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[口紅]
税込価格:3,520円発売日:2017/11/21
2020/10/5 21:11:11
オーブは荒れないし色味も自分好みのものが多く数年前まで愛用してました。
他のメーカーの物も使ってみたくて色々浮気してましたが、こんなご時世になり口紅自体しばらく塗ってませんでした。
てもランチや外食の時は、軽く色付いてないと顔色悪く見えるよな?と思うようになり、マスクに付かない口紅を探そうと思いました。
ティントは荒れるし蛍光色っぽくなるし…
前に良く使ってたオーブの口コミ見てみよう!と急に思い出し、見てみたら落ちない口コミ多いじゃないですか?。
早速ドラストに走りました。
欲しかったPK17は廃盤になるとの事で売り切れでしたが、購入したPK11も可愛過ぎず派手過ぎずの大人も使える絶妙なピンクで気に入りました。
塗ってティッシュオフすると本当にマスクに付かない。
全然落ちない訳じゃないけど、程よく残って汚い落ち方じゃない!
久しぶりにオーブ購入しましたが、相変わらず荒れないし滑らかだしやっぱり良い!と再確認しました。
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[化粧水]
税込価格:- (生産終了)発売日:2019/9/5
2020/10/17 21:43:41
最近涼しくなって乾燥が気になってきた為、今使っているものより保湿力がある化粧水に変えたくて購入しました。
オバジの同シリーズの乳液は既に夜使っていて、ラインで使ってみたかったというのもあります。
こちらはハリ、くすみ、大人毛穴、うるおい、キメの全方位にアプローチする皮膚科学に基づいたシリーズです。
すっと素早く浸透して肌の奥まで潤うのが実感できます。
しっとり系にありがちなベタつきもなく快適です。
とろみがあるとの事ですが、とろみが苦手な私でも全く気になりませんでした。
同シリーズの乳液と使うとハリが出てモッチリします。
秋冬はこちらをリピしていきたいと思います。
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[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)・香水・フレグランス(メンズ)]
容量・税込価格:30mL・34,100円 / 50mL・52,250円発売日:2018/3/7 (2024/2/16追加発売)
2018/10/9 23:46:40
ただただ魅力的な香り。
これをつければその人が持つ性的魅力を格段に高めてくれる。
悪く言えば人をクラっとさせる香り、よく言えばエロい香り。
タバコバニラの真逆をいくもので、男が付けないとそれこそ何から何まで女の香りになってしまいます。
ゆえにチャーミングな男には相応しくなく、マスキュリンな男に似合います。
プッシュした瞬間ベリーのようなフルーティーな香りが弾けます、やがてバニラとコーヒーが互いの存在感を確認し合うかのように主張してきます。
もう個性とか差別化とかどうでもいいです。
女性ならレザーjktにスキニーデニム、ルブタンやマノロブラニクのヒールで文句なしです。
当然髪型、ネイルも完璧な状態で。
男ならスーツスタイルのようなボディラインがはっきり分かる洋服で。
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- doggyhonzawaさん 認証済
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- 53歳
- 乾燥肌
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[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)・香水・フレグランス(メンズ)]
容量・税込価格:30mL・34,100円 / 50mL・52,250円発売日:2018/3/7 (2024/2/16追加発売)
2019/12/13 22:51:05
運命の香り、それは一体どこにあるのだろう?もしもあなたが運命的なヴァニラを探しているなら、このヴァニラファタールを試してみるといい。
ヴァニラファタールは、トム・フォードから2018年3月にリリースされたオードパルファムだ。調香はベルベットオーキッドやサンタルブラッシュを作ったヤン・ヴァスニエ。こちらは本来ベース香料としてオリエンタル系香水に使われるヴァニラをメインにすえた作品だ。
