2013/6/20 16:24:25
ピュアフローラル。王道フローラル。
そんな印象の、純粋無垢なお花の香水。
体温や気温・湿度などでややもすればクラシカルに傾き、一気におばあちゃんの化粧棚の雰囲気に変貌してしまうのだけれど、好条件下でうまく纏えれば、それはそれは素晴らしくピュアなフローラル、花束を抱えているような純粋な香り方をしてくれて、胸が張り裂けんばかりにときめきます。
そんな「好条件」を未だに把握できていないのが切ないところ・・・
カラっと晴れた日がいいのかな?と思いきや、意外にも湿度の高いシトシト雨の時でもときめきの香りを放ってくれたり。
たぶん、ベースに潜むパウダリー要素がどう出てくるか、で変わってくるのかな?
トップ〜ミドルではパウダリーの要素は無く、ジューシーなフローラル、新鮮なお花屋さん、といった雰囲気で、キラキラとしたはつらつさや可愛らしさがあります。
ミドル以降、香りが体温で温められてくると、アイリス系の花粉的なパウダリー、ムスクやウッディがほんのりと顔を出してきて、しっとりと落ち着いた上品なフローラルの雰囲気に変わってきます。
終始「白」のイメージなのだけど、最初は透明感ある白。次第にマットな白。のような。
そのマットな白の出方次第で、古臭く感じてしまうことがあったりなかったりするのかなー、と思っています。
わたしにはとても難しい、けれど惹かれてやまない香水です。
- 使用した商品
- 現品
- 購入品
2013/6/18 02:40:57
こちらも大好きな香水のひとつです。
久々に引っ張り出して使ったら、ため息が出るほどキュンキュンきて、嗚呼やっぱり好きだな、と再確認しました。
廃盤になってしまい、もう手に入らないのが、本当に本当に残念。
ガーデニア、クチナシ・・・梔子。
漢字表記したくなるほど、日本の梔子の生花に近い香りだと思います。
フレッシュで、少々のグリーンも含んでいて、けれどクチナシ特有のまろやかな甘みもほんのりとあり。
どちらかというと、咲き始め。
花びらが褐色になる直前の熟れた頃ではなく、咲き始め。もしくは蕾がほころび始めんとする頃の、フレッシュな香り。
八重ではなく、一重の梔子かな?
重厚感は無く、シンプルな濁りなき生花感。
まるでクチナシのエキスのようで、個人的には、ジューシーささえ感じます。
ほぼシングルノート?と思うほど香りの変化はありませんが(すみません香調失念しました)、肌の温度で温められてくると、多分ベースノートの某かであろうものが、ココナッツっぽい香りとなってうっすら顔を見せます。
でもやっぱりもったり感はそれほど無く、あくまでもフレッシュな梔子。
ここまで生花に近いと、身に纏う香水としてはどうかと思う人もいるかもしれませんが、それでもやっぱりわたしは好き。
あまりにも自然すぎるからか、もしかしたら1時間も持たないかもしれないほど繊細な持続力ですが、それでもやっぱり好き。
ちょうど今頃ですね。クチナシが咲き始める6月〜初夏のシーズンになると、特に使いたくなります。
今となってはもったいなくておいそれと出来ませんが、ファブリックにシュッとしてもすごくイイ感じ。まるでお部屋にクチナシの垣根が存在するようです。
入手したのはなんと4年前。それでも変香が見受けられず、今でも生き生きとした梔子香を漂わせてくれてます。
あと1本あるので、大切に大切に使おうと思っています。
- 使用した商品
- 現品
- 購入品
2013/6/14 02:01:57
あれ、クチコミしてなかった。
大好きすぎて困っちゃう香りです。
一時期ものすごーくハマってて、気軽に買えるような価格の品物では無いのにあんまりにもよく使ってしまうので、こりゃいかんと仕舞いこんでました。
さっぱり爽やかな香りが欲しいシーズンになると、また引っ張りだしてきて使用頻度が高くなります。
レモングラス系の爽やかなシトラスグリーンで始まり、次第に野の花のようなさっぱりとしたほの甘いフローラルが出てきます。
このあたりでレモンティーのような雰囲気にもなってきて、すごくすごーく好きです。
全体的に清々しく、純粋。
晴れやかで、爽やか。
カラっと晴れた夏の日、開け放った窓から涼しい風が入り込み、レースのカーテンを揺らすような。
