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2023/10/2 01:05:21
初めてこの香りを嗅いだ時、ふと私の脳裏に浮かんだのは私の好きな漫画家 池田理代子さんの作品「ふたりぽっち」の中で主人公の1人の我がままな女の子が初めて継母を紹介された際の印象を"質素だけど温かみのあるラベンダーの香りがする"とはにかみながら語った場面。
ゲランの香水を質素という言葉を用いるのは失礼かもしれませんが、でも、それは決して蔑む訳ではなく、一瞬の華やかさで惑わすような香りではなくふわっと優しく包み込み安心感を与える香り。
数あるゲランの香りの多くは人々を惹きつける社交界の華の様なイメージ。ですがコチラは目立つ事なく静かな存在で慈愛に満ちた女性、あるいは森の奥に住む妖精です。
ちなみにコチラ、ラベンダーは入っていません。でも、何故か私はラベンダー臭を感じるんです。
私の中でのコチラは…梅雨の前後。スミレの香り。寒い季節の晴れ間よりも、夏近くのキラキラとした光が葉に残る雫と遊ぶ、そんなイメージです。
気持ち的には7つ満点つけたいのですが、この香り、割と好き嫌いがあるみたいで私の周りでも賛否両論という事と、店舗限定なところでマイナス1です。
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Jo Malone London(ジョー マローン ロンドン)
容量・税込価格:50ml・15,950円 / 100ml・23,650円発売日:2015/12/26 (2017/2/3追加発売)
2017/2/7 23:42:25
初 ジョーさんです。
今まで私の中でのジョーさんはコンバインありきな為か爽やか過ぎるというかシンプルかつカジュアルで、ドラマティックなモノを感じず、あまり食指の動かないブランドでしたが、たまたま時間潰しで売り場をウロついていてサンダルウッドの文字に引かれてムエットをいただいたところ、あぁ、そう!そうきたのネ、そう、コレは有りだわ!
トップはバイオレットというお話ですが、私には少し野趣のあるというか、男性っぽさのイリスを感じ、次にバイオレットが現れる。そしてその際にサンダルウッドの影が見え出しますがそれは絶対表に出ずに常に見え隠れしながら、そして最後までバイオレットの陰に隠れながらサンダルウッドが香るという風です。そのせいか、サンダルウッドとはいえども、決して肩肘張らない気軽なモノ。一般的に高貴なイメージの白檀がもっと身近に降りてきたという風です。
また、サンダルウッドの香りでよく挙げられるゲランのサムサラみたいな濃厚で甘美な香りとは異なり、良い意味で質素。あちらがベルベットならコチラは麻やコットン。
もっと気軽にサンダルウッドを纏いたいが、なかなかそんなお品は今まで見当たりませんでしたが、コチラはカジュアル使いにできるそんなサンダルウッドの気がします。
先に手に入れたジッキーもやはりサンダルウッドでしたが、あちらは正装感というかキチンと感のあるサンダルウッド、日常的ならコチラな気がしています。
といっても、10代や20前半のお若い方にはちょっと…ですが、私達のようにソコソコ歳をとった、いえ、重ねた人だからあり得る香りの使い方だと思っています。モチロン、カジュアル使いだけではなく、お出掛けでもアリで、コチラを手に入れてからはほとんど毎日纏っております。
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2017/2/7 23:40:10
またいつものおサボり癖の為久しぶりで今年初めてのクチコミは、コチラ。
いつだったか梅田阪急のイベントでゲランのフレグランスを試せる機会があり、その際、気に入った香りの1つ(ちなみにもう1個はアプレロンデ)ただ、残念ながら、どちらも関西のカウンターでは、フレグランス コンサルテーションやイベントがなければ手に入らないというもどかしいお品。ですが、たまたま通っているカウンターでコンサルテーションが催されると知り、やっとの思いで手に入れることができました。とはいえ、お取り寄せというかたちで時間はかかりましたが…
