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[リップグロス]
税込価格:3,080円発売日:2006/9/7
2015/11/15 22:55:31
好きすぎてまた買い足してしまいました。
アイスライラックと、2015クリスマスコフレの復刻色です。
写真は、上から復刻色、妖精の涙、ココナッツモーブ、アイスライラック、ピュアレッドです。
--- 以前の口コミ ---
ココナッツモーブ、ピュアレッド、妖精の涙(クリア) を持っています。
ココナッツモーブは、うっすらピンク、
ラメが入ってます。普段使いしてます。
クリアはラメもなにもないので使い心地がスムースで
万能な感じです。唇がぷるぷるな感じ一番出ます。
ピュアレッドはラメなしですが、発色が良すぎて
かなり赤くなるので、普段使いはできない感じです。
が、モードな感じにおしゃれしたいときに良いです。
かなりこってりもっちりしていて、重いテクスチャなので、
唇がポッテリプルンとなります!!
塗り心地は不思議と潤って、悪くありません。
べたつきが気持ち悪くて捨てたグロスは数知れずなのですが、
これはなぜか心地よい・・。
ああ、ワトゥサ大好き〜〜♪♪
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- 53歳
- 乾燥肌
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[口紅]
税込価格:- (生産終了)発売日:2014/5/1
2015/10/2 20:16:47
こちらの口コミで
「モーブピンク」とあったので、購入。
キティニッシュです。
今までこう言うペンシルタイプ、レブロンとかのは、色が今ひとつで、欲しかったけれど購入には至らず、今回初めての購入です。
こちらのキティニッシュの口コミにあるように、最初は青みのあるモーブピンク。
時間が経つと、とても馴染んでアイメークを選ばない色になります。
MACにしては、珍しくとても落ち着いた色味なんだけど、ドメブラでは出せない微妙な色です。
下になにもつけずに、しっとりして、荒れたりもしないし、当然だけど重ねれば重ねるほど、色もしっかり。
モチは普通で、飲食したら落ちますが、簡単につけられるので、お直しも楽かと。
肌馴染みの良い、秋っぽいピンクカラーなら、こちらは、ぴったりです。
それにしても、相変わらず、HPのカラーチャートとは、色が違う(笑)
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[口紅]
容量・税込価格:3.8g・1,430円 / -・1,430円発売日:2011/2/4 (2022/3/11追加発売)
2015/6/5 16:26:32
追記します。
惚れ込んだ結果、手持ちが4本になりましたよ。
まずは22番と同じときに購入した 24番。
これもとってもとっても気に入りました。コーラルです。
見た目は、これでマットにのったら、そりゃないわ〜なかわいいすぎるカラーなのですが、こちら唇(わたしの唇はほとんど色がないです)の上では適度にシアーでツヤが出るという優れものなので、わたしの年齢でも全然浮かず、照れずに普段に使えます。白っぽい出で立ち(白カーディガンに明るいベージュのタイトスカート)でこちらをオンすると、ほんとさわやかな、夏にピッタリの涼しげな感じになりました(と思うんだけど、自分。。。)。
白すぎず、赤過ぎず、とても素敵、かつ使い易いコーラルなんです。
そして15番。こちらはあまり重くない、また赤み(黒み?)が強すぎない、優しめなボルドーというところでしょうか。暗めのローズというよりは赤が効いてる感じ。この手の色はたとえば今季のアディクションのモデルさんがつけてたり(あちらはカシス!)と注目色なんでしょうか、どこも出してますよね。この15番はそのあたりより軽い感じで使い易いです。こういう色ってやはり顔色が明るく引き立ちますよね。美人色です。ただ、22、24に比べて少しモチが悪いような気がしました。やはり新作の方が進化しているのでしょうか。
もうひとつ、6番も購入しましたが、こちらはまたもう少し使い込んだら書き込みたいと思います。
以下、以前の書き込みです。
初めて購入しました。雑誌で紹介されていて、22番 ピンクブラウン という説明に惹かれました。
購入してから、こんなにも人気のリップで、書き込みもたくさんあって、わたしだけが知らなかったのねー(><)的なくやしさしきり。
かなりの良品。他の色も絶対複数購入すると思います。
22番は、ほんと、激おすすめ!
ローラのリップベース(色なし)の上に塗ると、わたしの唇はほとんど色がなく、口紅はほぼ見た目通りに発色するのですが、雑誌に載ってるイオン化粧品の安めぐみの雰囲気出ます(笑) それか、すっぴんぽい井川遥のイメージ。やさしいピンクベージュなんですが、なんともいえないおとなしくも色っぽい色みです。そのあたり、ピンクブラウンとゆーそのブラウン要素のなせるわざでしょうか?あまりブラウンとゆー感じはなく、さりげなくローズも感じる落ち着きがあります。
マキシマイザーの新色はピンクが強いので、その上に置くと、ピンクが強まってそれもかわいいです。
とにかくベタぼれ。質感も最高です。マットという触れ込みらしいですが、全然。適度にツヤがあり、乾燥しません。このツヤが、本当に絶妙で、唇の当たりにストレスがありません。しっとりしてるけど、ベタベタしない。
パケも軽くてシンプルでいいですね。プチプラアイテムってイマイチテンション上がらないとこがあるわたしですが、こちらはかなりの実力を感じ、上がります、テンション。
もちは普通ですね。そのぶん、変な残り方はしません、フィット感抜群なのに。
無香料ですが、原料臭も感じません。適度にクリーミーなのに重さもない、とても優秀な口紅です!太鼓判!