ヴァニラ・ファタールをつける。まず最初に立ちのぼってくる香りは、軽いシナモンとコリアンダーの辛み。そして樹脂のくぐもった匂い。すぐさま後を追いかけてくるのがバブルガム様の甘さ。この甘味とドライな風味はサフランだろう。さながらスパイスの効いた焼き菓子の匂いのような温かみのあるオープニング。
5分もすると、ほんのり甘い花の香りが広がってくる。クレジットにはスイセンやフランジパニとあるけれど、明確にそれらの輪郭は感じ取れない。乾いた温かみあるスパイシーにふんわり甘い花の香の輪郭をつけたくらいのイメージ。このへんはややしっとりとしてフェミニンなノートに移行した感じ。柔らかくスイーティーに広がる。
さらにこの甘くスパイシーな花の香の下からややロースティーな香りがじわじわと広がってくる。それは香ばしいコーヒー系の香りだ。といっても、実際のコーヒーの香りではないので注意。花の香の背後からやや茶色の香りがするといった程度。それでも強く嗅ぐと、サフランの甘さや花の香の奥にコーヒー豆のロースト香がスッと感じられて面白い。言われなければ、ただ少し焦げたウッディな匂いともとらえがちだ。
やがて香りは次第にこげ茶色を増してくる。つけてから10分くらいでコーヒー豆の芳香と同時に柔らかなレザーの香りが広がってくる。さらに30分ほどすると、全体にクリーミーでコクのあるヴァニラの輪郭が明確になってくる。甘いマルトールとやさしい花の香、香ばしいコーヒー&レザーの全体を包みこむようなヴァニラだ。ただ、わりとヴァニラのベールはひかえめで、甘さ:コーヒー&レザー:ヴァニラ=5:3:2くらいの割合。甘さは綿あめ様の濃い感じで、ヴァニラの風味が感じられるコーヒー&レザリーといった様相。
ヴァニラファタールは香水のベースに用いる重たげな香料を多く使っている作品だ。だからだろう。多湿な日本の夏に使うと、なかなかきれいに香りが上がってこなくて、印象はあまりよくなかった。だが、乾燥しやすく香料の揮発が早くなる秋〜冬は、この重たい香料が多く使われている香水も、さまざまな表情を豊かに魅せるように香り立ちがいい。
そういう意味で、空気や自分の肌の乾燥具合によってかなり香り立ちが変わるタイプだと思う。あるときはヴァニラのクリーミーさとコーヒー系ウッディが半々に感じられて、タバコヴァニラをライトにしたようなこげ茶ヴァニラになる。かと思えば、ときに綿あめライクな甘さがいつまでも残って、甘くて茶色いレザー風に感じることもある。
持続時間はかなり長め。ラストに向けてだんだんヴァニラの柔らかなまるい香りがメインになっていき、つけて8時間たってもまだ香りが残っているほど。ラストはほんのり焦げたようなスエード風レザーを感じるヴァニラだ。ときに10時間ほどしてもクリーミーなヴァニラが柔らかく香っていてロングラスティングな部類だ。
全体的にヴァニラの芳香は強くはないものの、とても柔らかで茶色い雰囲気をもっているので、通常の合成バニリンのみではなく、質のよいヴァニラエクストラクトを使っているように感じられる。クレジットによればマダガスカル産ヴァニラの香料だ。アイスクリームで言えば、ハーゲンダッツのヴァニラの雰囲気に近い。色で言うなら白ではない、こげ茶色のヴァニラ。ハーゲンダッツヴァニラアイスに、ホットコーヒーをスプーンで垂らし、スエード革の容器に入れたような香りだ。
プライヴェートブレンドにしては、単品でも香り立ちが変化して使いやすいし、マイルドウッディなヴァニラなので汎用性が高い。タバコヴァニラが好きな方が、ときにライトな感じで楽しみたいときに重宝するだろう。ただ価格だけはやはり高めだ。定価は50mlで税込30800円。ネット販売やフリマサイトを使えば、もう少し安価に入手できるだろう。自分的には1.5万円前後なら買いの香りだと思う。
運命の香り、それは一体どこにあるのだろう?もしもあなたが運命的なヴァニラを探しているなら、このヴァニラファタールを試してみるといい。そこにはコーヒーやレザーと取り合わせた美しいダークブラウンのヴァニラの夢が広がっているはずだ。
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- doggyhonzawaさん 認証済
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- 53歳
- 乾燥肌
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2019/1/26 12:53:22
