2023/12/29 17:36:29
サロン・ド・パルファン2023にて、インスピレーション(1.7ml×5種)セットを購入。
種類はEDPで、調香師はオリバー・クリードと、ピエール・ブルドンの合作です。
吹きつけた瞬間、グレープフルーツのような柑橘系が複数合わさった爽やかな香りがします。
1時間経つと、お茶のような苦みと共に、他のクリード品と似たアバントゥスのメインの部分のようなよくあるファッション系の香りが出てきます。
2時間くらいは他のクリード品と似た香りが広がっていましたが、段々とプチグレンやブラックカラントといった甘くないフルーツの香りが出てきて全体的に涼しげな香りに変化します。そこからは全体的なイメージが変わらないまま、フェードアウトまで10時間以上香りました。
持続時間は12時間以上でした。
よくある男性向けファッションフレグランスの香りを冷たく鋭くした物、と一言で表現できます。しかし癖や香りの強い部分がフルーツで中和されたおかげで、終日香っても不快にはならずに纏えます。
買ってもいいかと思いましたが、現品価格を見て目が覚めました。
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[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)・香水・フレグランス(メンズ)]
容量・税込価格:50ml・37,180円発売日:2012/10/24
2023/12/29 17:12:16
Celesにてフレグランスのサンプルボトルを購入。
種類はEDPで、調香師はジャック・キャヴァリエとハリー・フレモントの合作です。
手首に乗せた途端、ラズベリーなような爽やかなベリー系果実の香りが鼻を通り過ぎます。程なくしてスモーキーなレザーに入れ替わりますが、奥に甘酸っぱさが見え隠れしています。
1時間程度でラズベリーは消え失せ、スモーキー寄りのレザーノートが広がります。
更に1時間後、どことなくナッティな香りが出てきました。オリバナム(フランキンセンス)でしょうか。
3〜4時間後、どことなくアニマリックな要素が足されます。アンバーでしょうか。それ以降の香調変化はなく、フェードアウトしていきました。
持続時間は7〜8時間程度でした。長袖が当たる部分に使ったのを差し引いても短命に感じます。
スモーキーな要素が香る時は、手首の間近で嗅ぐと咳き込みそうになるくらいでしたが、後半アンバーが足されるとまた別のアニマリックな香りに変化します。
最初のラズベリー混じりのレザー以外で気に入る部分がなかったので、総合点は☆4。
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[口紅]
税込価格:4,400円 / 5,500円発売日:2022/4/8 (2023/11/3追加発売)
2023/12/29 09:25:57
パーソナルカラー冬タイプの筆者が持つ感想です。他シーズンの方はまた違う感想を持たれると思います。
ホリデー限定色のバックステージパレットを探し求めていたところ、通販サイトは全滅でしたが店舗カウンターに在庫があり、その場で購入。併せてそちらに似合う口紅としてこちらの628PINK BOWを購入。
・発色:手の甲だとかなり青みが強いですが、唇に乗せると自然なパープルベージュになります。ボルドーより赤みは少なく、紫と茶色を足したような色です。自分の肌に青みが多いからか、馴染みます。
・描きやすさ:鏡なしで塗っても意外と平気でした。ただ、上唇の弓の形をしっかりさせたい場合は鏡が必要です。摩擦抵抗を殆ど感じず、快適です。
・色落ち:マグカップや指にベッタリ付きました…。唇だとあまり感じないのに、付着した物はかなり青みの強い茶色がかった紫です。
名前から想像する色とは大きく異なるので、Web上でサムネイルだけ見てピンクボウの名前で青みピンクにベージュが足された物だと予想して買うのは危険です。現物を自分の肌に乗せた上で青みが合うか確認するのをお勧めします。
口紅の芯の色だともっとベージュが強そうでしたが、唇に乗せるとそんなに主張が強くならないので、肌色が寒色系の方にお勧めします。オフィスでブラウン・ベージュ系のリップを使いたいのにピンクベージュが似合わなくて困っていた筆者の需要に合っていました。
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2023/12/27 21:26:08
2023年の限定販売品を、12月のトリプルポイントのタイミングで購入。こちらは3つの中でも1番人気で、12月中旬時点で店頭在庫は僅少でした。
種類はEDTで、調香師はデルフィーヌ・ジェルクです。
形取られた厚紙をテープで留めた簡易包装なので、1度開けたら箱に元通り閉じるのは難しいです。箱ごとクローゼットの中に保管している筆者は、箱が閉じなくて少し落ち着きません。
クレジット内のキー原料について拘った限定品をボトルに詰め込んだ限定品で、こちらはカラブリア産のマンダリンが使われています。
手首に吹きつけると、最初に果皮の苦味を感じます。マンダリンなのかは分かりませんが、柑橘系の皮なのは分かります。果皮の苦みをはっきり感じられ、フルーツがふんだんに使われていそうな予感がします。
2時間程度でお茶っぽさやバジルのグリーン感が足されます。
更に2〜3時間後、果皮に加えて果肉の瑞々しさが足されます。果肉が前面に出ているので、果皮やその他のグリーン感は引き立て役です。
4〜5時間経つと、流石に果肉も弱まってきて、グリーン感と同じくらいになります。ここで初めてアクアアレゴリアシリーズのマンダリンバジリックのメインの香りを彷彿とさせるようになり、そういえばこちらがマンダリンバジリックの限定品であったと思い出されます(笑)
その後、若干ウッディ系の要素が出た気もしますが、大枠はマンダリンバジリックのままフェードアウトしました。
持続時間は12時間以上でした。
マンダリンオレンジの果実をまるごと楽しめる豪華版、と表現したくなります。マンダリンバジリックのメインの香りは新版より旧版に似ており、旧版の方が好きだった筆者にはラッキーでした。
柑橘系の香りにシロップっぽさよりも果肉っぽさを求める方には声を大にしてお勧めします。
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2023/12/27 20:29:54
Celesにてフレグランスのサンプルボトルを購入。
種類はEDPで、調香師はロドリゴ・フローレス=ルーです。
手首に乗せた途端、ベルガモットやレモン、ビターオレンジ等の爽やかな柑橘系が広がります。1時間程度で柑橘系の奥にネロリやローズマリーのような香草の要素が出てきたので、よくあるオーデコロンのアロマティックシトラスになりました。
5〜6時間後、どことなくジャスミンのようなお花の要素が加わります。ジャスミンルージュのような強烈な物ではなく、他ブランドにも使われていそうなシンプルな香りの品種で、トムフォード感が薄いです。ネロリとジャスミンが目立ち始めたアロマティックシトラスです。
更に3時間後、土台のアンブレットのムスキーさが出てきて更に香りが長持ちします。ローズマリーは分からなくなり、ネロリやジャスミンとマンダリンオレンジ、アンブレットは判別できました。それ以降の香調変化はありません。
持続時間は11〜12時間程度でした。トムフォード品ならではの長持ち加減で、高コスパです。
よくあるアロマティックシトラスなので、他ブランドで類似品をお持ちの場合はわざわざ買い足すメリットはないです。しかし万人受けする香調なので、1本この系統を持っていたら安心できる香りです。
人気の品であると体感したものの、価格が高すぎるのでこちらの現品購入は検討せず。
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