2013/4/21 21:51:56
2013年4月17日発売
AMBER BRONZE COLLECTION 2013より
サマーコレクションパレット
ゴールデンブロンズ
アルマーニのサマーコレクションパレットを購入しました。
アルマーニサマーのPR画像は、かなり早い段階から海外ブログなどで掲載があり、ブロンズ×ブラウンという大好きな組み合わせのメイクを見て「私の今年のサマーはアルマーニかな!」と心待ちにしておりました。
パレットの内容はブロンズ×ゴールドをテーマとした、各コレクションで最近定番化している2段パレット式のコンパクトです。
上段がゴールド味を帯びたアンバーカラーのブロンザー、下段はダークブラウン調のアイシャドウ3色がセットされています。
上段 ブロンザー
輝きの美しいゴールドラメが吹きつけられています。
波打つような刻印とアルマーニのサインの型押し付き。
ゴールドラメ吹きつけなのですぐにとび、アンバーカラーのブロンザーが顔を出します。
新品の状態ですと、かなりラメ感の強いシアーな発色を想像しますが、本体はブロンザーの中ではややマットな部類に入る質感のアンバーカラーです。
照明の具合では一見マットにも見えがちですが、超微細なゴールドパールが効いているので艶を損ないません。ラメの大きさ・含有量が適度なためギラつく心配もありません。ブロンザーにしては粉質が非常に柔らかいため、重ねるとかなり発色します。
20代の頃は、ゲランのテラコッタシリーズのブロンザーとシャネルのブロンザーを毎年ヘビーユーズしていた私ですが、ゲランのブロンザーは基本的にかなり色が濃く(=暗い)かっこいいカラーが多く、それに比べると今回のアルマーニは明度高めのライトなブロンザーと言えると思います。
一方、シャネルのブロンザーは基本ゴールドラメ入り、焼きが硬く透明感のあるものが多く(近年発売されている夏限定ブロンザーは少々路線が違いますが)基本ベースにオレンジ寄りの明るさがあり、チーク使いにも適した使いやすいアイテムが多いのですが、対比すると今回のアルマーニはベースは沈んだまさにアンバー(黄褐色)なので、ブロンザーを使い慣れていない方や、普段明るいピンクのチークがメインの方がチークの代わりに使用すると肌色が沈みくすんだ印象を持たれる可能性がある色だと思います。
とはいえブロンザーとしては今回のアルマーニのカラーはシックないい色であり私は好きです。必要以上に主張しないゴールドラメが沈んだベースカラーを引き立てつややかに整えてくれる、その掛け合いぶりが秀逸です。
濃い目にチーク使いよりあくまで「ブロンザー」として肌色を変化させたりシェーディングを楽しんだりする使い方をしたほうがこのブロンザーのよさを活かせると思いますし、使いやすい気がしますが、私はチーク使いメインでシックな夏のブロンズメイクを楽しみたいと思います。
※画像2のブロンザースウォッチは右側が表面のラメ込みです
下段 ブラウン系アイシャドウ3色
パレット左から
カラー1 微細パール入りライトベージュ
カラー2 微細パール入りコーラル寄りライトブラウン
カラー3 微細ゴールドラメ入りダークブラウン
この3色、全てがすごく素敵なカラーです。
もともとシャネル・アルマーニの光過ぎない微細パールの質感が大好きなのもありますが、艶・発色ともに非常に秀逸と感じます。特にカラー3のダークブラウンは好みドストライク。赤みの少ないダークブラウンをベースにゴールドが華やかさをプラス。サマーの広告メイクのようにアイホールまで広げても日本人の私でも違和感のないメイクに整う適度な発色がすばらしいです。
カラー2のライトブラウンは画像や紙面ですとピンク寄りカラーに見えますがあくまで明るいブラウンといった印象でベースカラーとしても優秀な色です。ボルドー系カラーと合わせても良いと思います。
カラー1のライトベージュはホワイトに近いカラーで輝きも明るめ。濡れたような艶の出方で白光りはありません。発色も良いのでハイライトカラーとして眉下や目頭のポイント使いにも重宝します。
カラー3はダークカラーですが、薄めに使用すれば濃い目が苦手な方でも抵抗なく使用できる本当に良い色ですし(濃い目に重ねた際がやはり1番美しいですが)3色ともに間違いなく長く愛用できる色だと思います。
今年の夏は今回新しく仲間入りさせたアルマーニのパレットで大好きなブロンズサマーを楽しみたいと思います。
※文字・画像数制限によりアイテム画像及び商品詳細はBEAUTIST記事に掲載します。
