2023/9/24 18:29:40
☆ 503 Bal Masque
Pre-Fall Collectionとして7月に海外で先行リリースされた Diorshow 5 Couleurs 2種 803 Rose du Soirと503 Bal Masque
803 Rose du Soirは先月、伊勢丹新宿店でのイベントとmeecoで限定販売され、こちらの503 Bal Masqueは先日フォトにも投稿しましたが"Miss Dior Blooming Boudior Collection" のイベントにて9/13 から18に松屋銀座、9/20から25までは松坂屋名古屋店と、オンラインはdepacoで展開店舗数量限定色として販売され再入荷もあったのですが現在は在庫なしでした。
669 ソフトカシミア(旧)と似た面持ちの503 Bal Masque (フランス語で"仮面舞踏会"…?)
どちらもグレージュ系でシルバーの煌めきが綺麗なシマーが4色にマット1色の組み合わせ。カラーストーリーを比較すると、こちらはベージュ/ブラウンのベースにピンクのニュアンスがソフトでナチュラル、ソフトカシミア(旧)はグレーが強めのトープにこちらもピンクニュアンスでよりシックでクールな印象。
バルマスクの仕上がりは同じような色の配置&順番のメイクだと手持ちのなかではYSL 100 Stora Dollsがいちばん近いかなと思います。
*色と質感
シマー×2 / サテン×2 / マット×1
右下のマット以外の4色にほんのりとピンクパールがあるブラウン系クールトーンニュートラル。
左上(A) → 淡いピンクに多彩ラメ/トッパー
シアーでほぼ色はつかずソフトな明るさがでるトッパー
右上(B) →ローズトープにシルバーの輝き/スパークル
温かみのあるトープにシルバーとピンクを基調にした多彩ラメ
中央(C) →ピンクみのあるソフトトープ/サテン
このシェードはソフトカシミアの中央とよく似ていて少しライトにした感じ。肌馴染みがよく単色使いでも素敵なサテン☆
左下(D) →ピンクブラウン/サテン
こちらも肌馴染みがよく目尻側1/3にのせても暗くならず濃淡の調整しやすい。
右下(E) → 赤みがあるダークブラウン/マット
艶感のないマットが1つ入ってると自然な陰影がつけやすくて便利。
*配色とバリエーション
控えめなラメ(左上)、サテン(中央)、強めラメ(右上)、輝度高めサテン(左下)と選べる光沢感や、色の明るさも明・中・暗とバランスよく揃ってるので扱いやすい配色。
サテン(中央と左下)は単色使いでもいいし、マットを組み合わせて2色使い、中央+下段の3色でもok 季節を選ばずデイリーメイクにぴったり。そこに上段の控えめな艶感なら左上だけを足したり右上をたっぷりのせて華やかにもなるのでシーンに合わせていろいろ楽しめると思います♪
ソフトカシミアが人気色なだけにバルマスクが好きな方も多いと思うので、できれば以前あったチュチュやワイルドラフィアのように始めは展開店舗のみ→公式オンライン限定の流れになって欲しい。もし何か情報が入ればまたこちらに追記します。
*画像2枚めにソフトカシミアとの比較スウォッチやメイクに合わせたアイテム+レシピがあるのでご参考になれば幸いです:)
昨日こちらの投稿をする際に何度かエラーになり削除して再投稿してみたり試したのですが、公開中の口コミ欄に反映されないので再々投稿しました。
- 使用した商品
- 現品
- 購入品
2023/9/20 12:12:42
☆ 01R Rose Tease
昨年発表されたプライベートブレンド 3種のフレグランス "ローズ トリオロジー" をはじめとしたPrivate Rose Garden Collection
トムフォードが所有するローズガーデンに咲く花々にインスパイアされた同コレクションの新作としてモノクロのパッケージにセットインされた全色マット質感、くすみローズ系ワントーンの限定新色01R ローズ ティーズ。
*色と質感
パウダリーなマット× 4
全色ともにソフトで伸びが良く半透明ほどのカバレッジで濃くつきすぎず、ほぼ見た目通りの発色です。
左上(A)→アイボリーピンク
ハイライトとしてはかなりソフトですが肌馴染みがよく自然な明るさを出したりブレンドするのに使いやすい色。
右上(B)→ ダスティローズ
こちらも肌馴染みの良い明るめのくすみピンクアイブロウの仕込みやチークにしても可愛かったです。
左下(C)→ローズピンク
