2021/6/8 11:08:19
総括
香り・ストーリー
ティエリー・ワッサー氏のゲランの5代目調香師としてのはじめての作品(シプレーフローラル)
ブティックのスタッフにお披露目した際にはゲランの香り(ゲルリナーデ)がしないと言われたとか。
でも「俺はこの香りが一番好き」と公言されているのだとか。
MHLVの傘下になったゲランの専属調香師としては1代目のワッサー氏。
ゲルリナーデがあるからこそワッサラーデを奏でられるんではないでしょうか。
2011年に初回購入(お初ゲラン)
2021年に数年のブランクを経てリピート
最初に薔薇がガツンと来てピオニーや鈴蘭に引き継がれパチュリが引っ張るイメージ。
時々トップにライチを感じます。
香りの変化も穏やかながら楽しいです。
甘くないドライでクリーンなんだけど瑞々しさを感じる。
全知全能の神ゼウスが絶世の美女ダナエに捧げた純愛をコンセプトに掲げた香りなので、やはりオフィスよりデートに纏いたいですね。
拡散性はそこそこ強いですが、甘くないフローラルとパチュリなのでよっぽど付け過ぎなければ・・・と言ったところ。
香調を調べれば微妙に違うレシピが出て来て、ボトル変更と共に変わったのかと思いましたが、オーデパルファンとオードトワレが取り違えられている様なので自分のために整理。
トワレはトップとミドルが再構成されてラストにイランイランが入ってます。(試香したことはありません)
オーデパルファン
トップ:フリージア、ブルガリアン・ローズ(この薔薇がラズベリー、ライチを連想させる特徴が有る)
ミドル:ジャスミン、スズラン、ピオニー、リリー、ホワイトライラック
ラスト:ムスク、パチョリ
オードトワレ
トップ:リリー、シャクヤク、フリージア、ホワイトライラック、オレンジブロッサム
ミドル:ジャスミン、ブルガリアン ローズ
ラスト:パチュリ、ホワイトムスク イランイラン
ボトル変遷
1作目2009年 涙型ボトルの側面もキャップから続くようにゴールドで彩られている
(オラ・イト氏デザイン)
2作目 不明 涙型ボトルでキャップ以外は普通のガラス(オードトワレと同じデザイン)
3作目2017年 すりガラスのビーボトル
4作目2021年 逆さハートボトル
中国のゲランでは逆さヒールボトル(涙型ボトル)も取り扱いがある様です。
オンラインのみかもしれないです。
ビーボトルに変わってショック過ぎて買う気も失せてしまったくらい逆さヒールボトルが好き。
2021.7時点では逆さハートは75mlのみ・・・。
ようやく最近手元にあるビーボトルも可愛いなと思える様になりました。
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2017/12/6 11:41:01
腕にお試しさせて頂いただけなのですが、口コミ少ないので感想だけでも。
購入してないので評価はしません。
トップ:ベルガモットオイル、レモンオイル、オレンジオイル
ミドル:ローズアコード、ジャスミンアコード、ジュニパーベリーオイル
ラスト:バルサムモミ、アンバーグリス、ムスク
トップはシトラスが香る為、比較的嫌われにくい、言い方変えれば無難かなと
感じましたが、ミドル以降ガラッと印象が変わります。
シトラス+薔薇♪とかジャスミン♪って想像してると「?!」となる気が。←私みたいに。
単純な香りではないです。
30-60分経った頃の印象は「草っぽい」。
何かに似てる、何だろうと頭を捻り思いついたのがディプティックの「ロンブルダンロー」
のオードトワレ。
ディプティックが公表しているのは「カシスの葉っぱ」「カシスの樹液」「ブルガリアローズ」。
ローズが強く香るオードパルファムではなく、青々しい草?葉っぱ?を感じるトワレの方。
ルナのミドルに「アコード」とあるように、花単体の香りではなく複数の香料を調合し、
「ローズ」や「ジャスミン」の香りとしているようで、生の花々に含まれる青さをイメージ
した部分と、ジュニパーベリー、バルサムモミが合わさって「草!」と感じるのかも。
私は好きですが、ここ、好き嫌いが分かれると思う。
ロンブルダンローもそうですが、青さを受け入れられる方には結構癖になる香り。
ラストに近づくにつれて、ツンとした香りは薄れてまろやかに甘くなっていきます。
トップ、ミドルとユニセックスよりですが、ラストは少し甘いので一気に女性向けに。
※先日、山手線でロンブルダンローを付けこなしている男性発見。
とてもスマートな佇まいの方ですごく嬉しかったなあ。
