



























2011/3/4 10:07:36
故・森瑤子の「ドラマティックノート」の一編がこの香りを端的に表現しています。
厳格な父親に内心反発しながら、ちゃっかり男遊びを覚えたヒロインが、父親から贈られたこの香りを評するんですよ
「セックスなんてスポーツみたいなものだけど、この香りさえつけていれば、父は私がまだ処女だと思い込んで安心している」
ってね。
まさに言い得て妙、どんなすれっからしなアバズレちゃんでも、それなりにおとなしやかな格好でこの香りをつけさえすればあっという間に「箱入り娘」に大変身。
それだけ圧倒的な「清楚さ」を感じさせる香りです。
「清楚さ」って、実はこんなに押しの強いものだったんだってびっくりしますよ。
ただ惜しむらくは、持続力がとにかく弱いこと。あっという間に雲散霧消します。
お父さんをだまし続けるには、こまめなタッチアップが必要です。
2010/4/24 09:54:01
すずらんのさわやかな香りです。
春になるとつけたくなって、また、最近つけ始めました。
フローラル系ですが、ちょっと青臭さが感じられます。
甘ったるさが苦手な私にはちょうどいいです。
他の方のクチコミを見ていたら、キンチョールという言葉が出てきてびっくり!
そうですか、香りは人それぞれ感じ方のブレが大きいですね。
ちなみに、私が使っているのは、パルファムです。
オードトワレもあるそうで、知らなかったです。
香りも違うみたいですね。
私のイメージですが、すずらんというと"若いお嬢さん"って感じがしますが、
この香りは、つける人の年齢を限定する感じがしません。
若い方だけでなく、上の方もつけるのはOKだと思いますが…。
自分がつけているので、ちょっと主張してみました。
2006/10/7 18:06:14
今のところ、一番、自分らしいと思える香りです。
この香りを身にまとっていると、いろんなしがらみがほどけて、本当の自分に還ったような気がするほどです。
トップノートは拡散が強くて、とってもキツイです。 いつも酔います。
出かけるかなり前からつけておかないと、外で香害になりそうで怖いです。
主人には「キンチョール臭い」と嫌がられます。
でも、トップノートが去ると、すがすがしさと優しい甘さが合わさった、なんともいえない、いい香りに。
お花畑にいるみたい。
夜、お風呂に入ってシャワーを浴びると、お湯の温度で温められて、息を吹き返したように香りが
立ちのぼる…。 その時の香りが一番好きです。
日本フレグランス協会の方が書かれた著書によると、入浴時、体を洗う前にお湯を浴びたときに
浴室に広がる香りが、他人が感じている自分の香りに一番近いのだそうです。
ということは、やっぱり、この子と私の相性はいいのかも。(←自己判定)
年齢を重ねるごとに、ますます好きになってきてるので、この先も永く愛用することと思います。
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