2019/3/20 07:55:20
手持ちのセルジュルタンス(3本)で、最も大切にしている香りです。
スプレー直後、胸に吸い込んだ爽やかな樹木の香りは何者にも変えがたい。
この商品もやっぱり落ち着いた大人向け。
表現に困るほど素敵な香りだけど、一筋縄ではないし、各方面のウケが目的なら、絶対対象にならない香りと思うから。
公式では、想定シーンはリラックス、季節は秋。
手首やムエットで試した時には、余りリラックス系には感じなかった(逆に小難しい予感)のですが、いざ使い始めると、この香りが気持ちをほぐしてくれることを実感。
ストレスや緊張感がスプレーの瞬間、ふっと軽くなる。
場所はウエスト、休日ならもっと香りを楽しみたいので胸元に。
はじめの爽やかさは、残念ながら私はすぐにとんでしまうのですが、あとからくるスパイシーな甘さもまた、身も心も埋めたくなるような香りなのです。
そういう意味では、確かに秋冬、あたたかなコートやストール、ブランケットの移り香を愉しむに最適、と思います。
とはいえ、余り濃くない(私は手持ちのルタンスの中では最も早くとびます)ので、基本はオールシーズン可と思います。
ただ、長時間残るスパイシーな甘さが苦手な人はいそうなので、配慮は必要かなと思います。
そういう意味ではオンでの登場は少なめです。
この香りを、職場の自分のアイコンにできたら最高ですが、私自身がそこまでのレベルにはまだいたれてないかな。
少し話はそれますが、公式HPの香り選びがとても参考になります。
特に大人の女性(男性でも)におすすめな選び方が「シーン」。
香水は詳しくない、何を基準に選べばよいかわからない、という人も、これを参考に選べば大きな間違いはないと思います。
TPOにあわせてきちんと使い分けることができるだけで、香水って楽しくなるんですね。
服と同じ。
恥ずかしながら、この歳まで難しいと思ってました。
気持ちとしては★7ですが、まだ使い始めたばかり。
一本使い切ってから再評価したいです。
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ラフィーユドゥベルラン (La fille de Berlin)
容量・税込価格:50ml・14,300円 / 100ml・22,000円発売日:-
2019/2/23 22:05:49
美しい佇まいの香水です。
薔薇色の液体とガラスの煌めき。
ジョーマローンなどでも薔薇の香水が出ていますが、本当に透明感がある爽やかな薔薇。
色で言うなら、白とかピンクの薔薇のイメージの香りです。
対象的に、この香水は、その液体の色のとおり、紫に近い赤い薔薇のイメージです。
(公式では「銀の薔薇」という表現あり)
名前と反するようですが、可憐な少女が使うイメージの香りではないです。
爽やかというより甘い厚みがあり、大人の女性にこそ相応しい薔薇の香りと感じました。
(大人の男性も、付けていたらとても素敵と思います。日本の男性ではなかなかいない)
だからこそ、この香りにぴんとこないという人もいるかも、と思いますし、一本目の香水でもないかなと思います。
ですが、私は冬の間は一日おきにこの香りを選んでいました。
いつの間にか、ストールやコートに匂いがうつっていて、それはそれは素敵でした。
オフィスでももちろん使える香水ですが、予定をいれていない休日に、少し濃くつけて薔薇の香りにつつまれて一日部屋でのんびりする、というのも、とても優雅な気分にひたれてよかったです。
そもそもは、ユニセックス代表のようなローセルジュルタンスと対極の香りとして求めました。
毎日同じ香水をつけていると、鼻が慣れてしまい、濃くつけてしまいがちになるそうなので、何本かローテーションで使うようにしているためです。
2本めのセルジュ・ルタンスでしたが、ますます魅力にはまっています。
次に購入する香水も、間違いなく彼のものだと思います。
※なお、日本国内での通常価格は「50ml 13,000円(税抜)」です。
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Jo Malone London(ジョー マローン ロンドン)
[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)・香水・フレグランス(メンズ)]
容量・税込価格:100ml・19,030円発売日:-
2019/2/17 21:33:23
数年前はジャスミン系がとにかく好きで、この匂いに夢中でした。
ボトルのビジュアルも本当に好みで。
今は生産終了している香りとか。
今は、トップからラストまでずっと、圧のようなものを少しだけ感じます。
心地よく一日を過ごす相棒は、今の私はこの香りではないんだな、というか。
以前は、一生自分はこの系統の匂いが好きなものだと思ってました。
香りの好みも、ずいぶん変わるものなんですね。(評価の星数は今の私の評価です)
今使うなら、付ける場所を腰(自分定番の場所)ではなく、足首辺りまで下げると、ちょうどよい距離感に感じました。
付き合い方をかえたら、また楽しめるようになるかもしれないですね。
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ローセルジュルタンス(L'Eau Serge Lutens)
[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)・香水・フレグランス(メンズ)]
容量・税込価格:100ml・14,300円発売日:- (2022/6/1追加発売)
2019/2/2 16:31:49
香りまで完璧な大人になれそう。
服もメイクも、この歳になり、ようやく外さず装うことができるようになりました。
(アラフォーなので、おしゃれというより、TPOを重視します)
コンサバにひと匙加えて印象をかえるのが好きなので、その選択肢に「香り」を加えたいと、香水を探しはじめました。
香水って、若い頃はどうやってもうまく使いこなせませんでした(香害になってたこともあるのでは)が、余裕が出てきた今になって楽しめるようになってきました。
この商品は、オフィスでデイリー使用が可能な香りとして選びました。
公式のイメージキーワードは聡明と水。
女性を主張しすぎず、くどくもなく、かといってさっぱり過ぎず。
スーツに寄り添う、どこか知的な印象で、理想どおりです。
私は何も着けていないウエストに、朝1プッシュがちょうどよく感じます。
この方法だと、夕方まで、自分にわかるようにだけ、本当にほのかに香りを楽しむことができます。
夜に予定がある場合以外は、つけ直しはなし。
個人的には、誰かから「(いい)香りがする」といわれるのは、濃くつけすぎているのかな、と感じるタイプなので、この付け方・濃さがベストです。
この香水が、楽しみ方を教えてくれました。
シーン別、季節別の香水を時間をかけて揃えていきたいと思います。
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