**かめひめ**さんのLikeしたクチコミ（登録日時昇順） - My@cosme

アユーラ

スピリットオブアユーラ オードパルファム（ナチュラルスプレー）

[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)]

税込価格：- (生産終了)発売日：2001/12/1

いわゆるアロマティックフレグランス。
香りを一言でいうと、お風呂上がりのアロマとお香の香り。

20年ほど前からある香水で、資生堂系列ブランド全体を見ても、比較的長寿な香水ではないでしょうか。

全く長持ちはしないのですが、本当にいい香りで、寝る前にひと吹きするだけで、アロマティックな香りに包まれながらウットリと眠りにつくことができます。

香りは1-2時間ほどで飛んでしまいます。
なので、外出をするときに使うには少し使い勝手が悪いです。

この香水が発売されたとき、母が購入をして、実家で使用していた香水でした。
本当にいい香りで、当時小学生でしたが、勝手に自分のものにしてしまい、寝る前はこれを使っていました。

最近ふと思い出し、ネットで購入をしたのですが、相変わらずいい香りで、改めて定番の寝香水に定着していきそうです。

いわゆるアロマティックフレグランスなので、香水として評価できるタイプの香りでは無いですが、新鮮味や、香りの斬新さとか、そんなややこしいことはともかく、ただただ香りに癒されたい時に使う、良い香水です。

使用した商品

• 現品
• 購入品

アユーラ

スピリットオブアユーラ オードパルファム（ナチュラルスプレー）

[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)]

税込価格：- (生産終了)発売日：2001/12/1

この香りが好きで、以前ジェリー状の方を買いましたが、こちらのスプレーも買ってみました。
スプレーの方はお手軽に使えるのですが、香りがすぐになくなってしまいます。（ジェリー状の方も決して持続してたわけではないです）
もう少し香りがとどまりやすくしてほしいなと思います。
香り自体は本当に他にはない墨の香りで大好きなだけに、香りの持続性向上よろしくおねがいします！

できればミニサイズのロールオンを作って欲しいです。気分転換に持ち歩きたいな。

使用した商品

• 現品
• 購入品

アユーラ

スピリットオブアユーラ オードパルファム（ナチュラルスプレー）

[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)]

税込価格：- (生産終了)発売日：2001/12/1

大好きな香り
香水で人に不快感をあたえたくないのですが、この香りはあまり強くなく、人には気づかれないくらいで自分の気分を上げてくれるので良かったです

使用した商品

• 現品
• 購入品

アユーラ

スピリットオブアユーラ オードパルファム（ナチュラルスプレー）

[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)]

税込価格：- (生産終了)発売日：2001/12/1

汚れちまったな。服も心の中も泥だらけだ。誰かの手垢まみれの自分。こんな自分いやだ。好きになれない。心も体も洗濯して漂白したい。浄化してしまいたい。

なぜだろう。季節の変わり目にはそんな思いにとらわれることがある。ふだんは透明に見える心の水が本当は泥水だったことに気付くような。ただ泥が心の底に沈んでいて透明に見えていただけで、季節が変わって水がターンオーバーし、沈殿していた心の泥を撹拌してしまったような。そして心の中は視界ゼロの泥水状態。

スピリットオブアユーラという香りに出会ったのはそんなときだった。憂鬱、怠惰、慢性的な心の疲れ。人の心は弱い。たやすく落ちる。そして得てして、落ちたら長い。そんな長さを少しだけ短くしてくれたのがこの香りだった。

アユーラはサンスクリット語で「命」を表すコスメブランド。かつては資生堂の子会社だった。西洋科学と東洋叡知の融合をコンセプトとして、独自の商品を開発・展開している。 中でも2001年に発表されたスピリットオブアユーラ・オードパルファムは、発売と共にじわじわと人気になり、ブランド認知の大きなきっかけとなった作品だ。