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- 48歳
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2014/1/24 00:42:07
「自分が本当にうっとりとするような香りは、どこを探してもないんじゃないか?」
「たとえ見付けたとしても、それが周りからよいと思われることはないんじゃないか?」
「ならば、自分は何のために狂ったように香りを探し続けているのだろうか?」
二律背反である。二つの相反する推論が、等しい合理性・妥当性をもっている。そしてそれゆえに自己矛盾に陥っている。堂々巡りである。ドグラ・マグラだ。
そんなとき、この「フェミニテ・デュ・ボワ」に出会った。一瞬、息が止まった。
これまで味わったことのない香り。冷たく、清々しく、たおやかで静謐な、とても美しいウッディの香り。
プロデュースは、資生堂で1980年から20年間イメージクリエイターをつとめたセルジュ・ルタンス。調香は、ルタンス自身の右腕とも言うべきパフューマーのクリストファー・シェルドレイクと、ダビドフの「クール・ウォーター」やディオールの「ドルチェ・ヴィータ」などを手がけたピエール・ブールドンによる合作。
「フェミニテ・デュ・ボワ」。その意は「木のフェミニティ」。言いかえれば、「木のもつ女性らしさ」。その名のとおり、女性用フレグランスでは珍しいウッディノート。
初めての出会い。何の前知識もないまま。
トップ、付けたて2分まで。品のいいウッディ香が鼻の奥を刺激する。ウッディがトップでくることに少し驚きつつ、このあと濃くなるんだろうなと警戒。鉛筆っぽさも少なく、樹脂の清涼感も少ない。ややひんやりとしているが、固くて上質な木のイメージ。ローズウッドっぽいかなとも。
2分後。奥から出てくるややスパイシーな風合い。あれ、今頃、針葉樹系の清涼感?ん、ちがうな、これは調味料系スパイスだな。きつくはないものの、空気を押し広げるようなじんわりした重みが少し感じられる。けれど、下の方で先ほどのまろやかなウッド香も同時にしている。
そして10分後 「!!」
驚きの展開。スパイスのデクレッシェンドとともに現れたのは、バイオレット(スミレ)と淡い葡萄のような香り。ほんのり甘く、けれど暗く静かな、冷たいフローラル&フルーティ。このバランス!「目を疑う」という言葉があるが、自分の鼻を疑った。
まろやかで、けれどすっきりしたウッドの香り。その上にそっとベールをかぶせたような、淡いバイオレットフィズの風味にも似た、やや内省的な紫のフローラル。なんていい香り。なんていいバランス。静かで、落ち着いていて、すっきりと透明で、優しく時間がまどろむような、儚く直線的な香り。
それがずっと続く。オードパルファンだけれど、いたずらに濃い香りをこれでもかと自己主張するのではなく、柔らかく長くたゆたう。ほの暗く、涼やかに。
ずっとこの香りに包まれていたい。男であることも、自分の年齢も、顔や体型も、社会的地位や立場も、全くこの香りの前では意味をもたない。気にする必要がない。この美しい香りをいつまでもかいでいたい。この香りにずっと染まっていたい。久々にそう思える香りに出会ったことをはっきりと知った。
自分の印象を確かめるべく調べまくる。香りの構成は、ピラミッド型三段階ではなく、どうやら2段階。ミドルとラストが似ている変調子。どうりで同じ香りがずっと長く続くと感じたわけだと納得。構成は諸説あるようだが、大体次のように感じた。
トップ:アトラスシダーウッド、ジンジャー、クローブ、カルダモン、オレンジブロッサム、
ミドル:アトラスシダーウッド、プラム 、ピーチ、バイオレット、ローズ、ハニー(蜜蝋?)
