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キャンメイク
クリームチーク
[ジェル・クリームチーク]
税込価格：638円発売日：2009/10/4 (2021/4/30追加発売)
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＜前提＞
サロン診断で夏クリア、冬クリア色一部可能、BN10程度の肌色です。
＜テクスチャ・使い勝手＞
固い練りですがブラシやスポンジ・指にとるとするっと表面が溶けるタイプのクリームです。
伸びの良さ・ぼかしの容易さは合格点。
基本的に一度で濃く色が乗るタイプではないので、調整がしやすいです。
比較的すぐ乾いてさらっとします。
手早くつけても失敗しにくくいので、メイク初心者の方でもクリームチークを楽しめると思います。
＜色・質感＞
色出しとしては、ポスターカラー的な水っぽい白さが特徴のようです。
どの色も共通して若干ミルキーな出方をします。
わたしの購入した色の傾向や個人的な好みとしては、やたら赤や黄の彩度があるよりもこのミルキーな発色が使いやすかったようです。
パウダーチークを重ねるときのベースにすると、ベースメイクアイテムの色に左右されずに発色させられます。
質感については、ラメ入りですがどの色も乾くとマット寄りの仕上がり。
ラメは無くてもよいと思います。
というのも、非常に細かい粒子状ではあるものの、不透明なシルバーやゴールドの単純なラメなので、きれいにツヤを出してくれるわけではないのです。
ラメのつきも均一ではないし、どうにも中途半端。
このあたりは値段なりといったところでしょうか。
ラメ・パールの得意な方にとっても不満の残る仕上がりではないかと思います。
購入したのはラメ少な目のカラーですが、気になる場合はスポンジでつけるとラメがうまく吸われるようです。
色展開としても微妙に濁った色というのがあまり無く、ぱっと見て素直に「きれいな色」と感じられる色をきちんと肌の上で再現できている点が良いと思いました。
■08 マシュマロピンク
非常に淡い白ピンクです。彩度は低いものの、青みか黄みかでいうとほんの少し青み寄りです。
旧ジバンシーのプリズムチーク01に似たさりげない淡ピンクに出ます。
（ただし、キャンメイクは淡いとはいえミルキーな色が肌を不透明に覆うので、旧ジバンシイの01よりは明確に「塗った感」が出ます）
■12
08のコーラル版、ミルキーなピンクオレンジです。
パウダーチークスのPW05に近いですが、より見たままの素直な発色で、やや白っぽさが強め。
これは手持ちの中でも工夫なしにそのまま合い、一番使いやすいコーラル系でした。
浮かず沈まずのオレンジ〜コーラル系は貴重なのでちょっと感激しました。（シュウのP40やキャンメイクのPW05が許容範囲、NARSのSex Appealは日焼け的なくすみを起こしました）
オレンジ系統が合いづらい方でも試す価値があるように思います。
＜もち＞
崩れには強く、色持ちは弱め。
自然に薄れて消える系統のもちの悪さです。
このあたりも値段なりですが、簡単につけてもそれなりにきれいに仕上がるので、お化粧直しのときに付け直せば済みます。
＜総合＞
簡単につけてもうまく仕上がる扱いやすい作り、雑味の無いきれいな色、そして驚くほどの低価格。
国内低価格ブランドの成功例を見た、という感じです。
特に、ありそうで無い色を微妙な色違いのバリエーションでちゃんと出してくるところ、人気があればきちんと定番化させることは高く評価したいです。
使いやすいピンク〜コーラルについては、他のブランドなら2〜3色ですませてしまうところですが、わずかな違いで10色近くも用意している点にメーカーのやる気を感じます。
パッケージもチープなりに可愛らしさを出したオモチャ的仕上がりで好印象でした。
無きがごとしのパフやブラシなら無いほうがすっきりして良いし、デザインも安っぽい凝り方をされるよりすっきりと透明プラケースのほうが中身がひと目で見えて良い、ということです。
難点はどうして入れたのかわからないラメの品質のみ。
ラメ・パールの入ったチークが合う方にとっても、あまりうれしくない品質だと思うので、ここはラメを抜くか改良を期待したいです。
普段デパートブランドしか買わない方でも、今まで使ったことのない色を試すとか、微妙な色の違いによる顔色への映え具合を知るにはうってつけの商品だと思います。
- 使用した商品
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2018/3/18 16:49:38
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