2010/7/6 22:08:45
カット率99%以上の裏生地に光沢がある日傘はビルやアスファルトからの照り返しによる紫外線が更に裏生地に当たって再反射して傘の中の顔などに戻ってきてしまうんですよね(泣)こうした再反射による紫外線は大した量ではないとは思うものの、日焼け止めを最低限しか塗っていない身としては少し気になります。
紫外線&赤外線&可視光線カット率100%のサンバリア100シリーズの傘なら裏生地の黒い特殊生地が紫外線を反射させず吸収してしまう為、こうした再反射・照り返しによる紫外線の害などの余計な心配がなくなります。また表の生地がどんなに明るい生地だろうと白かろうと、裏生地の黒い特殊生地があれば表の生地に当たった紫外線が傘の下の自分のところに通過してくる事もありません。そして当然ですが表の明るい色味の生地にあたった紫外線が反射したところで自分には当たりません。勿論地面から反射した紫外線が直接顔に当たったものまでは防げませんが。
〜 デザイン・形状 〜
裏地は特殊な黒い生地ですが表の生地に好きな色柄とサイズ・型を選べます。私が持っているのは折りたたみ2段のブルーストライプ、取っ手のタイプが竹ストレートと竹曲がり。取っ手は最初ストレートがいいと思いましたが、この生地と合わせると少し殺風景で男性用にぴったりなように感じたのですが、曲がりだと全体的にやや女性らしい感じが出ました。ちなみに折りたたみ3段もあるのですが、こちらは折りたたんでしまった時に短くコンパクトにしまえて便利ですが、傘を広げた時は6角形になりちょっと寂しい感じ。2段は8角形で普通の綺麗な傘の形です。
この折りたたみ2段の良い点はベルトが裏面と表面と両方ついていて、畳んだ時と伸ばした時の両方ベルトで傘を納められる点です。伸ばした状態でベルトをすると折り畳みでない傘にベルトをして畳んだのと同じ形になります。曲がりの取っ手は腕にかけられるので、傘をささない時には傘を折りたたまずそのまま表のベルトでしめて腕やバックにかけても見た目も綺麗で、傘をさす時はそのままベルトを外してさっとさせます。そして邪魔な時は2段に畳んで鞄にしまいます。
柄で言うとフリル白黒ストライプも苦手なフリルが付いていながら柄がシャープなのでさほど気にならず、絶対おしゃれで可愛いと思ったのですが、やっぱりフリルに抵抗を感じて購入はせず。
難点は折り畳みで取っ手が曲がりの傘は広げて持った時に目の前にベルトが垂れてしまう事。折角の傘なので直す事にしました(2011年版からはこの問題も解消されたそうです!)。あと裏地に特殊な遮光生地を使っている為生地が分厚くせっかくの折り畳み傘なのに畳んでしまった時に厚みが出てしまう事ですが、これは特殊生地の都合上仕方ないかな。
〜 紫外線カット効果 〜
肝心の紫外線防止効果ですが、私は紫外線に当たるとピンク色に色が変わる短いベージュの手袋をしているのでよく分かるのですが、傘を差すと傘の取っ手を持った右手の手袋がベージュに変わり、下に伸ばしたままの左手はピンクに変色。そして傘の様々なさし方による紫外線の影響を見るために紫外線で変色するこの手袋を顔にも近づけてチェックしてみたのですが、地面に対して垂直に持つと時間やその時による日差しの角度によっては傘を介さない地面からの直接の照り返しなどによる紫外線が顔まで入ってくる事もあるので、可能な範囲で顔に近づけてさした方がいいです。
顔が見えるように斜め後ろに傾けて傘をさしても、後頭部や首の後ろに当たる紫外線はカットできても顔に当たる紫外線防御力は減ります。私はやや前方斜めに傾けてこちらの日傘をさしています。ちなみにそういう意味で見ると今年は新しい形状で半球に近い形のドームタイプの傘も新発売されたので(折り畳みではありませんが)、そちらなら傘を傾けなくても目線の高さにさせば顔や頭全体を紫外線から防御しやすい形状だと思います。
今では手袋なしで両手で傘の取っ手の上の方を持って(傘の生地に近ければ近いほど紫外線カット効果があるので)歩く事が多く、手袋をしている過剰防衛に見られ感からだけでも解放され楽な上に嬉しい。手の事を考えるとよくある日傘のように取っ手部分が短く2段階に調節できたらもっと嬉しいです。
因みに他の紫外線カット率99%の傘をさした時でも6・7月に顔に近い場所でこの紫外線反応手袋を確認すると白いままでした。ただ激しい直射日光の下などではやはり違いが出てくるのではないかと思います。普通の紫外線カット率99%の日傘でも十分紫外線カット効果はあると思いますが、やはり知らぬ間に地面やビルの壁からの照り返しによる二次反射などが防げるこちらを知った今ではこれ以外の傘を買う気はなくなってしまいました。
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