2014/8/9 23:50:04
◎いちばん下に追記を加えたので、日付も変更しました。
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「THREE」は前から気になっていたブランドです。
愛読誌「SPUR」の化粧品紹介ページで、このファンデ完成に至るまでの苦労談が載っていて、「これはぜひ試さねば!」と。
で、このところ愛用している駅構内のセルフチョイス式の化粧品店で購入。
カラ―は白めの102番を選び、プライマーも一緒に使ったほうが良かろうと、こちらはトランスルーセントとグローの2種類なので、ツヤめいたグローに決めました。
年取ってくると、肌のツヤはすごく大事なのです。
ブラシ塗りを推奨されているのですが、専用ブラシを買いたい気持はとりあえずグッとねじ伏せ、手持ちの資生堂のブラシを使うことにしました。
「SPUR」誌に書いてあった解説によると、プライマーもファンデも同じブラシを使って塗り塗り、その後、ハンドプレス。
そうすると、ぴったりついて化粧くずれが防げるそうです。
これまでファンデをブラシで塗ろうとすると、私の技術が未熟なのか、筆の跡がついてしまい、結局、手のひらで伸ばしていたのですが、THREEさんのファンデはとてもなめらかに綺麗につきました(ひょっとして資生堂ブラシとの相性が良かったのか?)。
仕上がりは薄づきで、透明感があります。
塗りました感はかぎりなくゼロに近い。
いわば普段着のメイク。
仕上がりとしてはひとつの完成形と言ってもいいですが、う〜む……自然すぎて、物足りない気がしないでもない…。
それと気になったのが、パッケージ。
ファンデーションもプライマーもどちらも同じ、擦りガラスに濃グレーのキャップで、見分けがつきません(中身の色まで同じ!)。
これはおそらく、「鏡台の上に並べた時、統一感が出るようデザインを揃えているのです。それに、どっちがどっちか確認する手間を惜しむような人はメイクする資格などありません」とのメッセージか?
THREEさんの製品を見て、私が感ずるのは「男前っぽさ」というか「サバサバ感」です。
化粧品って多かれ少なかれ「ねっ、私を買って!絶対がっかりさせないから!」という熱烈アピール、客への“媚び”が感じられるものですが、THREEさんの製品にはそれが希薄。
「気に入った人だけが買ってくれればそれで結構」という自信が伝わってきます。
私がデパートのカウンターでなく、セルフチョイス式のショップで買ったのもそのせい。
なんだかちょっと近寄りがたい雰囲気がしていたんですよね。
もう少し愛想・色気が欲しいと思うのは私だけかなあ…?
と、そんなちょっと辛口の感想を持ったのですが、初使用のその夜、私はガーンと衝撃を受けることになりました。
ふと、鏡を見たら、まったく、くずれてない!
ボトルの裏面には「こまめに塗り直してください」なんて但し書きがついていますが、そんな必要ありません。
これはすごい。
モロ、私好みじゃないですか!
でも、でも、ですね〜。
やっぱりもう少し色気は見せてくださっても〜^_^;
という個人的偏見にて★は5つとさせていただきます。
◎追記です(8/9)。
先日、デパートのTHREEさんのカウンターへ行ってきました。
BAさん、「いらっしゃいませ」と挨拶してくださいますが、それ以上の声かけはナシ。
私がアイシャドウのテスターを手の甲で試すと、すかさずクレンジングを染み込ませたコットンを渡してくださいますが、商品に関する説明はナシ。
質問すれば答えてくださるけど、それだけ。
たぶん、「押し売りはダメ」という教育が徹底しているのだと思います。
しかし、もうちょっと売り込みというか商品紹介をしてくださるべきでしょう。
だって、他ブランドのカウンターではほぼ確実にいつも何かしら買ってしまうこの私が、ですよ。
なんと空手でカウンターを立ち去ったのですから(-_-;)
シャイなお嬢さんならともかく、私くらいの年齢になるとBAさんとの会話も大いなる楽しみなのです。
やはり★は5つですわ。
惜しいですね。
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