はたまた、一面野の花で敷き詰められた草原に寝転び、心地良い風を感じながら青い空を眺めているような。
遠い夏の日の記憶が甦るような、キュンとする香りです。
ネロリやチュベローズ、ガーデニアなどのまったりと甘い濃厚なフローラル香も好きですが、こういうキュンとする爽やかな香りも大好きです。
☆7つけたいところだけど、価格面から☆6にさせていただきました。
これと似た香りも持ってるので、そちらと交互に使いながらケチってます(笑)
- 使用した商品
- 現品
- 購入品
2013/6/7 01:31:22
アットコスメで知り、公式サイトを拝見。
断然惹かれました。
できるかぎりナチュラルな素材。
産地の分かる天然香料。
詰め替え可能なリフィル。
リサイクル可能なボトル。
天然ゆえにスプレーが詰まりやすいそうだけれど、その対応もちゃんとしてる。
アロマ好きで香水好きなわたしの心をがっしり掴んで離しませんでした。
ボトルやラベルのシンプルスタイリッシュなデザインもとても好み。
フルールは、南フランス産のネロリエッセンシャルオイル、イタリアシシリー島のレモンエッセンシャルオイル、エジプト産のジャスミンアブソリュート、そして合成アンバー&ムスクで出来上がった香水。
ネロリやジャスミンアブソリュートの香りを期待していましたが、意外や意外。ランバンのエクラドゥアルページュに似た香りを漂わせます。
しっとりと落ち着いたフローラル。
上品で、変に甘くも変に強くもなく、バランスの良い落ち着き方。
同じくエクラに似た香りで、ジバンシイのオードモワゼルフローラルを現在愛用していますが、あちらはエクラにフレッシュなフルーティーを加えた感じ。こちらはエクラをよりフローラルにした感じがします。
肌温度高めのわたしだと、ベースのムスクが若干強めかな?とも思いますが、綺麗で品のあるお姉さんの肌ってこういうなめらかな香りがしそうだよね、みたいな美しい香りに感じました。
ネロリやジャスミンアブソリュートって個性が強い香りなのに、どちらが突出するわけでもなく、顔を出すわけでもなく。
強いて言えばジャスミンがうっすら見え隠れしてる気はするけど、うまく調和して馴染んでるので、すごいなって思いました。
天然香料の香水の割に拡散性と持続力があるようなので、纏う量と位置には気を遣ったほうが良さそうです。
ちなみに、公式オンラインショップで購入したのですが、可能なら他の香りのムエットいただけますか、と希望を出したら、全種類のムエットをひとつひとつ丁寧に封をして同梱してくださいました。
どれもいい香りで、特にイイ!と思ったのがいくつかあったので、追加購入してしまいそうです^^
ぞれぞれ15mlボトルがあるので、気軽に買えていいですね。
- 使用した商品
- 現品
- 購入品
2013/5/31 14:06:51
好きな系統の香りです。
吹きたてはオレンジやピーチ系のフレッシュなフルーティーがみずみずしく。
次第にジャスミンのまったりとした甘みが顔を出し。
肌が魅惑的に匂い立つようなうっとりした厚みで終わっていく。
そんな風に思いました。
ジャスミンの香りは、爽やか系ではなく、咲いてしばらく経った頃の熟した甘さ。
わたしが購入したネットショップでは、この香りをシアーフローラルと謳っていましたが、この熟したジャスミンの甘さによって意外と厚みが出るので、シアー感はトップ〜ミドルあたりのみではないかな?と思っています。
熟したジャスミンの香りって、ややもすると胸やけを起こすようなまったり感があるので、物によっては好き嫌いが分かれますが、この香水の場合は、どちらかというとクセのない熟れ感なので、受け入れられやすいかな〜と思いました。
とは言え、暖かくなってくると少し重さやくどさを感じるようになるかな?
これを買って初めての春夏なので、纏う量や付ける場所等、様子を見ながら使おうと思います。
トップ:ビターオレンジエッセンス、ホワイトピーチ、フリージアブーケ
ミドル:サンバックジャスミンアブソリュート、マグノリアブリーズ、ローズペタル
ベース:ホワイトシダー、ビブタントアンバー、ムスクベール
- 使用した商品
- 現品
- 購入品