まよう。さんのLikeしたクチコミ（Like件数順） - My@cosme

小町紅

季ゐろ

[口紅]

税込価格：13,200円発売日：2005/9/7

※つづきです

紅は他にも
魔よけとして用いられたり、温めるとして
着物に興味のある方はご存知の通り、
胴裏に使われたりしました。

戦後は白い表地が流行ったこともあり、裏地が透ける。
紅色の胴裏は「古い」とばかりに
白の胴裏に席巻されてしまいましたが、
わたしは紅絹が好きで、いまだに古い紅絹を使って仕立てます。

もちろん、本来そうであったであろう紅花の
紅絹裏ではありません。形骸化した戦前の新しい廉価な染料でしょう。
でも紅に惹かれる気持ちは、本来のものと変わりません。

うちにいくつか伊勢半の紅があったので
写真をアプします。
ひとつは祖母の遺品。他は１０代のころ買ったものと、比較的最近買ったもの。
微妙にどれも違うんですよね。


ちなみに、「京紅」と呼ばれてデパートや民芸品屋さんにある貝合わせのタイプは
片方赤で、片方黒いのですが、この黒のほうに紅花がほんの少し使われているっぽい？
かすかに玉虫色です。でもおそらく成分は食紅のようです。
あれ、『今も舞妓はんが使うてはるお紅です』がウリ文句なので
真赤に出ると思ってがっかりする方が多いようです。

『お座敷用に使ってる』のではなく『ふだんにたまに使ってる』のかもしれませんけど
表記がまぎらわしいですね。
口コミ前篇(笑）で書いた通り、
現在は全員ふつうのケミだそうです。
資生堂の「棒紅」とかかな。カネボウとかいろいろ舞台用の
日本古来風の化粧品出しています。

食紅の京紅も、
ほんとうの紅花の京紅も、オイルの上にのった質感とは根本的にちがう
しみこむような色づきです。
油彩絵の具と水彩絵の具の違いというと想像しやすいかもしれません。


本紅ですが、保管は日光をさけないと退色激しいようです。
江戸期の版画で、紅をつかったものがあるそうですが、
退色して黒くなっていました。びっくり。
資料が残っていて、再現したら紅赤だった！と分ったそうです。

わたし同様、
紅や、昔の化粧法に興味のある方は
ポーラ文化研究所からいっぱい資料文献が出ていますので
お勧めします。

伊勢半の紅ミュージアムでは、貴重な板紅を見ることが出来ますが、
残念ながら図版が充実していません。
現代作家さん展の図録の一部に紅の解説がありますが、
表紙いれて１０ページ（←いま数えた）に
2000円近い金額は微妙ですよね。買ったけど…。

図書資料も充実していません。弓岡さんや池田重子さんなどの
アンティーク着物関係など、普通に本屋にあるのが数冊程度のつつましさ。

そちらで紹介していただいた
吉岡幸雄氏の「日本の色辞典」
由来や歴史のほか、原材料の写真が豊富。

銀座の資生堂ギャラリーのほうは充実した本棚があり、戦前の
貴重な紙媒体を直接手に取れて感激した記憶があります。

ほかには、京都書院から、当時の衣装や化粧を再現したカラーが出ていました。
学生時代暗記するくらいガン見したのに、すみません、書名がわかりません。

あとは、これが一番面白いのですが、
国会図書館で、名もない文献をあさる。
当時の婦人雑誌の記事や広告は、
当時の息遣いを生々しく伝えてくれます。発見の山。宝箱です。
紙媒体ではなくスライドの文献なので読みづらいのですが、明治の「化粧法」指南の
本（スライド資料）も読めますのでお勧めです。

評価は、現代社会で普段使いにはあまり実用的ではない、
しかし、工芸品としてのすがたの美しさと、
素晴しい品質と文化として、次世代にも残してほしい思いをこめて、
☆６とさせていただきます。

２つに分けての長文失礼いたしました。

使用した商品

• 現品

イプサ

デザイニング フェイスカラーパレット

[パウダーチーク・プレストパウダー・メイクアップキット・パレット]