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[パウダーチーク]
税込価格:8,470円 (生産終了)発売日:2013/4/5
2013/4/7 20:18:48
【BLUSH SAKURA】2013年4月5日発売
ゴールドパール入り4色グラデーションというビジュアルがなんとも美しい春色ピンクチークです。
親しくしていただいているメンバー様の「ブラッシュジェセリノワール」(過去限定品)の投稿を以前拝見した際、そのビジュアルの美しさに惚れ込んでおりましたが、今回数年ぶりに同系統のチークが発売され、これは欲しい!と思い数ヶ月の間発売を楽しみにしていたアイテムです。
何よりほれ込んだのはそのビジュアルのかわいらしさですが、普段はシャネルのジュ・コントゥラストを愛用しており、チークに関わらずメイクアップアイテムはシャネル・アルマーニにほぼ絞っているため、他ブランドのアイテムを購入するのは非常に慎重な私。(理由は単純で、過去の経験上他ブランドのアイテムは最後まで使わない可能性が高いという個人的理由です)そのため、サクラも購入前に実に3度もタッチアップをしていただき(購入時タッチアップも含めると4度)慎重に検討して購入を決めました。
更に今年は手持ち消費を楽しみたいため、購入には若干普段よりシビアに構えておりますが、手持ちのチークで今年中に使い切りそうなものが数点ほどあることと、手持ちとあまりかぶらない質感・色味であった点も購入の決め手となりました。
全てのカラーにゴールドパール・ラメが含まれており、パールで艶感を出すタイプのチークです(普段私が愛用しているシャネルのジュ・コントゥラストは抜群の透明感で肌を美しく見せるものなので質感が異なります)見た目より薄づきでほわっと明るいピンクが可愛らしく頬を彩ります。
4色チーク各色について
(全てゴールドパール・ラメ入り)
上から順に
カラー1 オレンジ寄りピーチピンク
カラー2 パールホワイト
カラー3 ヒューシャピンク
カラー4 濃い目ローズピンク
パレットの上でははっきりと色の違いが分かりますが、スウォッチを見ていただくとお分かりいただけるかと思いますがパール感が強く薄づきなために各色単色でも色の違いは大きくは出ません。
プレスはカラー3のヒューシャピンクのみ固め、他は柔らかめです。
よって全色ブレンドして使用してもカラー3のヒューシャピンクのみ主張するということがなくバランスよく色がのる設計になっています。
カラー1+2のみで仕上げるとピンクの発色は弱く艶出し用チークといった位置づけになります。頬に幅広く入れて艶肌を演出します。
カラー3+4のみで仕上げるともっとも色が濃く出てお洒落な印象に。薄づきですので濃く出す場合は何度か重ねる必要ありですが頬骨の上に入れてシャープな印象に仕上げても◎です。
全色ブレンドして仕上げると発色・色味のバランスがもっともよく明るく可愛らしい春ピンク、まさにサクラ色の仕上がりになります。やはり全色MIXがベストです。頬の内側、目の下の三角部分の下あたりを中心に濃い目に色を重ねるとすごく可愛らしいメイクに仕上がります。
ゴールドパールがふんだんに含まれている点で、手持ちのHRウォンテットブラッシュの艶感・発色と似ており(カラー1はウォンテットブラッシュの【#01glowing peach】に色味がそっくりです)光でくすみを飛ばし艶を出すタイプのチークです。全色ミックスしたピンクは頬の上でくすむことなく見た目通りの明るいピンクがメイクオフ時まで持続する点も高ポイントです。
明るい春の日差しの下で鏡を見た際に、表情全体がとても華やいで見えたのがとても好印象でした。
頬の上でぺたっとマットに付かないピンクの発色がすばらしいと思いますが、ゴールドパールが結構効いているため質感に好き嫌いはあるかもしれません。シャネルのジュの微細パールで魅せる質感に慣れていると余計輝きが強く感じる可能性はあると思います(←私です)
私はあえて違いを選んでの購入ですが、パールの強いチークが苦手な方はタッチアップ後の購入検討をおすすめいたします。
2段構成のコンパクトで、下段にはピンクのブラシがセットされています。
毛束はあまりつまっていない平筆のためがっつり色は乗りませんので普段は自前のチークブラシを使用する予定ですが、外出先でのリタッチには重宝しそうです。
アイシャドウはSAKURAメイクでクローズアップされている淡いラベンダー系パレットエクランキャトルクルール#08レ・フュメと合わせて楽しもうと思います。
