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Hikari.Sさん
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パコ ラバンヌ / ワンミリオン オーデトワレ

パコ ラバンヌ

ワンミリオン オーデトワレ

[香水・フレグランス(メンズ)]

容量・税込価格:50ml・8,030円 / 100ml・12,650円発売日:-

1購入品

2024/4/6 20:38:58

 ヨーロッパで長年売上1の香りとの触れ込みにつられ、サンプルを1000円以下でゲット。一言で済ませるなら、小学生の女の子が使っていそうな匂い付き消しゴム。いやいや、そんなことはあるまいと、ムエットと地肌で何度か試しましたが、やっぱりパステルカラーのファンシーな消しゴム……。まあ、喫茶店のコーヒー代くらいでしたので、痛い出費ではないのですが、もしこれをフルボトルで購入していたら、一日寝込むくらいショックだったろうと思います。★は0にしようと思ったのですが、世界的な評価も踏まえ、1つだけ付けておきます。

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ルイ・ヴィトン / IMAGINATION

ルイ・ヴィトン

IMAGINATION

[香水・フレグランス(メンズ)]

税込価格:-発売日:-

7購入品

2024/3/2 00:40:55

 香水を愛する者にとって、その香水の価値は「香りそのもの」にある、と私は強く確信しています。もちろんボトルの美しさや香水にまつわる物語、歴史、世界観などに強く惹きつけられる、ということもアリだとは思いますが、いくらココ・シャネルの哲学に共感し、プレタポルテや革製品を愛用しているからといって、自分にとって心地よくない香りを「この香水はCHANELだから」という理由で使用するのは、あまりにもナンセンスだと思うのです。その逆もまた然り、たとえブランドに対するイメージが好ましいものでなかったとしても、香り自体が素晴らしければ、ブランド名を度外視して愛用すればいいのです。……ここまでの話でお解りになった方もいるかと存じますが、正直に申し上げますと、LOUIS VUITTONに対する私のイメージは、ややそれに近しいものがあります(あくまでも個人的な考えです)。

 具体的に申し上げるのは差し控えますが、とりわけあの象徴的なモノグラムならびにダミエ柄は、どこから見ても誰が見ても一瞬で「VUITTON」だと認知できてしまいますよね。「いいバッグ使ってるね、どこのブランド?」という他愛のない(けれど相手との関係を切り結ぶ上で案外重要になってくる)会話ができないのは、何だか少し物寂しい感じがするのです。一方、香水に限らず「香り」自体には色も形も文字もありません、香りから何かを意識的・無意識的に「連想」する場合を除いて。そのため、彼ら・彼女らがかつて嗅いだことのあるものでなければ、今日の私がどこのブランドの何の香水を纏っているか、周りの人たちは知る由もないのです。ある意味において、香水を纏うことは、神秘性を纏うことでもあるのです。

 このように、ブランド名の先入観抜きで嗅いだ人のイマジネーションを掻き立ててくれるであろう香りが、まさにこの「IMAGINATION」(読み方は「イマジナシオン」)です。「これはLOUIS VUITTONの香水です」と自ら申告しなければ、少なくとも私の周囲は誰一人としてVUITTONの香水だと気付かないでしょう。でも、それでいいのです、自分の愛する「香りそのもの」に興味をもってもらい、それをきっかけにして私自身に興味をもってもらう。そのほうが、シンプルにおしゃれだと感じるからです。成熟社会に突入した現在の日本は、イマジネーション=想像力の時代に入ったと私は思います。

 香水好きとして世間一般の人たちよりも香りに対する愛は強いですし、香水によっては芸術作品と呼ぶに相応しい傑作もありますが、香水なんて所詮「消え物」です。日常生活で使う、なくなったら次のを買う。使えば使うほど味の出てくる一生ものの革製品や腕時計と違って、香水は大切に使っていてもわりと短期間で劣化します。開封して4〜5年くらい、トップノートのフレッシュな部分が潰れ(すぐに飛んでしまったり、嫌な酸味が出てきたり…)、ベースノートが煮詰まった感じになると、もう使用期限は過ぎています。一流メゾンの香水だからといって、その劣化は免れないのです。ある意味で、香水はブランドや調香師に関係なく、あるいは使用香料や価格に関係なく「香水」という名の下において平等といえます。だからこそ、「LOUIS VUITTON」の名を冠した香水だから、という理由ではなく、単純に香りが自分好みだから、という理由で私はこのはかない消え物を愛し続けることでしょう。

