めくりさんのクチコミ投稿一覧（投稿日時順）11件〜15件 - My@cosme

トム フォード ビューティ

ロスト チェリー オード パルファム スプレィ

[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)]

容量・税込価格：10ml・15,400円 / 30ml・34,100円 / 50ml・52,250円発売日：2019/2/1 (2023/6/2追加発売)

ショッピングサイトへ

※量り売り購入です

メイクアップアイテムは大好きなのですが、香水はまだ購入したことはなかったトムフォード。
しかし、以前男友達に「一緒に新しい香水選んでちょーだい」と言われ、一緒にデパートに行き、アレがどーのコレがどーの、と目が回るほど色んな香りを探し回ってようやく彼の「新たな一本」が見つかったのもトムフォードだったのです。

そして、偶然なのですが、実は私を通じて顔見知りの女性と彼の仲を結ぶ縁があり（祝）…！
2人とも、幸せにおなりよ。。と応援しているうちに、私は彼女さんの方ととても仲良しに。
そして、2人のお付き合い前に、わたしが香水を一緒に選びに行った話や「あの人も香水やコスメが大好きだよ」と言う話を、彼が彼女にしたようで…
「トムフォードで一緒に香水選んでくれたのに、お礼がお手頃価格香水って本当？！トムフォード買わせたら良かったじゃんー！」と言われ、いやいや、香水だけじゃなくて高いマスカラも買ってもらったしさ。。となだめつつ、
「トムフォードってレディースもあるの？」と口を滑らせた私…
「え、あるよ！メンズしかないって思ってたの！？もう改めて◯◯さんにもトムフォードの香水をプレゼントする！3人で行こー！」という話になってしまった…
え…年収爆高イケイケセレブカップルwith庶民のおばちゃんでトムフォード様の香水コーナー行くの？で、なぜか私にプレゼント？！どうしましょう…
最近もうユニクロでしか新しい服買ってないんだけど、いいのか…？（いやまぁ、カウンターは何度も行ってるしどうでもいいか…）

というか、もし仮にプレゼントしてもらうにしても、「やっぱコレ苦手…」みたいなことはなるべく避けたいな、と思い、彼女のアドバイスを元に、ネットの量り売りで試してみることに。（カウンター行ったらまたアイシャドウ買っちゃいそうだし。。怖い怖い）

実は、彼女から「なんとなくのイメージだけど」とお勧めされたのはジャスミンルージュで、量り売りでも購入はしたのですが、
なんといっても強烈なインパクトだったのがこのロストチェリーでした。
アットコスメでのランク入りも納得！

濃厚なチェリーリキュール、キャラメリゼアーモンド、ほのかに杏仁豆腐っぽさも。
グルマンが凝縮されたオードパルファム。

ただ…これは私が使いこなすのは難しそう。。
わたしは普通の主婦なのよぅ！

けどこの香り、ヒプノティックプワゾンに似ているんです。
洋酒の効き具合、薬品っぽさ、甘さ…実に良く似ています。
わたしはヒプノティックプアゾンが元々苦手でやはりこの香りも苦手だけど、すごく似てるのはわかる…！
逆を返せばこの香りはヒプノティックプアゾンの廃盤を悲しむ方々への救済になる場合があるのでは…？とも思えるくらいには似てると思います。そこに星4つ。

それにしても、最近高い香水やブランド品が流行っていますね…前述の彼女も私より10歳ほど若い女性なのですが、「お母さんがシャネルのバッグ持っててびっくりしたことあるの！」と言うし、私も「大学の時、ヴィトンのお財布を4万、スピーディーを5万ちょいくらいで直営店で買った気がする…」と話したら、「えっ、今、3倍くらいするよ！」と驚愕されました…
香水もとても安かった時代でしたね。
ヒプノティックプアゾンなんて数千円で買えたような…
私のお給料も3倍くらいにならないかなぁ笑

トムフォードの他の香水も、量り売りでいくつか購入したので、随時レビューしてゆくつもりです。
そして、フルボトルを買うなら何を選ぼうか、こっそり悩んでおこうと思います。

使用した商品

• サンプル・テスター
• 購入品

キリアン

フラワー オブ イモータリティ オード パルファム

[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)]

容量・税込価格：50ml・37,400円発売日：-

量り売りですが…初めてのキリアンです。
この香りは、私にペンハリガンの、ザ・コヴェテッド デシェス ローズの香りを教えてくれた（さらに、詰め替えたその香水までくれた）若い友人が教えてくれました。