ラスト:アトラスシダーウッド、ムスク、サンダルウッド、ベンゾイン、ヴァニラ
特筆すべきは、トップからラストまで、ずっとアトラスシダーウッドが優しいウッディを香らせていること。その音階と混じり合うことなく、もう1つの音が、スパイス〜フルーティ・フローラル〜オリエンタルへと変化していくような。つまり、混じり合うことのない上下のハーモニーが、絶妙なバランスで平行線を紡ぎ合っているような印象。
わかった。だから、突き抜けたんだ。
二律背反。「自分の一番いいと思う香りを見つけたい。」「自分の見付けた香りを人にもいいと思われたい。」相反すると思われた2つの欲望は、セルジュ・ルタンスの魔法の前に瞬時に消滅した。2つの思いは常に同次元に同列で存在していい。いわんや、それらが交わる事なき、平行線であったとしても。自分という存在同様、香りもまた「自分の絶対」であり、「相手の相対」という実存なのだから。
答えの1つをフェミニテ・デュ・ボワで見つけた。俺は、この香水に包まれている自分自身をこれまで以上に自己肯定する。たとえ君がこの香りを否定しようとも。
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- doggyhonzawaさん 認証済
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- 48歳
- 乾燥肌
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2014/10/19 01:45:08
遠く半島の方まで続く砂浜。ライトグレイにくすんだ空。藍色のシルエットに銀を散らした海。白く一直線に砕けていく波頭。砂浜の縁に沿って、まっすぐに敷かれた板張りのボードウォーク。髪を巻き上げる風。宙で重なり合うカモメたちの細い声。その下で、行儀よく空を向いて並んでいるパラソルの支柱。海沿いに建つ、クラシカルなホテルのたたずまい。
ディオレラの香りを身に付けるとき、そんなイメージが心に浮かぶ。それは、フランスの北部、ノルマンディー地方の避暑地ドーヴィルのビーチ。夏もあまり気温が上がらず、平均2週間はバカンスを楽しむというフランス人にとって、大切なリラグゼーションプレイスだそうだ。
ドーヴィルと言えば、「ダバダバダー」で有名な映画、「男と女」の舞台になった地として有名だ。「男と女」は、過去の重さを心に沈めている者どうしが、戸惑いながらも惹かれ合い、光の方へ向かっていく姿をスタイリッシュな映像で魅せる。50年以上前に制作された映像でありながら、今なお新鮮に心に映る。
ディオレラもまた然り。ジャン・クロード・エレナらも師と仰ぐ偉大な調香師、エドモン・ルドニツカが、1972年(一説に1970年)に作ったこの香りは、強い主張が感じられるクラシカルな趣が強いものの、今なお、心惹かれる人は多い。
トップ。酸味の効いたレモンとライムの苦み、それがグリーンノートと渾然一体となって出てくる感じ。シャネルのNo.5トワレの出だしにも似ている。ただ柑橘オンリーではなく、グリーンな香りとともに、次第にジャスミン様のすっきりしたフローラルも立ち上ってきて、出だしから主張は強い。
ミドル。シトラスが減衰してくると、フローラルとグリーンノートが中音域で甲高い声を出し始める。ジャスミンやハニーサックルのほんのり甘くグリーンな香りという感じがする。ただ若干、イランイランのオイルなんかで感じるような、重たいフローラルの底から出るローストした肉のような香りというか、少し違和感のある香りがじわりと出ている気も。それを感じると、何とはなしに落ち着かないような、そわそわした気分になる。そして次第にその男っぽい体臭のような、低いウッディ系の香りは強くなってくる。
ラスト。気が付くと、あれ?なんでこんな香りになったの?というような激変のラスト。要チェック。ベチバーやオークモスがクレジットされており、シャネルのクリスタルに構成は似ている。実際、付け比べもしたが、ラストの印象は近いかと。ただ、クリスタルが前半からオークモスの苦みや渋みがガンガン出てくるに対し、ディオレラはモッシーではなく、やはりグリーンノートとベチバーの重さといった風情。したがって、女性がディオレラをつけた場合、メインアコードは女性っぽいフローラルに感じられても、ラストは男性っぽい香りと受け取られても不思議ではないかも。このへん、ラストまでライトなまま終息しやすい昨今のフレグランスとは一番異なるポイントかもしれない。
ディオールと言えば、世界初のグリーン・シプレとも言われたミス・ディオールからフレグランスラインがスタートしている。そんな中、スズランをテーマにした女性用のディオリッシモ、メンズシトラスを切り開いたオー・ソバージュと、立て続けに名香を世に送り出してきたルドニツカ。彼がこのディオレラを作った背景には、もしかしたら「女と男の両方を行き来できる、自由な精神」というテーマがあったのかもしれない。←勝手な予想ね
そういう意味でも、女性的な華やかさ、高貴さを前段で主張し、それがやがて、男性的な強さ、孤高な精神、のように変化する面白さを味わえる人向きの、香水上級者よりの香りだと思う。
晩秋〜初冬など、木々の葉が色づきながら変化していく時期、風の向きや冷たさ、空の透明感が変わっていく頃に、自分では使う。TPOで考えるなら、やはり凛とした自分を主張したいとき、カッチリしたフォーマルな装い、仕立てのいいコートなどを着ているときに似つかわしいと思う。逆に、ラフな格好やカジュアルな服にこの香りをもってくると、なんだか派手で自堕落なイメージにとらえられるかもしれない。自分にとっても、香りに対するリスペクトはあっても、なかなか付けどきが難しいなあと感じている作品の1つだ。←男として未熟
「たちきれぬ過去の想いに濡れながら 愛を求める永遠のさすらい・・・その姿は男と女」
映画「男と女」のキャッチフレーズはこんな言葉だった。揺れ動くのは男女の心模様だけではない。名香もまた、そのはざ間を表現しようとしていたのかもしれない。
女と男のはざ間を行きかう香り、心に沈めた重いイカリを、波に洗い流すディオレラ。
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