容量・税込価格：7.2g・6,380円発売日：2017/1/13

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【追記】つくづく「心は正直」。シェーディング以外に手が伸びず、他の3色減らず追加画像の状態。1年経過、星下げます。3→1へ。
リニュ前旧品が、チークカラーはベストでなくとも質感・メイク効果、本当に良かったので、全く別物。旧品も使ってた方々はこの変わりっぷり(方向性)気にならないんでしょうか…。
結果的にはごく少量のシェーディングパウダーを5800円で購入したようなものとなってしまいました。

-----以下、2017/5/1のクチコミ-----

前作と同色番の101PKを購入。比較の為研究資料的な意味合いもあって同色番にしました。
まあまあ良いのだけど比較すると…う〜ん、私は前作の方が好きかなぁ。リニュ後本品は色出し・質感とも抑えすぎでなんだかメリハリが無くなってしまった気がします。
粉質は向上が見られ、高精細感は前作よりありその点は洗練度が増したと思いますが。
以下は比較を含んだ詳細です。
(前作は2016/11/15に星5クチコミ済)

【全体に薄付きになった】
粉の粒子がより細かくなり、プレスト面の見た目の色も淡く全体に紗がかかったようになっており、実際の発色も薄い。
元々淡色のハイライトとパーフェクティングカラーはともかく、チーク・シェーディングは、手の甲やティッシュで余分を払わずにいきなり付けても大丈夫な位になりました。
急いでバーッとメイクするような状況ではリニュ後本品の方が失敗無く付けられると思いますね。リタッチの際なども。
本品はプレスト面の小ささから、付属ブラシを使わざるを得ませんが、小さいブラシでも濃くつき過ぎないような処方の調整がなされたのかもしれませんね。
ブラシで取る際の粉飛びが前作よりかなり少ない。

【ハイライトカラーのパールが殆ど排されマットになっている】
あくまで101PKにセットされているハイライトに関してですけれど、
ハイライトからほんと何故ここまでパールを抜くのかなぁと思うほどのマット質感となりました。あまりにもギラギラ過ぎるハイライトは肌のキメを荒く見せたり困る事もありますが、ハイライトはある程度シマー質感であってほしい。パーフェクティングカラーと質感・実効的にそう変わらなくなってしまい、チークのエッジぼかしにも使用できてしまいます。チーク・シェーディングも薄付きになり、ほんとパレット全体4色共が「ニュアンスカラーパウダー」みたいな質感になりました。

【色展開増のわりには】
相変わらず、チークがイエローアンダートーンに極端に寄った色展開。
チーク、せっかくだからもう少し青み寄り色も造ればいいと思うのですが、
こんなに色展開があるのに・・・。
これはイプサ(資生堂系列)の色設計における主義だから、もう致し方ないとうところかもしれませんが、、、それにしても頑なすぎないでしょうか?

とくに店頭テスターなどは、ライトによる退色(ピンクは光線で退色し易い)要因もありましょうが前作にもましてPKとORの色番群がどちらもそう変わらない低彩度オレンジ・コーラルの濃淡バリエーションに見えます。
但し、更に前作の繰り返しとなりますが、無難は無難。本101PK含め、PK・OR色相は誰がつけても「悪目立ち」はしない色でしょう。新しく追加されたレッド系がイプサ的インテンスカラー、冒険色となるのでしょうが私は自分で使うにおいては新色は興味がありませんでした。

【値上げ】
800円値上がり。デパートコスメはリニュで値上げがここ数年のお約束になっていますが。
デパブラでも高価格帯によく付属される、ベロア調外袋が付いたのですが…
個人的にこの手の外袋はいつも使用しないので、この外袋コスト分(わずかでしょうが)中味のブラッシュアップに注力する方向へ総て使ってほしかったですね。なんとなく高級感出してみました的な値上げのエクスキューズみたいで却って印象は宜しくないです(苦笑)。

