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[ヘアケアグッズ]
税込価格:880円発売日:2015/7/24
2018/12/6 11:19:10
ー2018/12/6 追記ー
★を3→2に落とします。
材質について考察した結果、この商品はつげ櫛ならではの美しい飴色への経時変化を楽しめそうにないからです。
通常つげ櫛は材料となる木材を何年も乾燥させてから燻し、更に乾燥させることで木材を安定化させています。
そうすることで何十年もの使用に耐え得る、緻密で堅牢な表面を持つ櫛に仕上げることができます。
でもこの商品は…たぶん生木で作っているように思います。
乾燥はさせているのかもしれませんが、おそらく不十分です。
それと独特の香りが残っていないので燻しもしてないでしょうね。
ちゃんと作られた本つげ(シャム材、アカネ科の植物)製の櫛はもっとつるっと滑らかで硬質な表面をしています。
これは表面が生木らしいふんわりとした柔らかい表面です。
残念ながらこれは使いこむうちに飴色ではなく黒ずんでしまうタイプの櫛だと思います。
品質管理の甘さより、製法が致命的に駄目です。
本つげ櫛ならあと1000円上乗せしすれば、小振りながらそこそこの質の物が買えます。
そこまでの質を求めないなら100均の桃の木櫛(やすりがけは必須)+植物油を選ぶ方がはるかに満足できると思います。
価格を考えてもこれを★3にするのは無理でした。
櫛としての機能は果たしているので、かろうじての★2です。
ーーー追記ここまでーーー
携帯用にできそうな小振りで惜し気のない「つげ櫛」が欲しくて購入しました。
→結論:これより100均の桃の木櫛がおススメ
中国で加工して、日本でカメリアオイルに付け込んだ商品です。
商品説明によれば、80度以上の温風と水濡れ水洗いは不可、汚れは乾布で拭き取るとありました。
一応一晩椿油に浸け、乾燥後使用しました。
→確かに髪はさら艶になります。そこは大丈夫でした。
材質は本つげ(シャム材、アカネ科の木)と比べてもずいぶん柔らかく、繊維が粗い気がします。
100均の桃の木櫛の方が遥かに硬く繊維も密です。
◆形状
櫛歯部分と櫛の背にあたる部分は別パーツ
木の色が結構違うと言うかチグハグ
接合部分の強度的には問題なさそう
櫛歯の長さ
固体差が大きい
櫛歯パーツが斜めにカットされているものが多い
使用には問題なさそう
櫛歯
極細かいささくれがある
これは使い込むうちに取れそう
摩擦が気になる人は紙やすりでやすってあげた方が良いかも
全体
角はやすりがけされている
手触りは上々
ロゴ等
櫛の背にプリントされている
やすれば消せる
触り心地
どこかしっとり(べたつきは皆無)
におい
椿の実を潰したときのような青臭い香りと、お土産屋さんに放置された木製品の臭い
ツンとするけどきつくはない
◆使用感
思いのほか悪くない!
手への収まりも思いのほか良い
油の量
ぱさつきはしないけどやや物足りない
油を追加しないと「つげ櫛」としての効果を感じにくい
油さえ追加すれば十分仕事できる子
まぁ何と言うか、ツゲ櫛として考えるとかなり微妙だけど、椿オイル対応の木櫛と考えればまぁ…うん。
残念ながら100均の桃の木櫛の方がずっと良いと思いました。
もしこの商品を購入する場合は売り場で見比べて、少しでもましなのを選んだほうが良いと思います。
品質管理が緩いと言うか個体差が大きいです。
だけど、やはりヘアケアには良い仕事します(主に椿油が)。
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