白いコンパクトも清楚でとても可愛らしい印象。普段滅多にビジュアル買いはしない私ですが、心躍る様なアイテムを購入することができでとても嬉しいです。春使用がメインとなりそうですが、大切に使おうと思います。
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[リップライナー]
税込価格:3,080円発売日:2002/8/29
2013/4/7 20:17:32
※購入色追加・本文編集
アルマーニのリップライナーのラインナップは、ベージュ系・ピンク系・ブラウン系とややスモーキーな色展開です。
全てパール・ラメなしのマットカラーですが、なじみやすく、定着力がよく、乾燥しない部分も気に入っています。
【#09】(定番色)
パール・ラメなし、くすみのない明るいローズピンク。
私の春メイクのお気に入り色、濃い目ピンクリップ/シャネルルージュココ【#117 マグノリア】(定番色)・ルージュアリュール【#197アンニヴレ】(2011年ノエル限定色)と合わせるために購入した色です。
手持ちのベージュピンク【#12】よりもくすみのない濃いロースピンクのため、濃い目ピンクリップと組み合わせるのに最適です。
#09でアウトラインを取り、内側にぼかし込み、濃い目ピンクリップをオン、仕上げにベリー系のピンクグロスを合わせるリップ強調型のメイクが最近気に入っておりこちらを多用しています。
濃い目ピンクリップはリップライナーで輪郭をはっきりと強調したほうがより仕上がりが美しく、可愛く魅力的な唇に見せることができます。
このライナーのみで唇を塗りつぶしグロスをオンするのもかわいいですし、ライナーで唇を塗りつぶしてからピンクリップをオンすることでより濃い目・落ちにくいリップメイクを作ることができます。
ローズ寄りのピンクなので、可愛らしさの中もエレガントさの残る部分もお気に入り。くすみのないピンクリップがお好きな方にはオススメなカラーです。
【#12】定番色
パール・ラメなしのベージュピンク。海外公式サイトでは【burnt rose】と名がついていますがローズ味を含んだスモーキーピンクとも言える非常に使いまわしの効く1本です。
アルマーニのリップペンシルの中では#09のの方が華やかで明るいローズなので、ヴィヴィトなピンクリップと合わせるライナーとしては#09が頭に浮かびます。#09とスモーキー系リップを合わせると、#09の赤みが強く出てリップが赤寄りに引っ張られるため(←それはそれで可愛いですが)ベージュやベージュピンクのリップには私はこの#12を合わせます。
私の唇の色は赤みはさほどないごく標準的な色ですが(BAさんによるとリップが色味通りに発色するタイプだそうです)#12は唇の色に近いため、馴染みがよく重ねるリップの色を変色させず、綺麗にアウトラインを整える役目を果たします。
適度にくすみのあるカラーなのでMY定番のベージュリップとも相性抜群。ピンク、ベージュ、ブラウンと幅広く使用できるのため重宝しています。
【#01】定番色
パール・ラメなし、赤みの少ないブラウンです。
ベージュ・ベージュピンクのリップを使用する際に愛用している私の溺愛色。
アウトライン濃い目に仕上がりますが、溺愛色のルージュドゥアルマーニ【Beige #100】【Pink #103】と合わせるリップメイクが大好きです。
仕上がりはシックな口元に。
その他シャネルのルージュアリュールのヌードベージュ【ヴェルヴェット#31 LA FURTIVE】、アリュールのブラウン【#81 INSOUCIANTE】、ベージュピンク【#23 DISCRETE】とも合わせて使っています。
ルージュドゥ100や103と合わせる場合、よりリップの色を強調するためには、#12を合わせてナチュラルに、スモーキーでクールな仕上がりにするためには#01を合わせるのがオススメです。
アルマーニのリップライナーは色味がとても気に入っているのもありますが、☆7評価の理由は、何より品質の高さにあります。
芯が適度に柔らかいためひっかかりなくなめらかに伸び、ラインをひく際に刺激を感じることがありません(←唇の弱いタイプは芯の方さが刺激となるためここ重要です)シャネルのクレイヨンレーヴルより柔らかいです。
昔はシャネルのライナーを使用していましたが、リップペンシルに弱い唇でどのブランドのものでも大概荒れてしまう私は、大好きなシャネルも例外ではなく、欲しい色があってもなかなか進んで購入ができなかったのですが、アルマーニのライナーはNOトラブルであり、品質の高さに惚れ込むばかりです。