【まとめ】
使いやすいパレットではあるので使用継続しますが、
ただでさえ「学校教材的味気なさ」があるのに加え、
前作よりかえって更に骨抜きのおとなしいパレットになってしまった感が否めません。
エイジングサインぼかし効果も前作の方があったような?
旧作をかなり気に入って更なるブラッシュアップを期待してのリピートだった為、今の処やや不満足気味。

【画像】
数か月使用した旧作と並べてみました。右の状態になるともうかなり使いにくくなるので、元の容量が少ない上「有効・実効ｇ数」が少ない面があり。(もちろん個々に持つ必要性がなくコンパクトに纏まっている利便性とトレードオフなので、一概に欠点とは言えないです)
※新作1年経過状態を追加。

使用した商品

• 現品
• 購入品

トム フォード ビューティ

アイ カラー クォード

[パウダーアイシャドウ]

容量・税込価格：8g・12,980円 / 10g・12,980円 / -・12,650円 / -・12,980円発売日：2013/2/27 (2024/2/16追加発売)

ショッピングサイトへ

#13オーキッドヘイズ。一重まぶたには合わない。
どの色もややグレーがかった感じです。また、明るい色はラメ・パール感が強すぎます。事前にブログや口コミで色合いを確認し通販購入したものの、現品確認の重要性を実感。
一重で小さい目の自分が使うと微妙な仕上がりに・・・。グレーがかった色が扱いにくい。明るい色はラメ・パール感が強くて扱いにくい。確かに上品なラメではある。でも、合わないものは合わない。。

大きすぎるケースも使いにくいですね。パウダーファンデケース同等のサイズ。できればもっと小さくしてほしい。

が華やかな顔立ちの人には合うと思います。
参考に、一重まぶたで迷ってる人にはサンローランのブラウン系がおすすめ。ツヤもほどほどマットに近く、色も非常に扱いやすいので。

単に使用期間が短いので慣れてないだけかもしれません。しばらく使用し再編集しようと思います。

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しばらく使った結果：やはりダメっぽい

使用した商品

• 現品
• 購入品

資生堂

ｗｅ’ｒｅ

[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)]

税込価格：- (生産終了)発売日：-

今ではもう、入手するのが困難なフレグランスですが、
約20年前の、私がまだ学生だった頃には、資生堂ブースに近づくと
フワッと漂ってくる、憧れの香りでした。
貧乏学生でバイトしていたのですが、そのバイト帰りに、
デパートの化粧品売り場をプラプラ・・・
いつかこれを買いたいな、と憧れながら眺めていた、それがこの商品です。

少し前にネットで購入しました。
あまりに懐かしくて、涙が出そうでした。
頼りなかった若い自分を優しく包み込んでくれたなんとも言えない香りが、
年月を経て、今度は懐かしさをあたたかく甦らせてくれました。

変わらなくていいんだよ、と言ってくれているような、
愛に溢れた香りだと、私は思います。


今では使用している人が多くないだろうと思います。
そのせいか、とてもいい香りがすると言われることが多く、嬉しくなります。
他にはない、言葉にできないような、深い、あたたかみのある香りです。

手持ちの香水をすべて処分して、一生この香りを纏い続けたいくらい。
と思わせた、私の人生に深く刻まれた香りです。

使用した商品

• 現品
• 購入品

UZU BY FLOWFUSHI

38°C/99°F Lipstick <TOKYO>

[口紅]

税込価格：2,420円発売日：2019/9/27

評価下げてすみません。
-2℃のブラウン購入しましたが、めちゃくちゃ荒れる…
皮がめくれるとかいうカワイイ荒れ方ではなくて、唇が真っ赤になり水泡だらけになって、口唇ヘルペスのような見た目になり、ヒリヒリします。
最初はこれを使い始めて2日目ぐらいに水泡ができ始め、使用を中止しました。
そのあと唇が綺麗になってからもう一度使ってみましたが、やっぱりこれが原因だったようで、水泡とヒリヒリが再発しました。
きっと何か成分が合わなかったんだと思いますが、カワイイ色だったのに残念です。

使用した商品

• 現品
• 購入品