ザ、ローズ色という感じのほんのり鮮やかな青みピンク。
右下(D)→ 暗めのモーヴピンク
紫みがありますが重ねてもそこまで濃くならないので締め色で使うときはアイライナーを太めにぼかして上から重ねたらいい感じでした。
トムフォードの濃いめマットは見た目より濃く発色するものだという認識があると、ちょっと拍子抜けするくらいふんわりな色づき+ローズ系でも暗すぎず白っぽく浮くこともない肌なじみの良い色合いなので扱いやすいと思います。先日購入した44ダークオピュレンスの黒はしっとりした粉質でしたが、こちらはサラッサラです。ただそのぶん色が留まりにくいため広がりやすく色持ちは他のクォードの同じマットに比べるとちょっと弱いかなと感じました。
*画像2枚め
マットだけで仕上げても綺麗ですがワントーンなのであまりバリエーションはなく、手持ちで似てる色や質感のもの、ピンク系、ペアで使うと楽しめそうなものと色比べしてみました。まだ試してませんがピンク系とはもちろん万能選手のヌードディップともいい感じです。特に42 A Hazy Sensualityとは同じローズ系で相性◎ 画像にはありませんがソレイユの002シャレーラストや廃盤の27Aヴァージンオーキットとも組み合わせやすいと思います。
*画像3枚めにメイクレシピがあるので、ご参考になれば幸いです:)
- 使用した商品
- 現品
- 購入品
-
[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)・香水・フレグランス(メンズ)・香水・フレグランス(その他)]
税込価格:-発売日:-
2023/9/12 14:50:36
☆ bdk Parfums
Gris Charnel / EDP 100ml / Unisex
(2019 made in France) 調香 : Mathilde Bijaoui
*Notes
top
→カルダモン/フィグ/ブラックティー
middle
→アイリス/バーボンベチバー
base
→サンダルウッド/トンカビーン
*香り
削りたてのクリーンなウッディベースに香ばしいトンカビーンの甘さ+ミルクティーに添えた瑞々しいイチジクとカルダモンのスパイス+僅かにパウダリーなアイリスとほんの少しスモーキーなバーボンベチバー。それらが織りなすソフトなシアージュは目立たないようで、素朴なアロマとして記憶に深く残る香りだと思います。
*持続性
私の肌では2スプレーで数時間でスキンセントになりふんわり半日は持ちます。Fragranticaにあるlongevityの投票でいちばん多かったのは moderate (適度/中程度)
*Gris Charnel 製作者のコメント
"パリの街の曇った空からインスピレーションを受け、ベッドで心地よくシーツに包まれながらグレー(Gris)の空を眺めているときの感覚を再現しました。プロジェクション(香りが拡散される範囲)は広いですが、これは肌に寄り添うskin perfumeです。私は人生の何気ない瞬間を、とてもシンプルな方法で伝えたいと思っています" - BDK Purfums 創始者 David Benedek
(Demi Rawlingとのインタビューより引用)
"グリ シャーネル製作中には白と黒のコントラストのようなものを作り出すことに取り組んでいました。そしてその官能さの探究として、違う種類のウッドの香料を採用しました。黒はマダガスカル産のブルボンベチバー、そして、白をクリーミーで包み込むようなサンダルウッドで表現することにしました。そして、この2つの素材をトンカビーンのベースの上に一緒に乗せ、少しのアイリスのメインと明るくフレッシュなトップノートで作り上げることで、より官能的な香りを作ることができました" - Mathilde Bijaoui
(Nose Shop公式マガジン 名前のない関係 BDK Parfums|グリ シャーネルのコラムより引用)
調香師 : Mathilde Bijaoui
(彼女が手掛けた作品は他にJo Malone/12種類 : Jasmin Sambac & Marigold, Myrrh & Tonka, Moonlit Camomile, Poppy & Barley, Scarlet Poppy Intenseなど、LaliqueのHommage a l'Hommeや PenhaligonのLily & Spiceなど全55種。数多くのブランドで活躍されています)
*感想
