2011/2/27 16:16:20
朝は1分でも長く眠っていたいタイプで、お手軽な2色シャドウにはよく手が延びる私。
こちらはマットなキーカラーと、パール感の強いニュアンスカラーの組み合わせで、簡単に美しいグラデーションが完成。持ちがよく、1日つけていてもあまりヨレたり飛んで消えたりしない点が良いです。
所有しているのは、いずれもグレーベースの下記2色。
10: GRIS-SUBTIL(ブルーのアンダートーンを感じるグレー X 黒)
40: MISTY-SOFT (パープルのアンダートンを感じるグレー X ワインカラー)
【10番】は季節を問わずに使えるグレー。オンブルドーのカスカードを下地にすると、夏もいける感じです。普通に黒のペンシルで締めるほか、ブルートーンを強調するネイビーのラインで遊んだり、黒のジェルライナーでクッキリラインを引いて目尻をはね上げたりでバリエーションを楽しんでいます。
口紅はココのチンツやラパウザを合わせることが多し。
【40番】は秋・冬向けの色で、あまり他にない感じの渋い色出しが素敵。ニュアンスカラーが好みより少し暗めなので、オンブルドーのカスカードを下地に明るさを足したり、ファウンテンでピンクっぽさを強調したりして使うことが多いです。ライナーは黒かボルドーで。口紅はココのカシミールやオーガンディーローズを合わせています。
上記2色はいずれもスモーキーな感じなので、ドメブラがお好きで目元は明るく整えたい方にはあまり向かないかな、と思います。
【他社2色アイシャドウとの比較】
ディオールのデュオ・クルールも、マットなダークカラーとパーリーなライトカラーの2色セットなので、最後にちょっと比較を。
たまたま所有している色のチョイスもあるかとは思いますが--
ディオールのほうが粉がスルスルと伸び、透明度の高い色出しで軽やかなイメージ。それに対し、粉のテクスチャー、色出し、パール感のすべてにおいて、シャネルは全体的に重たいイメージなので、ダークカラーを伸ばす範囲など、ディオールよりも少し気を使います。
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[パウダーチーク]
容量・税込価格:2.5g・2,530円 / -・4,730円発売日:- (2020/10/16追加発売)
2011/2/19 14:12:26
評価内容を更新します。
下記3点を所有。いずれもNARSの定番的なカラー。
NARSのチークはいずれもケースにプレスされている粉「そのもの」を見る限りではパール感やラメの大きさや色味の強さにギョッとします。が、つけてみると意外に気にならない感じに馴染むので、必ず自分の肌にのせて判断したほうが良いと思います。
4013 ORGASM
4023 ANGELIKA
4024 NICO
・ORGASM ★★★★
上記したような血色を、色味だけでなくパール感(意外と荒い?)できれいに表現してくれる色。
仕上がりはピーチ〜コーラル系。適度な透明感の感じられる仕上がりで、肌なじみも良く、さほど人を選ばない色だとは思います。しかし、ゴールドパールが入っているので、強いて言うならイエベ向け。
私はブルベで、服もグレー、ブルー〜パープル系が多いためか、登板回数は少なめ。
・ANGELIKA ★★★★☆
シルバーラメの入った青味のピンク。実際につけてみると、ラメはどこへ行ってしまったのか?…くらいに目立ちません。
大好きなボビィのペールピンクはそろそろ年齢的にアウトなのかも…と思っていたところ、私より高めの年齢層をターゲットにした雑誌でオススメのピンク系チークとして紹介されていたので入手してみました。
ボビィのペールピンクと比較すると、こちらのほうが青味が少なく、落ち着いた印象で、私の肌の上では少し赤い感じに転びます。色自体の透明感は、圧倒的にボビィのほうがあると思います。
【上記2色の問題点】
★その1
すばらしく発色がよい一方で、それが仇となり、ある程度、ティッシュなどの上でブラシを払って調整しても、最初にブラシをのせた場所がどうしても他より濃くなってしまいがち。(うんと丁寧に薄〜く少しずつ色を重ねる手間暇を、毎朝かけている時間があれば別なのですが)
★その2
私の肌の上では、午後に肌に油分が浮いてくると同時に、どちらの色も赤味が強くなってきて、なんとなく黒っぽくくすむ傾向に。
(↑)こうした問題を一発解消してくれるのが---
・NICO ★★★★★★
NICO単体では、白人くらい白い方でない限りほとんど「色」はのらないだろうと思うような薄いパール系のベージュです。
これをチークベースとして、ベースメイク後にまずチークをのせる場所に広めにかけてあげてから、ORGASMやANGELIKAといった色をのせます。
すると、最初にのせた場所に「ボテッ」とつくような失敗がなく「ほわっ」と色がのってくれます。それぞれの単色使用より若干抑えた色出しにはなりますが、テクニックいらずで肌の中から発色したような感じが演出できます。
単色使用時に感じた「黒ぐすみ」についても、NICOをベースにするとグッと抑えることができ、朝つけた状態での持ちが良くなるので、NARSのチーク使用時には必須のアイテム。上からかける、というような使い方もできますが先に仕込むのが絶対お勧め。
NICOは、クマをカバーするためにつけたコンシーラーを定着させるパウダーとしても、パール感があり粒子が細かいのでぴったりです。
【ケースについて】
ケースの形状は、使いにくかったり、硬くて使えないブラシなどを内蔵して嵩張ったり、価格を上げるよりも、薄くてコンパクトな潔い現行の仕様を支持します。
ただし、艶消しのゴムびき(?)みたいな加工のパッケージに多少難点あり。カッコイイですが、ブラシの使用時にどうしても周囲に飛んでしまう粉が、ケースにくっつき、払っても取れにくい。なんとなくいつも汚れているみたいに見えるので、改善希望です。