ある日、何故思い出したのかも分からないほど唐突に、「昔、クレージュのリップの、桃と紅茶の混じったような香りが大好きだったな…懐かしい。なんで撤退しちゃったんだろ。」と思い出し、さらに「あんな香りの香水ないかなぁ」と思い立ったのです。
あの時に、質問コーナーで解答して下さった方、ありがとうございます。
あの後実は取り憑かれたように「昔のクレージュのリップの、桃のような紅茶のような香りの香水があったら欲しい！！
あの香りの化粧品もあったのだから、同じ香りの香水だってあって欲しいよぉ！（原文ママです。笑）」と私個人のSNSでまでぶつぶつボヤいていたら、
同世代の同級生たちが、「待ってクレージュのリップとか懐かしくて涙出るわー！」
「あのへんのお店とかでよくお買い物したよね！」と言ってくれる中で、
まさかの上記の彼女が「クレージュはわからないけど、すごく優しい桃の香りの香水が前キリアンにあったよ！あんまり甘くない香り。」と返信をくれて。
さらに、すぐに調べてくれたみたいで、「フラワーオブイモータリティって香水だった！食品にも使える香料使ってるんだって！」と特定までしてくれたのです。
（感謝｡ﾟ( ﾟ｀ω´)ﾟ｡）

聡明かつ若く美しい彼女の優しさと、同意してくれた同級生たちへのこみ上げる気持ちに涙しつつ調べたら、高い高い！また涙が出るくらい高い。笑
でも、教えてくれたその彼女はペンハリガンの素晴らしい香水をわたしに教えてくれた人。
フルボトルはさすがに買えないけれど、量り売りなら気軽に買えるわ！とポチッ。

これは…本当に素晴らしい…！
調べてみると、紅茶の香りの香料は入っていないけれど、桃のフレッシュ感だけじゃなく、紅茶の渋みのような皮部分のかすかな渋みみたいなところまで再現されている。
キャロットシードやカシス、ごく微量のバニラビーンズやトンカビーンなどの香料たちが良い仕事をしているのかも。

フルボトル欲しくなる…。
叫びたくなるくらい高いけど、
叫びたくなるほど欲しい…！（だから怖いって。笑

正直ここまでの再現度は想像していなかったんです。。
桃の香りって香水となると難しくて、ストレートにフレッシュな桃！という香りだとなぜかシャンプーっぽくなりがちで。
でも、これはこれで好きでもあるんです。サムライウーマンワンラブとかほんと大好き。
私くらいの年齢に似合っているかどうかは別として、似合わなくてもいいから持っていたい。

で、そのワンラブの10倍くらいの価格のこちらは、その再現度の高さゆえに年齢を選ばない感じ。
あら、桃食べた？いい香りね。みたいな自然な香りなので、馴染みやすいです。
多分、この感じを香水として出すのは本当に難しいんだろうな。。

桃の香りは、有名どころだとジョーマローンの
ネクタリンブロッサムハニーなんかも人気だと思うんですが、こちらの方はしっかり「白桃」なのも好感度が高いです。

そして、この香りの調香はカリス・ベッカー女史だそう。天才って素晴らしい…。。

資生堂のフレグランスにたっぷり散財した後なので懐が寂しいですが、絶対に手に入れてやるぞ！と密かに決意しております。

使用した商品

• サンプル・テスター
• 購入品

SHISEIDOSHISEIDOからのお知らせがあります

SHISEIDO ZEN オードパルファム SP

[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)]

容量・税込価格：30ml・5,500円 / 50ml・8,250円発売日：2010/10/21

アイビューティーストアで30mlを購入。

最近、資生堂のフレグランスを、ガバッと集めるように買い込みました…全ては、先月にレビューしたばら園のオードパルファムが、えも言われぬ良い香りだったせいです。笑

・ベネフィークのオードパルファム（これだけは量り売り。笑）
・GINZA MURASAKI オードパルファム
・EVER BLOOM オードトワレ

そしてこちらの「ZEN」です。
お気に入りの香水ブログにて「和製ココマドモアゼル」と紹介されていたのを少し前に読んでいて、気になってはいたのですが。
いやもう本当に、もっと早く買っておくべきでした…

ココマドやチャンスオーフレッシュより爽やかでまろやかで使いやすいのは、パチュリの香り方が外資系ブランドとは全く違うからでしょうか。
想像していたパチュリとトーンが全く違うのでびっくりしたのですよ…！

