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2017/12/17 18:59:25
ディオリッシモは、スズランの香りと言うよりも、「ディオリッシモの香り」と言って差し障りがないほど、キャラクターが立っている香りだ。
キャラが立つ、つまり好き嫌いが分かれる、その半面で、硬さ、柔らかさ、甘さ、辛さを合わせたような香りで、女性らしさ、清潔さ、強さ、気品、さらに言えば潔癖さを感じる香り。
ディオリッシモは1956年に発売され、クリスチャン・ディオール自身が最後にプロデュースした作品であり、フローラル・フローラルの最高傑作といわれている。
エドモンド・ルドニッカが創り出したこの香りは、確かに60年以上も前の香りにも関わらず、時代に流されることなく「ディオリッシモの香り」として確立されていて、逆にこのフレグランスが使う人を選び続けてきた感さえある。
フローラルに始まり、フローラルに終わる、フレッシュミュゲの香り。
トップはグリーン-フローラル。鋭いグリーンと爽やかなベルガモット、その奥から、イランイラン調の重たいフローラルかツンと漂う。
ミドルはミュゲ。トップの重さが抜けてくると、透明感のある硬さと、少し鼻に付くジャスミン要素の合わせたようなミュゲベースを軸に、コクのある甘さのライラック調、ハチミツのような甘さを合わせたホワイトフローラルブーケの香り。
ミュゲはローズ、ジャスミンと並ぶ3大フローラルの一つでありながら、生花の香りを再現したオイルが採れないため、ミュゲオイルの香りは嗅いだことがない。先日、ヴィトンのイベントで嗅がせてもらったヴィトンのミュゲベースの香りが、ディオリッシモに近かったため、ディオリッシモそのものが、ミュゲオイルの香りを忠実に再現しているのもしれない。
ベースはジャスミン。アニマリックノートを強く残したジャスミンが淡く香る。
ディオリッシモは、まるで純白のような無垢さを感じると同時に、キリッと気持ちを引き締めるような強さも感じる、孤高の香り。
男性目線でいうならば、清楚な女性をイメージさせながら、鉄のガードを纏っているようで、簡単には声をかけることができない・・・、そんな香り。
[口紅]
税込価格:- (生産終了)発売日:2017/3/10
2017/3/17 19:59:04
発売前から気になっていた商品です。
高発色かつ滑らかにスルスルと塗れるので、直塗り派さんにもオススメ!とBAさんがおっしゃっていました。
写真は上から
バブル、ティーズ、レイジーです。
バブルは青みピンクだけれど白みが強めです。
ティーズは1番使いやすいお色。イエベ、ブルベ関係なく使えるお色で1番人気だそう。
レイジーはローズ系の中に薄っすら青みを感じます。BAさんが使用していたのですが、まさにレディっといった雰囲気の唇になります。
持ちも良い、乾燥し辛い、何より赤みが強い唇には嬉しい高発色!
ただ、香料が好みが分かれるかと思います。
鼻の良い方だとウッとなるかも、、、。
匂いが気になる方はTU時に確認することをお勧めします。
[口紅]
容量・税込価格:3.7g・660円 / -・660円発売日:2023/3/10 (2024/1/16追加発売)
2024/1/14 12:04:47
(01から05の投稿後、06、07について追記)
似た処方のリップモンスターに比べると、発色、色持ちは弱めなのですが、
発色が弱め、カラー展開も尖った色に攻めていない分、ノーミラーで塗れるので、とても便利です。全色買いました、笑。
長時間出かける時は、朝はリップモンスター、持ち歩きはリップカラーシールドで、ノーミラーでもグリグリ塗り直せます。
以下、私なりに感じたカラーの印象です。
(YouTubeに全色レビューを投稿しました。もしご興味あられたら、ご覧ください。)
01フィグブラウンは、イエベの粘膜ピンクブラウン。
02オランジュベージュは、春夏に合う、明るめオレンジリップ。
03ココアブラウンは、落ち着いているシアーブラウン。
04メロウピンクは、明るめのピンクベージュ。
05アンティークローズは、一度塗りだとピンクに感じますが、グリグリ塗っていると、落ち着いたピンクローズという感じかな。
06ロゼベージュは、白みがありつつ、血色感を失わないベージュ。
07スイートローズは、そこまで青みを感じないまろやかなピンクです。
01から05は、リップモンスターみたいなシアーな発色、
06、07は、少し白みがあるような透け感が強すぎない発色に感じました。
どれも尖った色味ではなくて、色付きリップクリーム以上、リップモンスター未満くらいの発色が心地よいと思いました。
どんどん、新色が出てくれたら良いなと思います!