結構強く香るわりにあまりモチが良くなかったので、付け方が難しいなと思った事と
ロンブルダンローを持っている事で、今すぐどうしても欲しい訳ではありませんが、
いつのまにか手元にありそう。
サボイスチームも気になります。
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2017/4/30 00:18:29
もっとメディアに取り上げられ、もっと売れててもいいのに。ゲランさんもこちらにはあまり力を入れてないご様子なのが残念です。
時流はツヤ肌、ヌード系なので、カバー力はあってもツヤも逃さないパリュールゴールドや、ナチュラル系のランジュリー ド ポーが売れ筋なのでしょうか。
トゥニュ ド ペルフェクションは、いわゆる「大人のきちんと肌」を作ってくれる優れたリキッドファンデ。カバー力が高く崩れにくい。冠婚葬祭はもちろん、ビジネスや気合いを入れたデート時など、絶対に崩れて欲しくないシーンにオススメです。油分の多いTゾーンは少し皮脂浮きしますが、ティッシュオフでキレイが復活します。でろでろには崩れませんし、頬のあたりも乾燥崩れは見られません。
フォーマル感が強めなので、カジュアルファッションにはやや不向きかも?まぁわたしは気にせず使いますが笑
ジャンルはセミマットになりますね。それでも決してのっぺり能面にはなりません。素肌感は残ります。もちろん塗りすぎれば能面になりますがそれはどのファンデでも同じこと。心配ならブロンジングパウダーなどで陰影をつけて調節しましょう。
ツヤも少しはありますが、今流行りのツヤツヤナチュラルにはならない、というレベルです。ツヤをプラスしたいなら、パールの入ったパウダーをひと刷毛するくらいでバランスが取れると思います。
色選びは正直難しいです。
わたしはイエベ色白なので#31を選びましたが、それでもやや白く感じます。#31と#32の間にもう1色あってもいいのになぁ。
テクスチャーはやや固めで伸びは良くありません。崩れにくい仕様だからか速乾性があります。ササッと塗らないと「ぎゃー!調節がきかーん!」と焦る羽目になります。
わたしは不器用なのでこの点が使いづらく、伸びの良い他のファンデを少し混ぜたりして使っています。
ちなみに混ぜるのは、ボビイブラウンのツヤ系・スキンセラムファンデ。せっかくのそれぞれの良さを打ち消すような使い方ですが笑 テクスチャーと色味の調節にはちょうど良いです。
以前ボビイで購入したスキンセラムの3ベージュは、写真を見てもらえればお分かりになると思いますが、黄味が強めです。肌に乗せればそこそこ馴染むのですが、トーンダウンするような気もしていてなんだかなぁと思っていたので、トゥニュとのブレンド法が今はしっくりきてます。
1番上の2.25クールサンドは最近買い足したもの。最近ピンク味が欲しくなったので。こちらとトゥニュのブレンドはまだ試してませんが、おかしな色味になった場合は単独使用にしたいと思います笑
今はツヤ系ファンデが幅をきかせていますが(まぁツヤ系もかなり好きなんですけど笑)、マット・セミマットがまた流行る頃には本製品の素晴らしさが再認識されることでしょう。それまでに廃番にならないことを切に願っております。
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2015/12/31 01:23:25
私のラール エ ラ マティエールのシリーズ初めての購入です。
ヴァニラ系が好きになったきっかけは、ジルスチュアートの旧バニララスト。バニラエッセンスにお酒を足したような香りに惹かれとても好きでしたが廃盤…。
それからそれに変わるバニラ探しを開始。
ボディショップのバニラ、ロクシタンのバニラ、アンボワバニール、ヴァニーユエキスキーズ、サンタマリアのバニラ、新バニララスト…
そしてこちらも凄く気になっていました。
こちらのシリーズは夏に伊勢丹で色々試香させてもらってどれも好きだったので迷っていたのですが、冬はやはりバニラが恋しくなるのでこれを目当てで再度伺いました。
前回はムエットで試香していたので腕につけてみると…ん?よく分からない(汗)バニラなの?という感じ…
買う気満々だったのですが当初のムエットのイメージと、肌にのせると馴染み過ぎてそのときあまり香りを感じなかった違いに困惑して、一瞬違う香りを検討しようかと思ってしまいました。
ですがやはりバニラは抑えたかったので意を決して購入!その決意が後にこんなに虜になるなんて…正解でした!