当然個人差はありますが、リップライナーで荒れやすい方には是非お試しいただきたいです。
現在愛用中のカラーは今後も定番アイテムとしてリピートしていく予定です。
※ペンシルシャープナー付。
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2013/4/7 20:16:29
私の最愛の下地がこのアルマーニUVマスタープライマーSPF40(ベージュ)です。アルマーニでよくお買いものをするので、購入の際にいただいたサンプルチューブを現品1本分に至るほど使用させていただき、とても気に入って今年の年始に現品を購入しました。
UVマスタープライマーの特徴を一言でいえば「高SPF値なのに乾燥しない年中使用できる優秀下地」と言えると思います。
【色・テクスチュアについて】
水分をたっぷり含んだミルクのような柔らかいテクスチュア、色は若干黄味寄りのアイボリーです。
【効果について】
黄味よりアイボリーですが、肌の上で色は殆どつきません。あくまで肌をフラットに整え、ベースとなる「瑞々しい艶」を作るのがこの下地の特徴です。パール感もないため、補正・ハイライト効果はありません。
パールによる輝き系の艶を求める場合はアルマーニのフルイドシアー(ピンクパールベースのFD)を混ぜての使用がおすすめです。
瑞々しい艶が出るので、艶ファンデとの相性が抜群です。
ファンデの艶をしっかりバックアップし潤った素肌感を演出することができます。
効果の面では艶FDとの相性が良いですが、基本透明下地なので合わせるFDを選ぶことはありません。
アルマーニの各FDはもちろん、シャネル(ヴィタルミエールアクア、エクラなど)やゲラン(ランジェリードポークリームコンパクト)クレドポータンナチュレールサティネなどと合わせて使用していますが、どれも相性悪く感じるものはありません。どの下地とも相性が良い点も高ポイントです。
【SPFについて】
SPF40PA+++と、真夏使用にも適した高い紫外線防止効果があります。それでいて、高SPF値の下地によくありがちな皮膜感やつっぱりが全くありません。
後肌の疲れもなくかなり重宝しています。
ちなみに同じくUVマスタープライマーのピンクの方はSPF30PA+++です(このSPF値の違いについては不明なのですが)アイボリーの方が高SPF値であるにも関わらず崩れも少ないのもアイボリーが気に入っている理由のひとつです。
【保湿面について】
この下地の最高に良い点は、高いSPF値で真夏にも対応可能でありながら冬場の乾燥時にも問題なく使用できる保湿力のある部分です。冬場は美容液や下地でも乾燥しないよう保護はしていますが、真冬でも乾燥を気にせず過ごすことができます。
昨年夏場にも非常に重宝したUVマスタープライマー。
この夏もUVマスタープライマーメインに日焼け止め対策をしっかり行おうと思っています。
以下は、冬場に保湿系下地、シャネル/バースイドゥラタントリサントと効果比較した際のものです。
冬場にもUVマスタープライマーを愛用していましたが、同じく保湿系下地のシャネル/バーズイドゥラタントリサント(以下アルマーニ・シャネルと記載します)と半顔づつ塗って効果を比較してみました。
【色・テクスチュア】
アルマーニは緩いミルク状、カラーは黄寄りアイボリー。シャネルは薄いピンクのクリーム状、肌に伸ばす際はアルマーニのほうが軽く伸びが良いです。シャネルはクリームを肌に伸ばす感覚で、下地にしては少し重たさがありますが、その分しっかりと肌に密着します。
【下地効果】
ここは基本的にシャネル・アルマーニ両方似ています。補正効果はありませんが、無色で肌を滑らかに整え、パールや色に頼らない肌に自然な艶をもたらすタイプで両者の仕上がりは似ていると感じました。FDの崩れ方にも差はありませんでした。
【SPF値について】
シャネルはSPF20PA++、アルマーニはSPF40PA+++。
ここに大きな差がでます。
【保湿面について】
保湿面については両者大差はありませんが、あえて言うならば、シャネルの方がクリームタイプで密閉度が高く潤う感じがあり、オフ後の後肌はよりしっとりしている気がしますが、特ににアルマーニが乾燥するということはありません。両方合格ラインです。
【価格】
アルマーニ 30ml 5,985円/シャネル 35ml 6,090円(税込)
結果、下地としての効果も保湿面も似ており私は両方好きですが、SPF値の違いから季節ごとに下地を買えずに年中愛用できるアルマーニが便利だと感じています。
