2012/3/21 15:10:22
ラクロアの代表作 「セ ラ ヴ ィ !」
「素晴らしき人生」という意味です。
1990年からの5年間の製造で、原材料が入手困難とのことで廃番になってしまった、名香といわれている香りです。
初めて手にしたのは、20年以上前…某ブランドのパーティのおみやげで。
それ以来ずっとそばに置いています。
廃番になってしまってもう入手できないのは残念ですが、残り少なくなった今も大切に時々取り出しては香っています。
香 調:フローラルアンバリー
トップ:ベルガモット オレンジブロッサム パイナップル ピーチ アルデヒド
ミドル:イランイラン カーネーション ジャスミン ローズ チュベローズ ヘリオトロープ オリス
ラスト:アンバー バニラ シダーウッド サンダルウッド ムスク
トップはフローラルが強く感じますが、アルデヒドに押されてその他のものは弱い気がします。ミドルのフローラルもチュベローズが強いと感じます。ラストはパウダリーはほとんど感じません。あまり説明がうまくなくて伝わりにくいと思いますが、全体的に存在感のあるまとまった香りだと思います。
ボトルのキャップとなっているトップの赤い部分は、珊瑚をイメージしているそうです。
「今」の香りではないけれど、私の中ではNo.1パフュームです。
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- motokimamaさん 認証済
-
- 43歳
- 混合肌
- クチコミ投稿153件
2016/9/18 08:03:14
この香りが大好きです。
20代の頃に愛用してました。
廃盤になったことを最近しり残念に思っています。
再び香りたくてオードパルファムを入手しました。
やっぱり良い香り!!!!!
うっとりします…
まさしく名香。
最近色んな香水試しますがこんなに深く調和のとれた香水はないような。
イメージとしてはペンハリガンのようなしっとりとした女性らしい重さと甘さです。
愛されている喜びと幸せを感じる香り。
今は単純明快軽めの香りが流行っているように思います。
20年前は香水らしいトップミドルラストと変化していく甘く重めの香りが多かった。トレゾアもそうですし。
(当時流行った同じセクシーな香りでもプワゾンは嫌いでしたがこちらは大好き!)
適度に重く、甘く、甘美な夜を思わせるセクシーな香り。
主人はこの香りを纏うとまとわりついてきます。
間違いなく誘う香りです。笑
(追記 後日つけたところ、普段意見を言わない主人が珍しくこの香り好きだと自分から言ってきました)
あと寝香水に私にはぴったり。
この香りに包まれ、まったりとまどろむ時の至福といったら!
他の香りでは物足りない。
大切に使います。
気になるかたは一度お試しあれ。
本当に素晴らしい香りです。
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2014/6/16 06:58:57
もう手に入らないので☆5にしました。
当時、ラクロワのセ・ラ・ヴィを好んでいた私ですが、叔母がつけていました。時々私もつけていたのです〜。
叔母が亡くなってからは、すっかり忘れていた香り。たまたまいろんな整理でいくつか香水がでてきて忘れないうちに備忘録だけ先にして、香水はゆっくりときれいにいつか手入れをしようと、また箱の中に戻しました。
それで今頃わかったのですが、ラクロワのセ・ラ・ヴィとこちらのシャン デュ クール(心の歌)は同じ調香師だったんです。有名なエドアール・フレシエです。
希少価値の高い原材料ばかりだったので、とうとう製造中止に。なんとラクロワのセ・ラ・ヴィもそうなんです。
シャン デュ クールのボトルはアクセサリーデザイナーのアンジェラ・カミングスによるものです。銀杏をイメージしたボトルと首にかかるアクセサリー。
イタリアの国民的作家イタロ・カルヴィーノの小説の一説「まだ出会っていないようなその人だけの香りを持っている女性だった。」にインスパイアされたと何かの本で読んだのですが〜。
香りにはそういった新しい女性像が浮かんでこない。万人向けの香りです。たぶん、ゲランのシャンダローム(香りの歌)のように変化に惑わされない香り。
香調はフローラル、グリーン、シプレ
トップ:ガルバヌム、ヒヤシンス、スズラン
ミドル:ローズ、ジャスミン、ミモザ、ナルシス 、フリージア、プルメリア
ラスト:ウッディ、アニマル
甘すぎず、物足りなくもなく、すっきりしていて、きちんと香る。そんな日本人向きの香り。
まだまだ隠れた近所のお店屋さんにありそうな・・・。オークションにもまだ出てます。
■この香りは、SHISEIDOが、21世紀をむかえる女性の美しさをコンセプトに、ジュエリーデザイナー アンジェラ・カミングスによるボトルデザイン、パヒューマー エドアール・フレシェの調香によって生まれたものです。青く、果てしなく広がる空と海、豊かな地球の息吹をボトルに封じ込めました。ローズ、ミモザ、ジャスミン、ヒヤシンス、ナルシス、ガルバナムを一瞬にして拡がる自然の息吹が体内に取り込まれ、リッチで優しいフローラルが、甘くて切ないフルーティが、あなたの内部にとどいたとき、鼓動が熱く脈うちはじめます。そして、女性の発するひとつひとつの息づかいが地球のリズムと一体になったとき。温かく、やわらかなウッディーが結晶したエネルギーのように輝き、すべての飾りが排除されたありのままの美しさを、賛歌するのです。ボトルを開けてごらんなさい。新しい時代が、新しいあなたがそこに佇んでいます。(引用要約:リーフレット)■
リーフレットの内容にイタロ・カルヴィーノの小説を隠し味に用いただけなのですね。がっかり。
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- モニター・プレゼント (提供元:叔母のもの)
2019/3/19 23:48:54
ディーセス・エルジューダは正直、短期間に新製品を次から次へと出し過ぎて、廃番にするわけでもなく、各アイテムの個性や特徴の印象を整理しきれずに損をしているように見えます。
オイルタイプのFO/MOがいずれも無難に髪全体をカバーし纏めにかかるところ、同じくオイルタイプのリンバーセラムはもう少し攻めというか、纏めるだけでなくCMADK配合で積極的にトリートメントしますという気合が伝わって来る気がします。ミルボン公式ウェブサイトに掲載されている美容師向け冊子のソフトコピーに使い方の解説が詳しく、それによればタオルドライ後まず顔周りとハチ上を掻き上げるように塗布し、次に毛先に向かって馴染ませ、ドライヤーの熱をじゅうぶん念入りに当てて乾かすのが良いようです。
FOより重め、MOより軽めでまとまりよく仕上がります。クセ毛もなんとなくうまくニュアンスに持っていけそうです。いわゆるアホ毛もなんとなく落ち着きます。(落ち着きを増強したい場合は、やはり粗目の櫛ででも髪全体をコーミングした方がより良いようです。)
オイルタイプのトリートメントを使うと髪の太さにかかわらず髪がぺったり寝やすい、顔や首に油が降りてテカりやすいとお悩みの方に向くと思います。低刺激で、胸元や背中のニキビに転化しにくいのも良いです。
一点、手のひらに出して塗布する頃は甘いグリーンのキュートな香りがしますが、塗ってすぐ香りは飛んでしまい、ドライヤーをかけ終わるころはすっかり無臭になっています。フレグランスを邪魔しないので私は喜んでいますが。
なお、姉妹品のメロウセラムは、髪が落ち着くどころか塗ったそばからチリチリ、ゴワゴワになってしまいますのでお勧めしません。
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