 ……と、ここまでは僭越ながら、私めの香水哲学の開陳と相成りましたので、最後にIMAGINATIONの印象をご説明します。この香水はサンプルをワンプッシュした瞬間に大当たりを確信しました。かなり精緻に創られていますので香りの構成を特定するのは難しいのですが、水のような透明感のある果実と、ささやかな苦みと甘みのバランスが絶妙です。ブラックティーの香り、と紹介されることが多いですが、何を隠そう、この作品の調香師は「世界三大調香師」の一人であるJacques Cavallier――同じく「紅茶」の香りで知られるVlgari Pour Hommeを世に放った巨匠です。IMAGINATIONの清らかでうっとりさせるような、そして安心感のある香りは、彼の多くの作品に通じるところがあります。ただ、この香りの醍醐味は、ミドル〜ラストにかけて徐々にせり上がってくる、とても高級感のあるノートにあります。調べてみると「アンブロックス」と出てきますが、大衆的な香水で使用されているものとは一線を画す、Creedの香水を彷彿とさせるような「上質な人工アンバーグリス」が使用されていると思われます。私が一目惚れしたのは、このノートをベースとした香り全体なのだと悟り、史上最速レベル(?)でフルボトルの購入を決意いたしました。

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  • 現品
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エルメス / テール ドゥ エルメス

エルメス

テール ドゥ エルメス

[香水・フレグランス(メンズ)]

税込価格:-発売日:-

6購入品

2023/9/29 01:42:29

 Terre D'Hermes(EDT)を初めて知ったのは、この香水の愛用者として名高いローランド様が世の中に認知されるよりも、ずっと前のことです(ローランドといわれれば、世の中の多くの人が真っ先に「シンセサイザー」を連想していた頃です)。まずもって、決してミーハーでクチコミをしているのではない、ということを申し述べておきたいのです。あれはたしか10年近く前のこと、たまたまサンプルが手に入り、この香りにお目にかかりました。その当時、男性用・女性用問わず泥沼のように買い漁っていたCHANELの香水、それらの複雑さと濃厚さとは一線を画す「洗練された気品」をTerre D'Hermesから感じ取りました。それ以来、わたしにとってHERMESのイメージはこの香りそのものとなりました。世の中の人が「HERMES」と聞いて「カレ」と呼ばれるスカーフや「バーキン」と呼ばれるバッグを真っ先に思い浮かべるのと同じように、この香りを思い浮かべるのです。香りは記憶と結びつき、香りによって昔の記憶が呼び起こされる、とよく言われますが、この香りはわたしに「HERMES」というメゾンの佇まいを鮮烈に想起させるのです。

 この香りは「大地に根を張るオレンジ」のトップノートで幕を開けます。オレンジの香り、といえば私も常々愛用しているACQUA DI PARMAのArancia Di Capriが有名ですが、あちらが陽気な地中海を彷彿とさせる瑞々しいジューシーなオレンジなのに対し、こちらは大地を感じる土っぽいビターオレンジです。この時点で、年代や性別等によっては好き嫌いがはっきり分かれるかも知れません。柑橘系香料は「爽やかさ」「若さ」のみを象徴するものでは必ずしもなく、伝統的に男性のコロンやヘアトニックに用いられてきたことからも判るとおり、他の香料(Terre D'Hermesの場合はベチバーとパチュリ)との組み合わせ次第では「成熟」「円熟」を醸し出すこともあるのです。そういったコロンやヘアトニックを使う父親をもつ若い女性、もっと限定するならば、女子大生、女子中高生あたりはTerre D'Hermesの香りを「オッサン臭い」と否定的に捉えるかも知れません><。香り自体が悪いのではなく、そういった印象が彼女たちの記憶に刷り込まれてしまっているだけなのです。

 そんな「好みの分かれそうな香り」であるというのも事実ですが、この香りには魔力がある、というのもまた、紛れもない事実のようです。他の方のレビューや動画サイトの「愛用香水紹介」を拝見していると、Terre D'Hermesを着ているときには「それは一体どこの香水ですか?」と訊かれることが多々ある、というコメントをよく見かけます。私が10年越しのフルボトル購入に至ったのには、そのような背景があります。言われてみれば確かに、この香りを纏っていると行く先々でいつもより丁寧に扱われるような気が……。香りは周りの人々の感情までもコントロールする――私の愛読書であるパトリック・ジュースキントの小説「香水(Das Parfum Die Geschichte eines Mrders)」にも同じようなことが描かれています。人気商売をされているローランド様がこの香りを愛用しているのも、納得なわけです。メゾン香水にしては価格がお手頃であり、1年中いつでも・どこでも使えるというコスパの高さは、私の香水コレクションの中でもずば抜けています。

