、セーターの季節のほうが合うように思えます。
時間の経過、また日によって、木っぽかったり草っぽかったり、ときに線香みたいな香りが混じります。気温・体温によるのかもしれません。
買ったときには、あまり複雑に凝ってない、素直な香りかと思っていたのですが、日々つけているうちに、案外奥行きの深い香りであることに気がつきました。
おそらくは、人によっても、かなり違う香り方をするのではないでしょうか。
よい香水をつけるときには、憧れの女性を真似るような、多少背伸びな気分になり、それはそれで愉しいものですが、「ジネストラ」はちょっと違う・・・自分よりずっとよいものが、自分によりそい、護ってくれているかのような安堵感を覚えます。そういう感覚になれる香水はこれがはじめて。これが伝統の賜物・値段相応のぜいたく感、ってことなんでしょうか・・・まあ「それにしたって、こんなに高くなくたって」とは、正直思って★-1なんですが。そんなこと考える人がつけるような香水じゃないよ、と自己ツッコミしつつも・・・
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エンポリアム ブラックコレクション オードトワレ スノーガーデニア
容量・税込価格:100ml・5,280円発売日:2012/4/18
2014/5/22 01:22:05
MORは、ディオン・セントモアとディアナ・バーマス
二人のデザイナーのコラボレーションによって
精油の生産地としても有名なオーストラリアから誕生したブランドです
メゾンの香水とは印象が少し異なり、自由且つピュアなイメージ
◆MORの歴史
・1988年・・・メルボルンにインテリアショップをオープン
後に最新の成分や香料が生み出す限りない可能性に魅了され
ボディケア、コスメの分野に進出する
・2001年・・・ニューデリーを走るタクシーからMOR(ヒンドゥー語でクジャク)
を目にし社名を『MOR cosmetics』へ正式に命名
ブランドの歴史こそ新しいものの
アメリカ Anthropologie、オーストラリア Myer、Davidjonesなど
世界的に有名百貨店にて商品展開する
表情豊かな香りと洗練されたパッケージが織りなすハーモニーは
世界中のセレブから愛されている・・
◆MORのパッケージ
MORの香水は黒と白があり、ハードカバーの古書を捩ったクラシカルで
凝ったデザインパッケージに収められ、更に香りによって古典柄が異なる
《エンポリアムブラック》・・・漆黒を彩どるデカダンスの香り
《エンポリアムホワイト》・・・可憐さと深みを持つ香り
◆エンポリアムブラック『スノーガーデニア』
<黒の表装Xシルバーのダマスク織の古典柄>
スノーガーデニアを香らせると
くちなしにまつわるあの日の記憶が甦る・・
何が悲しくて泣いたのか
今となってはそれも分からないが
雨の音さえ気にも留めず・・外へ出た
髪や身体がずぶぬれになるのも厭わず駆け出して
クラクラする様な濃厚な花の香りに呼びとめられ
思わず振りむき足をとめた
プルメリアにも似た素晴らしい香りと清楚な花
裏庭にひっそりと、白とクリームイエローのくちなしの花が
咲いていた・・
あぁ・・スノーガーデニアのこの香り
あの日あの時あの場所で漂っていた懐かしい匂い
1年の大半はきっと誰も気に留めない
老木だにしてもその存在すら忘れ去られた地味な低木
去年も一昨年も・・
もうずっとそこで咲き、静かに香っていたのだろうに・・
くちなしは、これほど香り高いにもかかわらず
実は、香料が採れない
イメージしたガーデニアを調香師が創るのだという
メゾンのガーデニアは自分が想うくちなしのイメージと離れているのか
記憶に留まる事はなかった
ガーデニアの多くは、都会的なセンスと気品が漂いスマートな感じ
のする良い香りだ
一方、自分が想い描くくちなしはファッショナブルで洗練された
香りではなく
もっと身近にあって、しっとり静けさを感じさせ心穏やかにさせてくれる
・・特別な香りだった
MORのスノーガーデニアは
雨音をかき消すように深く濃く香り立つくちなしの花のクリーミーな
甘さ青さ清らかさ華やかさ・・はかなさ
そして静けさ・・などが良く表われていて
香り同士が絡まり合う事で一層心地よいハーモニーを奏でている
幼い頃・・裏庭に佇んで香った記憶が一瞬で甦った気がした
★ガーデニア、ジュニパーベリー、アンジェリカ、イランイラン、バニラ、サンダルウッド
香調・・フローラル
素直で優しい香りはきっと誰からも愛されると思います
EDTですが濃厚なのでウエスト辺りにほんの少し付けるだけで長く香ります
MORは、香り立ちが美しく持続性が良いのが特徴ですഀⴛ
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2013/10/3 18:06:16
小分けで試しました。
EDPを持っているので比べてみました。
香りとしては、ほとんど違いがないです。
フィアンセとの再会をイメージしたという、まさにバラ色の場面を想像するような、恋する心の高まりを現したような香りというか。
イメージ色は、マゼンタのような華やかな濃い目のピンク。
他の方のコメントにあるように、ベリー系のソーダ+ローズ化粧品といった感じで、子供っぽくはなく、大人の可愛らしさ。
比較すると、香り方はほぼ同じですが、EDPの方がバラの酸味がやや強めに感じられ、それが長く続きます。
トワレの方が表面的というか、香りは同じですが、消えるのが早いせいかコロンのような印象。
香りの強さも持続性も、そこまで大きく変わらず、EDPが若干持続するかな、というくらい。
両者とも、トップが一番強く香り、次第に薄れていき、ラストは主張しません。
どうしても好みが入ってしまいますが、実はこの香りは嫌いでないもののあまり得意でもないです(トップの華々しい感じが若干大げさに感じてしまいます)。
とすると、ローズの酸味が生きているEDPの方が、ミドル以降魅力的に思えるので☆4とすると、こちらはこのくらいの評価です。
本当に大差ないので、定価の場合その差額を考えると、どちらでもいいような微妙な気持ちになります。
価格改定後、アニックの行末はどうなることか・・・。
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