シャネルでは、バーズの他には色補正のできるルブランメークアップベースも好きですが、UVマスタープライマーひとつあれば基本下地は困らないかなと思えるほど、特に足りない点が見当たらない優秀な下地だと思います。
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2013/2/9 19:25:22
2013年 2月22日(金)全国発売
アジア限定コレクションより
オンブル フルリ【#DELICATESSE】
タッチアップの感想です。
今月発売されるアジア限定色、オンブルフルリ【#デリカテス】
カメリアの型押しのされた特別限定仕様、パールと微細ラメをたっぷり含まれた艶の美しい4色シャドウです。
カラーはパレット左上から時計回りに、
メタリックグリーン、パールホワイト、パープル、パールベージュの4色構成です。
色味・仕上がり両面からみた全体的なイメージとしては、2011年のスプリングで限定発売されたオンブルペルレドゥシャネルと似ていますが、まずオンブルペルレはクリームに近い質感であるのに対し、デリカテスはレキャトルよりもはるかにしっとりとした粉質ではありますがあくまでパウダーベースです。
発色具合はデリカテスの方がペルレより穏やかで柔らかく、メタリックグリーン以外は色の主張は弱めであり、あくまで軽めの発色で艶を楽しむタイプのアイシャドウです。艶に関してもオンブルペルレの方が強く、デリカテスの方が穏やか。オンブルペルレは発色もそこそこ良いので濃い目につけるとインパクトのある目元になりますが、デリカテスは発色は抑え目で、艶も適度なため「春らしい軽さのある目元」という意味ではデリカテスの発色・艶の出方の方がより美しいように感じました。
各色についてですが、ホワイトパールは白光せず適度な艶感が美しくとても使いやすいカラーです。パールベージュは、コーラルに近い色味で、こちらも色の主張が強くありません。濃いピンクやコーラルをアイホールに使用するのが苦手な私にとってはとても使いやすい色です。さらに締色のパープルも発色は抑え目で、色味は鮮やかすぎずスモーキーすぎない春使用には適した適度な色調です。そして今回のキーカラーとなるメタリックグリーンですが、こちらはトーン明るめ、発色が良く、ラメ・パールの輝きも華やかでシルバーの主張も強いインパクトのあるカラーです。
このカラーがこのパレットの好き嫌いを決める1つの要因になると思われます。
タッチアップでのメイク方法は、
1 アイホール目頭から眉下にそってパールホワイトを入れる
2 アイホールにパールベージュを広げる
3 二重幅強にパープルを入れる
4 スティロの限定色パープル【#77 PURPLE BERRY】でアイライナーを入れる(+スティロのブラックでインサイドライナーを入れる)
5 下瞼全体にシルバーグリーンを入れる
6 上下にたっぷりブラックのマスカラを塗る
まず上瞼に使用したカラーはすべて発色が穏やかであり、スティロの限定新色#77も発色は弱めなため、非常にエアリーな仕上がりとなります。そこに下瞼に入れたシルバーグリーンでアクセントつけるメイクとなりますが、シルバーグリーンは使用せず3色のみで仕上げても春メイクには素敵な仕上がりだと思います。
4色全体のバランスを崩さずにシルバーグリーンを上瞼に使用する場合は、あくまで目頭に少し置くなどポイントカラーとしての使用や、使用量の調節、入れる幅を考える必要があると思いますが、思い切ってシルバーグリーンをメインカラーとして広げ、シルバー基調のアイシーな目元を作るのも面白いのではないかと思います。
私は現在、手元に沢山あるアイシャドウの中で春に使用したいと思っているアイテムが沢山あるため、今回は購入は見送りますが、全体感としては各色のもつ艶が美しい点と、発色の穏やかさが春使用のシャドウとしては好感があり、濃い目のシャドウやアイシャドウがっつりなメイクが苦手な方は使いやすいパレットではないかと思います。
逆に締色としての濃い色が存在ないため、目元をしっかり締める場合は、アイライナーとして今回のスティロ#77使用では多少物足りないため、濃い目の色味のアイライナー併用がお勧めです(#77は濃すぎない色味のため下瞼のライン使いに使用しても素敵です)
パレットの色味としては、メタリックグリーンのシルバー要素(輝き強め)に好みが出ると思いますので、ご購入には店頭タッチアップにてお好み具合のチェックをお勧めいたします。
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