 余談になりますが、実は私も人気商売の端くれのようなものを生業としており、身だしなみの一つとして香水を纏うようにしています。様々な香りを使ってきましたが「いい香りですね」と言われた香水は意外に少ないです。史上最も使用したCHANELのAllure Hommeは他のレビューでも書きましたが、若い女性の受けが良かった。それからEGOISTE PLATINUM、これはふらっと立ち寄ったコンビニのおばちゃんに「いい匂いね!」と絶賛されました。そしてBleu de Chanel(EDT)、最近の定番ですが、こちらも「いい匂いがする〜♪」と褒められることが多いです。こうして並べてみると、どれもこれもCHANELばかりですね(汗)。CHANELの訴求力の強さなのか、はたまた、私の体臭との相性がいいのか、真実は闇の中。ただ、私にかつてないほどしつこく「どこの香水使ってますか? 教えてください!(教えてもらうまで帰りません!)」と訊いてきた女の子は、どうやらDiorのSauvageがいたくお気に入りだったみたいです。最後までもったいぶって教えなかったので、この場をお借りしてSちゃんには謝罪させていただきます。m(_ _)m

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シャネル / ブルー ドゥ シャネル オードゥ トワレット (ヴァポリザター)

シャネル

ブルー ドゥ シャネル オードゥ トワレット (ヴァポリザター)

[香水・フレグランス(メンズ)]

容量・税込価格:50ml・12,650円 / 100ml・16,940円発売日:2010/9/3

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7購入品

2023/4/28 10:54:27

 私には、家を出る前におこなう一連の習慣があります。自分で淹れたコーヒーを飲む、歯を磨く、シャワーを浴びる(シェービング・シャンプー・ボディーウォッシュもセットで)、デオドラントをする、香水を着る、服を着る、そして髪をセットする。時と場合によって手順の違いはあるにせよ、これらを漏れなくおこなうことでOFFからONへのスイッチが入ります。習慣というよりも、儀式、と呼ぶのがふさわしいかも知れません。夜もお風呂に入るのですが、家を出る前に身体を洗って自分の体臭をリセットするようにしています。季節を問わず、我々人間は寝ているあいだに結構汗をかくようで、「起き抜けの体臭」が香水と混じるともわっとした悪臭を放つのは経験上心得ています。ある意味において、この儀式は香水を身に纏うために出来上がったものともいえます。「朝風呂に入ると身体が冷えて風邪を引く」と言われたりしますが、私にはそんなのお構いなしです。この儀式を放棄するのは、インフルエンザやコロナに感染したときぐらいで、香水をどうしても纏うことの出来ない日に限られます。

 身体を洗うときは専ら十年以上愛用している「牛乳石鹸」の赤箱を使います。様々なブランドで香水の香りをベースにしたシャワージェルが出ていますが、あくまでも香り付けは香水のみで。ただ、シャワージェルっぽい香りは好きです。清潔感のある香りって、誰にでも好かれるんですよね。休日はウッディ・アンバー・グルマン系の香水を付けてマイペースにいくのが我流なのですが、仕事の日はどうしても万人受けする香りを纏いたくなる。ここ数年はコロナ渦で周りがマスクをしているということもあり、平然とTobacco VanilleやTuscan Leather、Lost Cherry、Egoiste(黒箱のほう)を仕事に着ていくこともありました(汗)。でもふとした瞬間に、毎日個性のある香りを纏うのって疲れるよな、と自省したことがあり、それ以来仕事のときはBleu de Chanel(EDT)に頼るようになったのです。EDPバージョンも候補に入れたのですが、インセンスやアンバーが強く出るため結局EDTに落ち着きました。

 トップノートの、ベルガモットの香りの中から立ち上がるシャワージェルを彷彿とさせる男らしさ、ミドルノートのジンジャーをベースとしたスパイシー感、そしてラストノートの少し苦みのある、土っぽい残り香(おそらくベチバーやパチュリ由来のもの)、どれをとっても着ていて心地よく楽しめます。EDTなのに長持ちするのは、さすがChanel。ここ数ヶ月ほぼ毎日着ていますが、飽きのこない香りでずっと付き合っていられます。冬の終わりから着始めたのですが、夏前くらいまでは香害にならず使用できそうです。ただ、鼻馴染みする香りではあるので、思わずたくさんプッシュしてしまうのが悩みどころ(度を超すと「歓楽街のお兄さん」になります)。こういう香りこそ、太腿などに少量つけてふわっと香らせるのが粋なのでしょうが、私にとって、朝の儀式の最後に自分を整える「ラッピング」のようなものなので、ついつい気合いを入れて4プッシュほどしてしまいます(苦笑)。いや、逆にそれくらい纏って一日過ごしたあとの残り香を夜のプライベート空間で楽しむというのが、乙なのかも知れませんね(隣に女性がいればなおよいのでしょうが……)。