スピリットオブアユーラ、「アユーラの精神」。まさにブランドの方向性や考え方をこの商品で語るという大役を担った作品。それは香りでどのように表現されているのか？

スピリットオブアユーラは、まずボトルがとてもいい。大きさも色も形も夏の朝に咲くハスの花のつぼみそのものだ。ハスの花は泥水の中から茎を伸ばして水上に突き出て、やがて大きなピンク色の花を開かせる。それゆえに昔から「聖なるもの、清らかさの象徴」とされ、宗教において珍重されてきたアイコンだ。このつぼみの中にはどんな香りが隠れているのだろう？ふだん香水などに縁遠くても無意識に誘われる意匠だ。

ボトルキャップを軽くつまんで外し、スプレーする。その瞬間、ふんわりと心地よい風が吹く。どこか懐かしいような、あたたかさに包まれているような優しい香りだ。たとえるならお風呂上がりの匂いだ。ジャスミンの入浴剤の蒸気、シャンプーしたてのフローラルの残り香、クリーミーなボディーシャンプーの香り。そうしたものが自分の体から湯気とともに立ちのぼってきたような香りがする。

このトップをよく嗅ぐと、まず酸味のあるハーブの香りがしている。クレジットで見れば、ローズマリーやカモミールなどのハーブが引き立っている印象。そしてその背後からグリーンティーのスッキリした香りが広がってくる。トップからお茶の香りが強く出てくるので、ふーっと安心感を与えてくれる。マイルドハーブ＆グリーンティーなトップ。

やがてわずかな清涼感を伴ってほんのり甘いフローラルが感じられてくる。みずみずしく、少しだけ酸味と苦みをもったひかえめなフローラルだ。クレジットによると匂いナデシコと沈丁花とある。匂いナデシコの香りを嗅いだことはないが、カーネーション系のクローブ香をもっているようで、実際、甘くてややツンとした感じの香りだ。ジャスミンとミュゲも背後に感じられ、ミドルは穏やかで柔らかい低音のフローラル香になる。

ところが。

このお風呂上がりの入浴剤みたいなリラグゼーション香は、あっという間に消えてしまう。体温高めの自分の場合は、30分程度であとかたもなく。ラストは淡くまろやかなムスクが残っているばかりだ。同時に樟脳のような暗いシャープな香りがずっと続いていたことが最後にわかる。これがアユーラの言うところの墨の香りだろう。アニス香に似たスッとした香りとして最初からベースに感じとれる。

全体的に見ると、これはとてもニッチな香りだ。香水とアロマテラピーの中間。嗜好品と薬の中間。高価と安価の中間。30分間の癒し＆気分転換のための気付け薬的な使い方がメインとなるフレグランス。落ち込んだとき、心がもやもやしているとき、イライラしてスッキリしたいとき、ほっと一息つきたいとき。そんなときにこんな穏やかな香りが心を救ってくれる。「心につける香り」というキャッチから見ても、この作品は自分が香気を吸ってくつろぐための香りなのだろう。うつむいてしまった自分を再び立ち上がらせ、凛として背を正してまた前へ進むための。

「蓮（ハス）は泥より出でて泥に染まらず」という中国の古い言葉がある。いつしか積もったストレスの澱は、いわば心の泥だ。だがそんな泥からも育つ植物がある。ハスは泥水が濃ければ濃いほど大輪の花を咲かせるという。たとえ今が苦しくても、そんな時こそ必ず心の中で伸びている茎がある。それはやがて大きなつぼみとなる。

だから、あなたはいつか必ず咲く花だ。

スピリットオブアユーラは、そんなメッセージと共に心に寄り添ってくれる香りだ。

使用した商品

• 現品
• 購入品

アユーラ

スピリットオブアユーラ オードパルファム（ナチュラルスプレー）

[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)]

税込価格：- (生産終了)発売日：2001/12/1

発売当初から大好きな香りで、お値段もお手頃なのでけっこうリピしています。
清潔感ある香りで、強くないので仕事でもプライベートでも邪魔になりません。
香りが飛びやすいのですが、さりげなく香るのでとっても使いやすいです。
アユーラだけの、凜とした唯一無二な香りだと思います。
容器が小さくて持ち運びやすいので、この香りをつけた日はバッグにいれて
香りが飛んできたらつけなおしています。
（持ち運び用にロールオンタイプがあればいいのですが）
いかにもフレグランスをつけていますっていう香りが苦手な方にもいいかも。
おすすめです

使用した商品

• 現品
• 購入品