これは、資生堂が凄いのか、調香したミシェル・アルメラック氏が凄いのか…
他の香料と巧みにブレンドされて静かでハーパルです。

トップノートはシトラスの中に生のパイナップルの甘みと酸味が効いていて爽やか。
ミドルのフローラルも親しみやすく、そこからアロマティックなラストノートへとうつろいます。

ちょっと資生堂さん…！
この素晴らしい香り、もちろんワタシプラスにはなく（ワタシプラスはフレグランスの取り扱いをやめてしまったから仕方ないにしても…！）
アイビューティーストアで逆輸入したものを手に入れたのですが…資生堂のカウンターでも全く取り扱いがなく海外からしか手に入らないとは一体どういうことなのでしょうか…（怒）

そしてこの香り、発売日は2007年…！！
こういう捻りのきいた香りが最近ユニセックスとして流行ってるよ…
もう資生堂、ある意味早すぎた天才なのでは…？
（いや、というか私がただ遅いだけですが…
フレグランティカを読むと海外では今も結構売れているよう。）

ボトルは30mlでも大きくて重いけれど、かっこよくて私は大好きです。
そしてこの香り、女性が夏に浴衣なんかに合わせたらめちゃめちゃ色っぽいし、
もちろんカジュアルな洋服に合わせたら素敵なのは当たり前として、
男性が纏っていたら本当にセンスいいしスタイリッシュだな…と思うのは私だけでしょうか。

それにしても、私が今回購入した、これまで見落としてきてしまった資生堂のフレグランスたちが本当にどれも素晴らしすぎて悶え苦しんでおります…

ベネフィークは若干、昔のアンジェリーク（覚えてる方いらっしゃるかな。。）を思わせるような香りが仄かに混じった、資生堂ならではと思えるホワイトフローラル。
エバーブルームは、小さな花たちが一斉に花を咲かせているような…まるで朝露がきらめくお花畑で深呼吸をするような瑞々しいフローラルノート。

そして、ZENと同じく海外輸入のギンザ・ムラサキがまた凄くて最高で。（ここに書いて良いか分かりませんが、商品登録がされていないみたいで…）
フレグランティカで「秋葉原を歩いているロマンティックな少女、彼女はロリポップ、ビデオゲーム、ネオンライトに囲まれている」というレビューだけを見てすぐに買ったのですが、
トップは本当に、夜景の紫色のネオンに不穏さを感じながらも大人の世界を夢見る少女たちのよう。鮮やかだけれど危うげなざくろの香り。
あっという間にフレッシュな香りがすみれなどの上品なフローラルに包まれ、まるでシャンパンのようなきらきら輝く香りに変わってゆきます。

少女が「あ、秋葉原かと思ったら銀座…」と気付いた時には、もう大人の女になっていた、みたいなストーリー性までも、恥ずかしながら勝手に感じてしまいました…

資生堂さん…！！（2度目）
日本のカウンターでも、ワタシプラスでも今一度、是非SHISEIDOの香りの取り扱いを…！是非に！！
（毎回こればっかり言ってしつこいですね。笑）

使用した商品

• 現品
• 購入品

ジャン ポール・ゴルチエ

パルファム

[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)]

税込価格：-発売日：-

冬はランコムのトレゾアとゴルチエ・クラシックの香りが定番で、特にゴルチエに関しては「気付いたらコレクターに…」というくらいたくさん集めてしまっています。今日は寒いので、久々にこの香りをつけたくなって。
一部を自慢させてくださいませ（＾ν＾）
（私が撮ると生活感丸出しなので、加工しまくったのですが、そしたらなんだかおかしな色に…敬愛するジャン・ボール・ゴルチエ様お許しください…）

1枚目の画像のうち、向かって左端のコーンブラコルセットを着ているもの（画像2枚目）は、長年大切に使い続けてリピートもしているパルファムです。
何故かオードパルファムだけが少し違う香りで、パルファムと、オードトワレ（使い切ってしまって現在手元にないのですが、コルセット部分がすりガラスになっているエレガントなボトルです。）は同じ香りなのです。不思議。

パルファムとトワレは、濃密なフローラルにジンジャーや八角、そしてバニラの甘さが溶け合っていて、昔から本当に大好きな香り。
（この香りについては過去にレビューをしていますが、よりによって香りの違う「オードパルファム」のところに間違えてレビューをしてしまっています…ごめんなさい。）