昨年フォトに投稿した10mlを秋から冬はこれだけで楽しみ、真冬はベースレイヤーにバニラを重ねて全部使い切ってからまた季節が巡り、そろそろ香水のトレイを春夏から秋冬に替えようかなと秋冬につけたいフレグランスを思い描くうちにこの香りが蘇り"やっぱりあれがないと"となって週末にNose shopのお店でフルボトルを購入しました。
始めの頃は"セレッシャルのベンガル スパイスティー→だんだんチャイ"とフォト投稿にも簡単に表現していましたが、慣れてくるともっと複雑で中毒性があります。
Gris Charnel (銀色の情欲)という名や、説明欄にある男女が踊り明かしたドラマティックな一夜のストーリーはあまりしっくりこず、私はこの香りのセンシュアルな魅力はもっと知的で日常の一片にふと訪れる凛とした静寂のような儚げに漂う色気のように感じます。
オリエンタル ウッディでもとても細かく綺麗にブレンドされていてカルダモンはそれほど強く主張せず尖ったスパイシーさもなくて、紅茶に溶けたくらい+新鮮なイチジク×インドっぽさのないクリーミーなサンダルウッドで更に円やかに。普段ニッチの香水が苦手でも親しみやすいのではと思います♪秋冬に甘過ぎないスパイシー系を探されている方のご参考になれば幸いです:)
*3枚め
昨年の冬はゲランのスピリチューズ ドゥーブル ヴァニーユをベースレイヤーにしてグリシャーネルとのコンボがお気に入りでした。他にお試し中なのが以前から気になっていたKAYALIのVANILLA28 こちらとも相性◎(楽天アクアブーケさんでお取り扱いがあります) それとジバンシイ ランテルディルージュの ロール オン。ゲラン新作のtobacco honeyはムエットと手首でお試ししてきました♪
- 使用した商品
- 現品
- 購入品
2023/9/6 19:17:25
☆ I Need A Nude Palette
先日フォトに投稿したNatasha Denonaの新作パレット。
Natashaが得意とするスモーキーなアイメイクを引き立て、どんな肌色にも似合うように4種の異なるアンダートーン×20色のヌードカラーを揃えたリップスティック コレクション "I Need A Nude Lipstick Collection" からインスパイアされたmidiサイズ(全15色)の "I Need A Nude Palette"
コンセプトはそのままに少しクールトーンよりのニュートラルやピンクみのあるアンダートーン+明るい色から深みのある色まで幅のあるヌードシェードが揃い、質感はソフトマット、メタリック、新しいハイシャインのスパークリング フォイル、そして濡れたような煌めきのスパークリング ウェット(トッパー)やグロッシー ウェットなどの5種類がセットされています。
2016年のブランド創業当時からニュートラルといえばNatasha Denonaの色も質も素敵なアイパレットの長年のファンでありながら、このところ普段使いには難しいカラフルな配色続きで見送ることが多かったmidiサイズ。スニークピークは一切なく、発売直前のIGストーリーで彼女が背後のI Need A Nude lipstickをチラ見しながら "今年1番のローンチになるからお楽しみに" と自信ありげな笑みを浮かべていたのを拝見して "…きたよ?♪" と思いました。使ってみてそんなに良くなければレビューはしないつもりが、3度メイクをしてとても気に入ったので限定パレットではないようですし、SNSなどの他の方々のレビューと併せてゆっくり選ぶときのご参考になれば幸いです:)
*色と質感
各シェードに名前がついてます。
マット(CM) × 7
メタリック(M) × 2
スパークリング フォイル (SF) × 3
スパークリング ウェット (SW) × 2
グロッシー ウェット(GW) × 1
*今回こちらのマットは全てCMで、お馴染みのCP(クリームパウダー)フォーミュラはありません。
上段左から
Stone →明るめのウォーム トープ / CM
Whisper → 明るめのニュートラルピンク/ M
Ella → ウォーム フォーン(子鹿色) / SF
Voague → 中濃度のウォーム ダスティローズ / CM
Travertine → ソフトアンバー / M
2段め左から
Delilah → シルバーブラウン / SW
Silhouette → コーヒー豆ブラウン/ CM
Muse → シャンパンゴールド/ SF
↑これはもの凄くキラキラです。