 香水に「物語性」や「神秘性」を求めるのであれば、この作品は物足りないし面白味がないと思います(そういう意味では、私も大好きなニッチ系香水とは対極にあるといえます)。しかし、そういった崇高なものを日常で高らかに掲げて、共感を得る機会が果たしてどれくらいあるのだろうか、奇抜な香りで人を強制的に振り向かせ、記憶に爪痕を残すのが私の日常といえるのだろうか、と考えるときもあります。日々の生活に融け込んだ、清潔感のある香り。人を振り向かせるほどではないけれど、あの人いい香りかも、とほんの少しだけ思ってもらえる香り。同じものを他の人が着ていても、何となく許せてしまう香り。そういった香りを気負いせず纏えることが、ささやかな日常で大切にしたい、ささやかな幸せなのだと思います。だから、もしも、今所有している数十本の香水をほとんど処分しなければならないとしたら、Bleu de Chanelは必ず手元に残しておくでしょう。今日もいつもと変わらず、朝の儀式のフィナーレに、日常に融け込むためのラッピングを施して家を発つ自分がいます。

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クリード / シルバー マウンテン ウォーター オードパルファム

クリード

シルバー マウンテン ウォーター オードパルファム

[香水・フレグランス(メンズ)]

容量・税込価格:30ml・20,900円 / 75ml・30,800円 / 120ml・40,150円発売日:-

7購入品

2023/4/10 00:52:37

 あなたは海派ですか、それとも山派ですか?――大通りの不躾なクラクションや緊急車両の忙しないサイレン、喋り出すと止まらない同僚の無益な愚痴(しかも声が大きい!)、そして一日に百通以上飛び交う仕事のメールにうんざりしたとき、わたしはひとりになったトイレの個室で、自分の原風景の中にある飛騨山脈の連峰を思い浮かべます。小学生の夏休み、今は亡き祖父母と、当時小学生だった妹と一緒に新穂高へ旅行に行きました。ロープウェイを登ると、そこには山頂に雪をうっすら残した北アルプスの山々がそびえていたのです。辺りに吹く風は夏なのにどこかひんやりと涼しげで、永遠に深呼吸をしていたいくらいとても澄んでいました。Aventusを購入して一年、次なるCreedを迎え入れたい気持ちになり、様々なサンプルを試し迷いに迷った結果、手元にSilver Mountain Waterが届きました。

 実は、当初の予定ではこちらではなくMillsime Imprialを購入する方向で動いていました。海の潮風とアイリス、フルーティーノート、そしてラストに出てくるCreed特有のアンバーグリス(これは他のブランドでは嗅いだことのない、一度嗅いだら忘れられないくらい質の良いもの)に一目惚れしました。ただ、何度か試していると自分の中でもやもやした違和感を感じ始めたのです。そして、しばらくするとその「違和感」の正体に気付きました。おそらくなのですが、内陸部で育った自分にとって「海」や「潮風」というのは、所詮他人行儀にしか接することのできないものなのです。わたしの香水コレクションの中には、いわゆる「マリンノート(アクアノートとも呼ばれます)」のものはありません(廃盤と聞いて急いで100mlを取り寄せたTom FordのCosta Azzurraだけは例外として)。そもそも本物の海の匂いや空気感を知らないのですから、マリンノートを嗅いでも、ときめきや懐かしさ、切なさ、安心感といった直感的な感情は抱きにくいのです。

 Silver Mountain Waterはアルプスの雪景色をイメージして作られたそうですが、そこにはちゃんと「緑のそよ風」も感じます。調べてみると、グリーンティーやブラックカラントが含まれているようです。だからなのでしょうか、真冬の完全な雪山というよりも、木々の葉の息吹を漂わせている、雪を残した初夏の山々が思い浮かびます。真冬に無性に着たくなるいわゆる「重い香り」ではないため、春夏秋にも使える汎用性の高さも購入の決め手になりました。そしてラストに残るムスクは、Millsime Imprialでも使用されている(ものとほぼ同一のものであろう)上質なアンバーグリス由来のものです。このラストがまさにCreedの香水そのものなのです。ブランドを体現する香りと言っても過言ではないでしょう。自然の風景にインスピレーションを受けつつも、香り自体は都会的で洗練されています。1995年に発表されたようですが、古臭さは微塵も感じません。そして不思議なことに、この香水を迎え入れてから「もっと違う香りも欲しい!」という香水沼住民特有の(?)衝動に苛まれなくなりました。シンプルな香りですが、だからこそいつまでも心地良いのです。

 もしもあなたが、百貨店の香水カウンターやネットショップを徘徊するのが義務のようになっているのなら、一時の衝動や誘惑に突き動かされ、ただやみくもにボトルの数を集めているのなら、そしてその沼に沈んでいつしか息苦しくなり身動きがとれなくなっているのなら――銀色に燦めく山々の頂に思いをはせ、ゆっくり深呼吸してみてはいかがでしょうか……。

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