そしてオードパルファムはややこしいことに、パルファムやオードトワレとは違う香りの上に、「オードパルファム」の中でもボトルによっても香りが少しだけ違うのですよ…！
写真1枚目の、中ふたつ…写真だと分かりにくいですがレース柄コルセット（オードパルファムとしてはこれがオリジナル）のものと、青い服を着てウエストベルトをしているものは同じ香りで、ややまろやか。
で、右端のワインレッドのコルセットのもの（画像3枚目。外側の缶もロゼピンクなので分かりやすいかと思います。）はもっと強めのアンバーフローラルandバニラ。

オードパルファムは、パルファムやトワレに使われていたジンジャーは一切入っておらず、代わりにラム酒が強く効いています。もちろんこれはこれで気に入っているのですが、
ワインレッドちゃん（←？）だけはよりオリエンタル度・ラム酒の香りがかなり強めで、他のふたつよりも、さらに前衛的で尖っています。

そして不思議なのですが、このゴルチエ・クラシック、ここ数年、若い女性にすごく褒められることが増えたのですよ。
なんとなくですが、最近はこういうオリエンタル度の強い香りも流行っているのかな？
このゴルチエだけでなく、かなり強め甘めのオリエンタルノートの、ブルガリのスプレンディダ・チュベローズミスティークもとても人気だそう。

人気のジョーマローンやディプティックなどは自然派志向な感じですが、一方でニッチフレグランスを好む方は昔の濃厚なオリエンタルな香りを好むとも聞いたので、
またフレグランス界に新しい時代がやって来たんだなぁ…と遅ればせながら感じたのでした。


＊赤青オードパルファムについて追記します。

ワインレッドのコルセットのボトルはClassique Eau de Parfum Collector 2017

青いドレスのボトルはClassique Eau de Parfum Airlines

という名称だそうです。
ジャック・キャバリエ氏が2017年版エディション（ワインレッドコルセット瓶・缶はロゼピンク）を調香。
その3年後の2020年に、ダフネ・ブジェ氏が、オリジナルのオードパルファムの香りを2020年に完全に再現したものがエアライン（青色のベルトつきミニドレス瓶・缶ではなくフィギュアのようなパッケージ）だそうです。

上にも書いた通り、赤の方がアンバーやラム酒の香りが強めで、青の方がややまろやかです。
どなたかの参考になれば幸いです。

使用した商品

• 現品
• 購入品

ロジェ・ガレ

オ パフュメ ジンジャールージュ

[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)・香水・フレグランス(メンズ)]

容量・税込価格：30ml・4,070円 / 100ml・7,040円発売日：- (2022/8/31追加発売)

ショッピングサイトへ

自称・お手頃価格香水愛好家なのに、今までこの香りのレビューを忘れていました…これは、男女問わずすごく評判の良い香りです。

この香り、実は最近使っていなかったのです。
仕事がリモート中心になる前にオフィスに回収しに行ったロッカーの備品、その一部を、ズボラな私はずっとクローゼットに置き去りにして、整理するのを忘れていまして…昨日やっとそこから発掘したのがこの香りです。
オフィス勤務時の緊張感までも忘れて…だらけてますねー。笑

まだパフュームウォーターの名称だった頃に、今は閉店してしまった表参道ブティックで見つけたジンジャールージュ。
（フィグとギリギリまで迷った思い出も。フィグもすごく素敵な香りですよね。）
清潔感とみずみずしさ、フレッシュ感、そして強すぎずやわらかく香ってくれるので、オフィス勤務の時、出勤前やランチ後などに非常に使いやすかったのです。

ランコムのミラクと同じくアルベルト・モリヤス氏が調香に関わっていて、
ライチやマンダリン、ジンジャーなど、共通する香料が使われているため、このジンジャールージュにもミラクと共通する部分が少しあります。

「ジンジャー ルージュ」の名前通り、トップからラストまで始終ジンジャーが寄り添う香りですが、ミラクに感じるようなスパイシーな面より、どちらかと言うと、食材として使われる時の「生姜」のみずみずしさや親しみやすさ、爽やかさが最大限に生かされている印象です。

昨日久々につけてみましたが、やはり良い！
今更ですが、フィグも欲しくなってしまいました。笑

トップノートに見え隠れするざくろの香りにもグッと女心を掴まれてしまいますが、自然体な女っぽさのあるラストノートも、まろやかな香りですごく素敵です。

使用した商品

• 現品
• 購入品