Fair → ほぼアイボリーなミスティローズ/ CM
Filigree → 中濃度のニュートラルブラウン/ SF
下段左から
Wit → 明るめのウォームローズ / CM
Sheen → ウォームシャンパン / GW
Tender → ミディアム トープ / CM
Mesh → 明るめのダスティ ローズ / CM
Mia → アイシーピンク / SW
まだ全色は試してませんがマット質感の使いやすい締め色(Silhouette)とブレンディングしやすい肌より少し明るめのシェード(Fair)があるので、濃いめ/中濃度の色もコントロールしやすいです。メタリックといっても輝度の高いサテンくらいの艶感なので瞼の外側でも使えます。トープは温かみのあるピンクと合わせるとくすんだ印象にならず、十分なほどのスパークルですが更にインパクトが欲しい場合は筆を湿らせてウェットでも使用可能。
ざっくりな雰囲気で例えるなら、トムフォードのメタルラストやYSLのストラドールズに近い仕上がりを楽しめると思うのでお好みでしたらチェックしてみてください♪ヌード系ニュートラルなので色は限られますがシンプルなデイリーメイクから、かなり凝ったグラムルックまでいろんなシーンで活躍してくれるパレットだと思います:)
*画像2枚め
→左上
左側はスウォッチに質感と★マークが画像のメイクで使ったシェードです。
→左下
蓋を閉めると外側のパッケージはこんな感じ。
→右側
手持ちの大きめのニュートラルやモーヴ系のパレットとの比較です(向き合わせて撮ったので比べた方は上下が逆さになってます) BibaはもっとウォームトーンでGlamよりもソフトで似てるとは感じず、強いて言えばGlam Face Paletteのライトが少し似てるかなと思いました。
長文を最後まで読んでくださりありがとうございます:)
- 使用した商品
- 現品
- 購入品
2023/9/1 11:05:28
☆103 Under the Starlight
夏の終わり、夜風に吹かれながら。
- 中略 -
星は空を移動して、やがて秋の方角へ。静かに進む季節の中で、ADDICTIONがイメージする幻想的な星空の下のメイクアップ。
- Addictionの公式サイトから引用
Pre Fall 2023 Collection
"UNDER THE STARLIGHT"から限定色の
ザ アイシャドウ パレット103 Under the Starlight
7月に夏っぽいアイパレットが発売されるなか、シックなトーンの配色が目を惹いて気になりつつ、迷う間に完売してしまったのですが、先日いつも参考にさせていただいているメンバー様のレビューを拝見して "やはり素敵…えっ公式に入荷されてるんだ"と知りその日のうちに購入して一昨日届きました♪
メンバー様、いつも楽しくレビューを拝見しております。お教えくださり本当にありがとうございました:)
*色と質感
全色ともしっとり肌にフィットする粉質です。
左上(A)→ スパークルカシス / 多彩ラメ
ローズピンクのベースにブルーと青みピンクを基調にしたラメやチラチラとゴールドやホワイトパールも煌めく華やかな多彩ラメ。
右上(B)→ マットキャメル/ シアーマット
少し透け感のある自然な陰影やブレンディングしやすいキャメル。
左下(C)→ スモーキーグレージュ/ サテン
トープのアンダートーンにソフトなシルバーの艶感で薄く広げてシフトすると、ほんのりピンクみのある素敵な色合い。
右下(D)→ ダスティバイオレット/ サテン
Cよりもアンダーの色が弱くてブルーのラメ感に主張があり薄く伸ばすとライラックの煌めきが綺麗なバイオレット。
*2度メイクをした感想
4色使いで2パターンしか試していませんが、大人らしいエッジの効いたクールかつ華やかで、シアーなマットがより自然にみせてくれるソフトスモーキーな仕上がり(画像では艶感が上手く撮れませんでしたがもっとキラキラして綺麗です)
アイシャドウ パレットは3つめで、そのなかで私の瞼だとこちらがいちばん発色が程良く色持ちも良いように感じました。朝メイクして夕方チェックしてみるとラメ落ちは少しありました。
風の中に秋の気配を探し始める今頃から秋冬は少しスモーキーな目元にしたいなというときに扱いやすい素敵なパレットだと思います☆
*2枚めの画像に合わせたアイテムと、最初に軽く陰影をつける以外は付属のブラシとチップを使ったメイクレシピがあるのでご参考になれば幸いです:)
- 使用した商品
- 現品
- 購入品