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[口紅]
税込価格:3,520円 (生産終了)発売日:2011/1/14
2011/2/12 18:13:43
下記のような4色展開です。
01 Nude Rose (ピンク系)
02 Nude Coral (オレンジ系)
03 Nude Beige (ベージュ系)
04 Nude Caramel (ブラウン系)
2011年春の限定品で、私が立ちよったカウンターでは、目当てだった01番は既に完売していました。綺麗なパッケージに惹かれて03番をパケ買いしました。
【つけ心地】
バターのような、なめらかでクリーミーな塗り心地。しっとりして、荒れた唇にもフィットしそうです。
【香り】
歯科医で治療中に唇が乾燥しないようにココアバターのクリームをつけてくれたりしますが、あれと同じチョコレートの香りの甘い味(!)がします。
人工的な香りではないのですが、甘い味がするのが嫌という方もおられるかも。匂いに敏感な方は購入前に要タッチアップです。
【仕上がり具合・持ち】
パールなどは入っていません。思っていたよりは色がのりましたが、元の唇の色の影響を感じさせながら肌にきれいに馴染む、といった設計の色彩。私は元の唇が赤いので、あまりこの商品自体の色味を強く感じることはありませんでした。
誰が4色のどの色をつけても違和感はない = 意外性はなく、面白くない、という言い換えることもできるかと。
そしてクリーミーなテクスチャーなだけに、長時間の色持ちはあまり期待できないです。ですが、落ち方も汚くなりようがなく、きれいに消えてしまうかんじです。
個人的には、ラヴーシュカのモイスト・メルティングバー(のほうがこっくりした重めのテクスチャーで、イドラヌードのほうが軽くサラッとしてます)のほうが発色し、色持ちも良いと感じます。
【総評】
要は色つきのトリートメントリップ、という位置付けと認識すればよろしいのではないかと。ガビガビの唇でも口紅をつけなければならない場面というのはあり、そういうときにはもってこい、なかんじです。
でも純粋に仕上がり面で「色つきリップとの違いは?」…と問われると、答えに窮してしまうかも。パッケージが美しいので、メイク直し時に、薬局の色つきリップを出すよりスマートに見えるとは思いますが…はっきり言って、自己満足の世界。
ただ、限定品だと心おきなく使うことができないので、定番化を希望します。
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[コンシーラー]
容量・税込価格:6g・2,750円 (編集部調べ)発売日:2009/9/1
2011/2/11 15:29:06
目元のクマをカバーするコンシーラーとしては、長いことカバーマークのブライトアップファンデーションを使用していましたが、この冬はいまだかつてないくらい肌が乾燥し、乾いてその部分だけカピカピ浮いてしまうように。
もっとゆるいテクスチャーの物じゃないと駄目だ…と、暫く手持ちのYSLのラディアントタッチを使っていました。が、カピカピにはならなくとも、私のドス黒い(?)クマはこれじゃカバーできない。
困っていたところ、嶋田ちあきさんが、明るいベージュではシミやくすみは消えない、目元のシミやくすみをカバーできるのは赤みの入った色、とゲランのテラコッタタッチイルミネイター(01ベージュ)を勧めておられる記事が目に止まりました。
ゲランはちょっと手を出し難いけど、ソフィーナ系の目元用はかなり赤い色だしだったような…とこちらの商品を手に取ってみた次第。
ファインフィットの「アイゾーン・ビューティー」(以前使用経験あり)ほどオレンジ色ではないですが、赤みのベージュで、それなりにカバー力もあるようです。
粉体の多いカバマのブライトアップ…のようなものは、強力にカバーしてくれる一方で、透明感は失われ、乾燥する季節にはひび割れがち。一方で、こちらの商品は、カバー力については少し落ちる感じは否めません。(そして一日中つけていると、やはり夕方頃にはひび割れてしまいます。)
やはりこのカバー力とひび割れの問題、どちらと引き換えにどちらかを捨てなければならないのは宿命ですかね。
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2011/2/4 22:29:54
「くすみ肌タイプ《透明感をひきたたせるセミマット仕上げ》:透き通った肌を演出し、自然な仕上がりに。」というブルーのほうを使いました。
セザンヌ好きです。UVファンデーションEXはとっても良いです。
そのファンデとの相性を考えて作った下地で、
高SPF(36、PA++)
紫外線吸収剤不使用
無香料
ノンアルコール
なら、良いじゃないの〜、きっと良いに違いない!と思ったのですが、失敗でした。
1.補正効果を感じない(くすみを飛ばす感じが実感できない)
2.なんだかやたらベタベタする
下地としての機能はどこにあるのか、なんだかよくわかりませんでした。残念。
セザンヌ、嫌いじゃないので、ぜひ改良してほしいです。
【成分表示】
水、シクロペンタシロキサン、ジメチコン、酸化チタン、DPG、ポリグリセリル−3ポリジメチルシロキシエチルジメチコン、シリカ、オレフィンオリゴマー、PEG−10ジメチコン、(ハイドロゲンジメチコン/オクチルシルセスキオキサン)コポリマー、(ジメチコン/(PEG−10/15))クロスポリマー、水酸化Al、塩化Na、メチルパラベン、クエン酸Na、(ジメチコン/ビニルジメチコン)クロスポリマー、マロニエエキス、ブドウ葉エキス、フェノキシエタノール、ヒアルロン酸Na、ハマメリスエキス、セイヨウキズタエキス、オトギリソウエキス、アルニカ花エキス、BG、タルク、グンジョウ
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