2014/5/11 16:43:00
小分けでいただきました。
つけたて、無色透明のアーモンド水(乳白色でクリーミーなイメージではなかった)の香り。甘いですが、無色透明をイメージするくらいなので、とても澄んでいます。あまり複雑な感じはしません。
スプレーでつけておらず、点付けなので参考になるかわかりませんが、
ほとんど主張しません。拡散系ではない。近づいてふと薫る、そんな感じ。
基本は甘いので、これくらいがちょうどよいかも。
お砂糖系の甘さ。でもしつこさほぼなし。杏仁系でもクリーミーさもさほどなし。主張系のフレグランスがお好みの方には少々物足りないだろうと思われます。
ラストはバニリアに似た感じ。バニラが残るようです。
でもごく薄い、バニリアの残り香の極薄バージョン。
儚い。パーソナルな香りだと思う。
2014.5.16追記
ふとしたときに、タンドネージュやアニックのバニラのようでもあると感じました。
ただし、やはり仄か。よい意味でです。
仄かだと、これほどにも香りの行方を追いかけたくなるものかと思いました。
この仄かさや優しさは、幸せいっぱいの方にはもちろんのこと、最近ちょっと疲れ気味、という方にもおすすめかも知れない。
- 使用した商品
- サンプル・テスター
- モニター・プレゼント (提供元:未記入)
2014/3/19 20:03:06
儚いバニラです。
その一言に尽きます。
ゲランなどにあるような、重厚なバニラを想像されていたとしたら、良い意味で肩透かしをくらいます。
サンプルを腕に点付けするやり方で試香しています。
一度目は、木の薫りのような、ボワ デ○○と名付けられた香りによくあるような、仄かに木片の香りがするように思えました。
二度目は、バニラを感じました。バニラというよりは、昔祖母の家に泊まりにいって嗅いだことのあるような気がする懐かしい香りでした。お盆の思い出かも知れません。とすれば、お線香みたいな香り?と問われると違う気がします。確かにお香っぽいけど。それで、あらためて、バニラなんだぞーと思って嗅ぐとバニラです。
でも先に述べましたように、私にとっては新しいバニラの解釈てす。そして、素朴な雰囲気によく似合うと思います。良い感じに着崩した、ちょっとボーイッシュな、髪型もラフ(でもおしゃれ)な感じのフランスの女性がつけていたら、様になりそうです。
クレトパトラなゴージャス感ではなくて、クレトパトラが癒されていたミルク風呂ですものね。落ち着くはずです。
こんな素敵な香りがあったなんて。買ってしまいそうです。
- 使用した商品
- サンプル・テスター
- モニター・プレゼント (提供元:未記入)
-
ラ プティット ローブ ノワール クチュール オーデパルファン
容量・税込価格:50ml・13,200円発売日:2014/3/1
2014/3/16 18:49:49
新しいバージョンが発売されたとのことで、カウンターで試してまいりました。
ラ プティット シーリーズは、3を試したことがあるのですが、どうもあの強めの甘さが自分にはピンと来ず、購入には至りませんでした。きらきら輝きを放ち、且つ怖いものなしのはじける若々しさとでも言いましょうか。
自分とのあまりのテンションの差異に、コレは難しいなーという印象でした。
随分早いペースで違うバージョン出してきたなぁ、などと思いながらも、今度はどんな香り?また似たような香りなのでは??とやや期待度低めでカウンターを訪問。BAさん不在だったため、ティッシュにプッシュしたものを手首にこすりつけるやり方で(豪快につけてしまうのが怖かったので)様子を見ました。
なるほど!
以前のものよりはトーンが低めというか、落ち着いた香りになっています。吹き付けた直後は、んん?同じようかなーなどど思っていましたが、以前のものはあまり変化せず同じトーンが続く印象だったのに対し、こちらの方が時間をおいた時の変化があるといった感じでしょうか。甘甘がずっと続きません。パチョリが効いてますかね。皆さんの口コミにもありますように、これなら持っていてもいいかもと思いますね。
ところで、こちらミスディオールやココマドモアゼルと似ていませんか?
個人的には、○○に似ているというのは、少々残念ではあります。
似たような香りがあふれる昨今においては、わざわざ真似たわけでもないでしょうけれど、二番煎じのようで。
「これじゃなくてもいいかな」と思えてしまうかも知れないところと、
自分は「ゲラン」をつけているつもりでいても、もしかしたら周りの方からはそう認識されなそうな気もするところが、残念かなと思う点。
ゲランが好きな方のなかには、同じようなご意見を持たれる方もいらっしゃるのではと思います。
とブツブツ言いながら、いま買ってしまおうか迷っています(笑。
従来のラ プティット がどうも苦手〜という方でも、こちらならいけるという方、いらっしゃるのではないかと思います。
- 使用した商品
- サンプル・テスター
- モニター・プレゼント (提供元:未記入)
2013/11/10 15:57:45
EDPが気に入り、続いて香水の順で使用した感想です。
敷居が高いこと承知で、EDPを小分けしていただき試しました。
数年前ですが、以前にもカウンターでムエットをいただいたことがあり、その際それほど纏うのに難しい香りと感じなかったような気もして、です。
素敵な香りですね。
アプレロンデにも似ていますが、ルールブルーEDPはもっと奥が深くて厚みがあるというか、温かみのある香りです。
お香は大好きなのに、皆さんのクチコミにあるようなお香の香りにはならず…お香好きが過ぎて鈍感になっているのかも知れませんが…ヴァイオレットのような透き通った香りの奥に、バニラの温かさが見栄隠れする感じです。自分に相応しいかは別として、本当はその辺も考慮して使うべきなんでしょうけども、最近休日は専らこちらに手が延びます。気温の低い日の方が、美しい香りかたをするように思います。
そこで、香水です。
EDPで、澄んだ、また温かく包み込むような香りさえするので、香水とあらば、さぞパーソナルに温かく香るのだろうと、現品を入手した次第。
ところが、これがなかなか難しかった。あえて極端な表現をすれば、私の肌では突き放すような香りになってしまいます。温かみは殆どなくて、孤高の、とか、気高い、という言葉がしっくりくるのではないだろうか。アイリスのパウダーリーなところがよく出ているからではないかと思います。バニラは殆ど分かりません。なので、どこかひんやりとした香りになります。そんなに低体温ではないですが、体温との関係もあるのでしょうか。(万年冷え性ではありますが。)加えて、フランスの往年の大女優が纏っていそうなゴージャス感もあるのですよね。
セルジュルタンスのアイリスシルバーミストを思い出します。あちらは、ゴージャス感はないですが、甘みがなくひんやりとしたところが似ています。やはり、アイリスによるものかと思います。これはさすがに普段使いは出来ない。とにかく、EDPと香水とではだいぶ印象が違いました。
けれど不思議なもので、香りというのは時を経ると印象が変わってくるのですよね。ゲランの香水に関しては、日々表情が微妙に違うと感じますから尚更です。ですので香水は「きたるべき時」まで温存しておき、いまは纏っていて落ち着くEDPを楽しもうと思います。
いずれにしても、他にはない素晴らしい香り。まさに名香というに相応しいかと思います。
- 使用した商品
- 現品
- 購入品
2012/3/10 19:51:32
これはもうシャリマーとは別物と考えたほうがよいかも。
ジュリークの「グレイスフルビューティー ハンドトリートメント」に
香りの雰囲気が似ている気がする。
- 使用した商品
- 現品