店頭ではあまり感じなかったのですが家に帰ってつけたら洋酒バニラの香り…!
トップはスパイシーさにベルガモットの柑橘とフランキンセンスのスッキリとした香りが透明感を出しています。
体温で肌に馴染んできたころ、ジャスミンとローズのフローラルと甘いイランイランやバニラにベンゾインの香りが共演します。
全般的に精神安定的な香りでまとまってます。
ハートのジャスミンやイランイランと官能的な香りがより虜にしているのかも。
ベースがバニラ系とラムになるのででバニラ洋酒のイメージにまとまるのですがトップからの移行が素晴らしいですね。香り立つ感じです。
ウッディバニラ洋酒って感じかな。
甘いけどくどくない。
スッキリさがあるので年中いけると思います。
1ヶ月経ちましたが私の中で今バニラのトップに君臨中(笑)
自分が嗅ぎたいので手首につけますが直接つけても香害にならないくらい馴染み、上品に香ります。
このシリーズは重ね付けはお勧めしていないのですが、唯一これだけ重ね付けオッケーだそうで、色々楽しめそうです。
これは常にストックしておきたいなぁと思う香り。
一つ難は、ベルガモットって1%以下でも発揮するくらい光毒性が強いので、いくら取り除いた安全なものを使用しててもちょっと紫外線に当たるところは心配かな…と。
今は長袖だから腕につけれるけど今後はつけるところを考えたいところです。
(公式説明)
いくつもの意外性あふれる表情を見せる「ドゥーブル ヴァニーユ」。大人な甘さを感じさせる、ゴールデンバニラの香りが際立つ、透明感のあるフレグランスです。船のウッドの香りが、ラムの樽とスパイスの箱の香りに溶け合って奏でるハーモニーに包まれます。船での長旅を思わせる、見事なまでのコンポジション。 このフレグランスは、コンテンポラリーですらりとしたボトルが特徴的。まるで高価な本のように、側面にゴールデンメタルのラベルがあしらわれています。
(香り)
スィート オリエンタル 活気と意外性にあふれた、深みのある香り。
トップノート:ピンクペッパー、ベルガモット、フランキンセンス
ハートノート:ブルガリアンローズ、ジャスミン、コモロ諸島のイランイラン
ベースノート:バニラ、ベンゾイン、
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- 蒼26さん 認証済
-
- 27歳
- 乾燥肌
- クチコミ投稿93件
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[書籍]
税込価格:1,466円発売日:2012/2/15
2014/8/31 21:30:25
【2014/08/31 追記】
7月頃、ようやくヒルドイドを卒業。
砂漠肌が治るのに大体9ヶ月くらいかかりました。
今はできるだけシンプルなスキンケア(化粧水+乳液)を心掛けてます。
【2014/06/08 以前の口コミ】
去年の夏頃、ここで知って本を購入。
本の内容は私が既に知ってることも多かったので、目から鱗は落ちませんでした。
「ならばやってみよう!」と実践を始めたのが、確か9月頃。
期間は大体一ヶ月くらいと思います。
メイクを石鹸で落ちるものに変え、スキンケアはワセリンのみ。
最初の一週間で頬にひびが入り、皮膚がぽろっと剥がれてきました。
この症状は他の人にも出てるので「皮膚が再生されてるんだな」と、悠長に構えていました。
しかしこれがなかなか収まらず、とうとう剥がれた所から汁が出てくるように。
流石に「これはヤバい」と思い、皮膚科へ行くと、乾燥によるものと診断。
ステロイドとヒルドイドを処方され、汁が出るようなひび割れは何とか治りました。
が、毛羽立ったコットンみたいな超乾燥肌は未だに治らず、ヒルドイドが手放せません。
…と、散々に書いてますが、本に書いてること自体は概ね間違ってないと思います。
概ね、というのは「この手の本は恐怖心を煽る書き方が上手い」という偏見があるので、化粧品の怖さを過剰に煽ってないかなーと思ったからです。
こんな人も居るんだーと参考にして頂けたら幸いです。
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