「タトゥーを隠せるほどのカバー力」で有名なリキッドファンデーションがある。アメリカで人気の「Kat Von D(キャット・ヴォン・ディー)」というコスメブランドの商品だ。セフォラ系なので残念ながら日本では未発売だが、メイクアップアーティスト必携とも言われる彼女のコスメも、ネットでは簡単に入手できる。本当にいい時代になったものだ。
キャットヴォンディーはアメリカの女性刺青師で、その多才さゆえに、モデル、ミュージシャン、TVパーソナリティとしても名を馳せ、2008年から自身の名を冠したコスメブランド、「キャットヴォンディー・ビューティー」を展開している人物だ。自身も身体中にタトゥーをほどこし、HR/HM系バンドとも交流が深く、コスメにもゴシックやロック系のテイストが漂っている。とはいえ、単なるキワモノではない。特に前述のリキッドファンデーション、シェード&ライト コントゥアパレット、そして食べても飲んでも落ちないといういわくつきのリキッドリップなどは、海外セレブからの賞賛の声も高いようだ。
そんなキャットヴォンディーが2本の香水をリリースしている。もちろんこちらも日本未発売だ。初めてボトルを見たとき、グッときた。古典的な百合の紋章、フルール・ド・リスを思わせる波形模様を幾重にも絡み合わせたゴシックなボトルデザイン。白いボトルのセイント(聖人)、黒いボトルのシナー(罪人)、その宗教的対比。すぐさま頭に浮かんだのは堕天使サタンと悪魔人間デビルマン(←昭和だな)。これは絶対に入手しなければならないと心がはやり、試香もせずにポチッとネット買い。(←多いよな)
というわけでボトル&ネーム買いした2017年発売のセイント・オードパルファム。その香りとは?
トップ。つけた瞬間にベリーのような激甘フルーティーな香りが漂う。あ、よくチープな香水にある香りだと残念に思うイントロ。すぐさまその下から苦い香りが広がってくる。プラスティックのようなやや硬質で苦みのある香り。構成を見ると激甘フルーティーさはミラベルのようだ。かつて香水調香を体験した際に嗅いだ、酸味がなく甘い香料の一つだと思い出す。下から広がる苦みはカラメルっぽいロースティーな香りだ。
つけて3分もすると、甘さが次第にまろやかになってきて、柔らかいジャスミンの香りが感じられるようになってくる。主張は弱い。同時に、強烈に甘いカラメルの茶色い香りも強くなってくるのを感じる。甘い、甘すぎる。いまどきこんなに甘い香りはプラダのキャンディが好きな人でもつけないだろうというほど甘い。うーん、よくあるセレブ香水の失敗作かな、とあきらめかけるが。実はセイント、ここからがなかなかいい。
30分ほどたつと、ミラベルとカラメルのダブルパンチな甘さは次第に薄れてきて、全体をクリーミーなヴァニラと透明感あるムスクが支配するようになる。まるで最初からずっとそこにいたみたいに。さながら、どんなに悪魔が甘い言葉で誘惑しても、穏やかに微笑して屈しなかったイエスのよう。支配されていたのは最初から悪魔の方だった。
ほどよい甘さが残ったヴァニラはまろやかで天使の羽根のように軽い。ジャスミンは時折ふっと顔をのぞかせる楽園の花の香りのごとく。そしてムスクは、天上の風のように優しく透明感があって心地よくたなびく。つけてから30分したセイントはとても安らかな香りに満ちている。聖人は最初からここにいたのだ。
ラストはカラメルの甘さが消え、ピーチ様のコクのあるフルーティーな甘さにスライドしてくる。ピーチがラストに出るのは珍しい感じだ。このピーチがヴァニラのクリーミーさ、スッキリしたムスクの風を連れてドライダウン。持続時間はとても長い。9〜10時間以上も香りが続く。まるで神の国の存在が永遠であることを暗示するかのように。
正直トップの苦い甘さは強烈で、そこで「無理」と思う人は多いかもしれない。特に春〜夏やビジネスシーンにはきついだろう。だが秋〜冬の乾いた空気の中では、このグルマンな甘さは需要がある。付けるなら圧倒的に下半身推薦。ウェスト、腿の内側、ひざ裏あたりから上へとのぼらせるべき香り。決して肌の露出してるところにスプレーしないでほしいタイプ。甘さが強いので、人の鼻から遠くに置くべき香り。
人はだれしも心に2つの側面をもっている。聖なる魂、罪深き魂。その両方を抱えて生きている。どこまでも聖なる美しさを求めつつ、人の身体にタトゥーを彫り続ける罪深さも背負い、キャットヴォンディーはこれからどこへ向かっていくのだろう。
聖なる者の香りを感じながら、ふとそんなことを考えた。
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