2015/10/24 17:02:29
ドルチェ・ヴィータは、甘え上手な確信犯。たとえ初対面であっても、男が喜びそうな甘い言葉をささやきながらひざを寄せ、すっとその懐に入りこんでいく。まるで「あなたに興味があるのよ」と言わんばかりに。
残念ながら世の男の大半は、女性からのその手のアプローチにかなり弱い。女性からの賛美の言葉と積極的なスキンシップ。けれど、そうしたふるまいのできる女性ほど、得てして本質はクールで孤独なものだ。そしてそれを笑顔の下に上手にしまいこんでいる。きっと誰も本当の素顔の私をわかってくれない、愛してくれることはない、そんな諦観を抱えて、今宵も一人の部屋に小さな灯りをともす。
ドルチェ・ヴィータは、そんな、ちょっと一筋縄ではいかない香りだ。そう思う。
大小の球体をあしらったボトルは、ゲランのアンソレンスやケンゾーのボトルデザインでも有名な彫刻家セルジュ・マンソーの作。可愛いくて、金のリングがきれいで、女性でなくても、手に取ってボトルを手にのせてみたい衝動に駆られる。では、肝心の香りはというと。
トップから、しっとりと甘いフルーツ&フローラルが空気を攪拌する。花はユリ、マグノリア、ローズなどのようだが、それぞれの強さや特徴を抑え、白い花の上品な香りといった程度にし、そこにホット系スパイスを少量ふりかけたドライフルーツが芳醇な香りを漂わせている、そんな印象。フルーツは、ピーチとアプリコットを中心にすえることで、プラムやバイオレットなどを配したルタンスの「フェミニテ・ドゥ・ボワ」と差別化を図っているようだ。同系統だが、フェミニテよりも快活な印象が増していると思う。
やがてミドルになると、フルーティー・フローラルの下からじんわりとシダーの鉛筆を削った香りが香ってくる。だが、フェミニテほど強くはない。むしろ、サンダルウッドの香ばしい温かい木の香りがシダーを抑えている感じ。終始シダーの怜悧な香りがしている冷たい印象のフェミニテに比べ、こちらはサンダルウッドを強めていることで、木とフルーツのミックスに、明るさを与えたように感じられる。このバランスがいい。アプリコットやピーチの甘く豊かな風味。そこへかん高い木の香りが漂う穏やかなノートがしばし続く。
そして、1時間もすると、ラストは可愛らしいヴァニラが顔をのぞかせてくる。「ごめんごめん、木皿のフルーツ盛にヴァニラクリームをホイップするの忘れてた」みたいに最後に味わうヴァニラの淡く甘い香り。まさに確信犯以外の何物でもない。最初から最後まで甘くとろけそうな、それでいて温かさを忘れない美しい香りの展開。この香りが好きな男性が多いというのもわかる。
だが、こういう香りほど気をつけなければならない。誰もが夢見る「甘い生活」が、誰にも「永遠」を約束してはくれないように。
ドルチェ・ヴィータは、元気で、明るくて、センシュアルで、そして、温かい美しさをもった香りだと思う。だから、香りは好きだ。けれど、自分では付けづらい。それは自分が男だからではなく、何だか自分が、この香りに負けているような気がするからだ。自分の心の奥にある、ふだん人には見せない暗さやずるさ、汚れみたいなものが、この香りにあぶり出されるようで、何だか遠慮してしまうのだ。この香りに自分は似つかわしくないと。
だから、ドルチェ・ヴィータは一筋縄ではいかない香りだと思うのだ。この香りは、使いどころも、合わせる服の選び方なども難しい部類かと思う。デイタイムには甘く重い気がするし、夜に使うと、付け方次第では周囲に媚びを売っているように受け取られることもあるかもしれない。もちろん、そう思われたい方にはおすすめするが。
一番似合うと思うのは、ドレスアップしたパーティーなどの華やかなシーンかな。明るくて気取らない、少し騒々しい感じのフランクなパーティー。そんな機会が多い方にはおすすめだと思う。
服をベッドに脱ぎ散らかして、スツールに腰掛け、足を投げ出す。ドレッサーの前で髪を上げて、ため息を一つ吐き出す。客の下卑た笑いと、無遠慮な振る舞いと、それに愛想笑いしていた自分を洗い流すかのように化粧を落とす。鏡の中にスッピンの自分が浮かび上がる。その顔が好きじゃなくて、スタンドライトをひねって一番きれいに見える角度にする。琥珀色の光を投げかける電球は、なんだか逆さにしたドルチェ・ヴィータのボトルみたいだ。「甘い生活」か。いつかそんなふうになるのかな。オイルでテカテカの顔を見ながら、ふと考える。
電車の通過がアパートの窓枠を震わせる。もういいや、寝て忘れよ。目の周りを念入りにマッサージしながら、鼻歌を歌う。「ケセラ・セラ…♪」 ドルチェ・ヴィータのラスト、甘いヴァニラの香りが、ずれたキャミソールの下からかすかに漂っている。
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