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[フェイスオイル・バーム・ボディクリーム・オイル・ハンドクリーム・ケア]
容量・税込価格:30ml・1,100円 / 75ml・2,200円発売日:-
2009/2/2 12:17:14
合わなかったので、その原因をさぐって、1つ1つ情報を得るごとに、ここに追記してきましたが、ようやく答えがまとまりました。改めて、クチコミをし直します。
馬油は、合う人と合わない人に大きくわかれます。
合うのは、おそらく「乾燥肌の場合」です。キーワードは、「セラミド」と「オレイン酸」です。
★セラミド
乾燥肌であると、角質層の水分保持がうまくいっていなく、スカスカで、セラミドの形成もうまくいっていません。しかしそこに、馬油を塗ると、馬油の特徴である「強力な浸透力」で角質層へ浸透し、細胞間脂質となって満たします。これが、「セラミド」の擬似的役割を果たすのでしょう。
馬油を塗った後に化粧水をつけると、ぐんぐん吸収するのもその成果だと思われます。馬油がセラミドの役割を果たし、水分を抱きかかえているのでしょう。
これに対し、普通肌で角質層の状態がすこやかであれば、角質層がちゃんと水分保持できているため、セラミドもじゅうぶんにあります。馬油が浸透してきても、余分なものになってしまいます。
★オレイン酸
馬油はオレイン酸を多く含みます。
乾燥肌の人は、脂肪酸バランスが偏っていて、オレイン酸が不足している状態にあります。よって、馬油を塗ることで、オレイン酸が補充され、肌の脂肪酸バランスが整います。
しかし、これに対して普通肌の人の場合は?というと、脂肪酸バランスが整っていてオレイン酸の量もじゅうぶんにあるため、馬油を塗ると、「過剰」になることがあります。これが「オレイン酸過剰」による、肌の荒れです。
「オレイン酸過剰」は、水分蒸発量が多くなり、もともと乾燥していなかったのに、結果的に乾燥肌をまねいてしまいます。乾燥肌の特徴が「不全角化」という毛穴の目立つ肌ですが、オレイン酸過剰は、まさにその不全角化を引き起こします。
このように、馬油は乾燥肌の「救世主」となるのでしょうが、肌が回復したら必要がなくなるはずです。しかし、これを使い続ける・なくては困る・・・という状態であれば、なにか乾燥肌(角質を取りすぎている)原因がほかにあり、そのためにつねに馬油で立て直している・・・という状態なのかもしれません。
また、角質を取りすぎる行為の1つが「化粧水のつけすぎ」(肌の水浸し。コットンパックも)なので、馬油の後、化粧水の浸透率がすごいからといって、そこに重点を置きすぎると・・・乾燥肌の繰り返しになってしまう気がします。
角質層へ浸透させられる水分は限られていて、限界を超えると角質層をふやかし、皮脂膜を流してしまい、肌バリアが壊れるので、乾燥肌となってしまうのです。
また、もともと角質層の水分は、化粧水がなくても保持できます。体内の内側から表皮へとにじみ出てくる水分を、セラミド等がキャッチしています。ですから、化粧水にそこまで重点を置く必要は、本来はないと思っています。
私は、普通肌のため合わなかったようです。「合わない」ということで、当初は★1つにしましたが、馬油じたいが悪いわけではないので、★2つに変更します。
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