手に入れてから初めて纏ってみたところ、ウッ?!何?このハーブ臭!私の記憶にあった柔らかなサンダルウッドでは無い!そう、私はミドル以降の香りのみを嗅いで、トップを知らないままでした。でも、失敗したかも?と激しい後悔が襲いかかる前に現れました!奥の方からサンダルウッドが。でも、いかにもな物では無く控え目で、また同時に抑えがちな甘さを引き連れて…赤やピンクの甘いイメージのお花ではなく、白やブルーの清楚なお花の香りと共に。ただ、トップのハーブが強いラベンダーな為、その影はいつまでも引きずるのが少し気になります。特にムエットだと顕著。肌の上ならばまだマシですが…
濃厚で甘美なサンダルウッドならサムサラ、ストイックならトムさんのサンダルブラッシュ。甘過ぎず、ストイックになり過ぎずに清いサンダルウッドというならばコチラかと個人的に思っています。モチロン、サムサラもサンダルブラッシュも香りとしては好きですが自分自身が纏うとなるとサムサラ程の女らしさは無く、サンダルブラッシュは白檀そのもの、私みたいな未熟者には畏れ多い香り。
カジュアルなシーンではそぐわない香りですが、キチッとした場や目上の方とお会いする時に相応しい香りだと思います。
ちなみにシャネルのNO.5やディオールのジャドールが好みの母にはやはり不評でした。以前もラルチザンのカリーニャで臭いと言われましたので、香りの好みが全く違う親子です。
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クリスタル オー ヴェルト オードゥ トワレット コンサントレ(ヴァポリザター)
容量・税込価格:50ml・12,430円発売日:2009/4/17
2016/10/21 14:35:51
どうにか購入いたしました。
以前、母に免税店で買ってきてと頼んだところ、本家クリスタルを買ってこられ凹んでいましたが、たまたま私自身が海外に行く事があったので関空の免税店にて購入しました。
初めてクンクンした際はエルメスのナイルの庭を思い浮かべたのですが、自宅にて嗅ぎ比べたところ、ブルガリのパフメのオーテヴェールに近い。でも、肌に乗せるとそれはほんの一瞬ですぐにグレープフルーツの様なシトラス系の香りが現れます。
ラストは…わからない…というよりも、トワレなので持続性が無くて気がついた時には消えていた、という感じ。なので長時間の場合はこまめにシュッ シュッする必要があると思います。
甘過ぎず、重過ぎずな香りなので万人受けする香りだと思います。ちなみに私はコチラを普段着なシチュエーション用(お家で過ごしたり、お夕食の買い物でご近所スーパーへ行ったり)として使用してます。
ちなみにコチラ、関空では沢山のブランドが置かれているお店では扱いが無く、シャネルのお店は2つあるうちの1つでしか置いていませんでした。なので関空でコチラを購入なされる方はご注意下さい。
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2016/7/31 01:38:21
久し振りのシャネルの香りです。大学の1,2年位の時に夏場に19を使って以来です。
次の主婦用フレグランスを探していた際にカウンターでコンサントレの方をクンクンして、歴代のその立ち位置の香りに通じるモノを感じ次はコンサントレにしようと決め、母が海外へ出る時に頼みました。が、間違えてコチラを買ってきはりました。
コチラ、クリスタルとはいえコンサントレとは違うんですよ、香りが…もう雰囲気からして違う。
コチラはあのシャネル独特の角が立つモノを最初に引き連れてやってきて、それがミドルまで居座る。で、ラストでようやく消え去ってくれてまろやかなグリーン。また、トップの時点で何となく19に似たモノも感じます。
一方、コンサントレは初めからまろやかで穏やか。グリーン系だけれどもフローラルが勝るのかしら?私が似てると思ったのはエルメスのナイルの庭。
またコチラ、甘めの要素が見えないせいもあり男性でもいけそうな気がします。ただ、同じように甘さの無い香りのラルチザンのカリーニャとは違い、抽象的な言い方としての意図された香り、ナチュラル感が無いと申しますか…なので主婦的シチュエーションよりもお出かけの方が合う香りの気がします。
コンサントレ買いに行きます。
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- モニター・プレゼント (提供元:母からのお土産)