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Jo Malone London(ジョー マローン ロンドン)
[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)・香水・フレグランス(メンズ)]
容量・税込価格:30ml・9,460円 / 100ml・19,030円発売日:2019/9/6
2019/9/12 11:53:11
おどろおどろしい様相の蕾から
畳まれたシルクを引き出すように
可憐な花を咲かせるヒナゲシの花
昨年穀物を主題に揃えられた限定の香りの中から
人気のポピーが今年定番化
1度は踵を返したものの
やはり連れて帰ってきた
元来ヒナゲシに香りはほぼない
これは牧草地に揺れて群生するポピーから
インスパイアされた香り
すっきりとしたローズに甘酸っぱいカシス
どこかに少しとろみのある菫の様な香りに
ムスクより軽やかなウッディ系の大麦の香り
総体としてはかなりキュート
だけど中毒性あり
令和初の「モテ」フレグランスでは
なかろうかと思う
今ならBOXもショッパーも特別仕様
限定ではないけどどうせお迎えするなら
早い方がいいと思う
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2019/7/20 21:16:44
世界中の女性達が貴方に貢いだ
100色並ぶ圧巻のショウケース
キラキラ眩いグリッターから
ハンサムなマット
誰もが1つは持っていて
雑誌で見ない日もない
10周年という節目と共に
ディレクターを引退するAYAKO氏
「デパコス」と言う言葉がこれだけ
流通したのも幅広い年齢層を
デパートのコスメフロアに呼び寄せた
貴方の功績の1つではないでしょうか
そんな節目の年に合わせて生まれた
ブランド初のフレグランス
真紅のガラスボトルはアイシャドウと同じ
スクエア型に整えられており
パッと目を引く存在感を持ちながら
誰にでも溶け込む順応性
ファッション性の高いブランドながら
手掛けるは厳格な面持ちの
香りの達士ミシェルアルメラック
彼を知らなくてもDiorにChloe
GUCCIにARMANIと名だたるブランドを越え
ラブコールを受けて作成された香りは
どれも1度は目にしたことがあるはず
そんな彼が手掛けたオードアディクションは
湿度も高く香水文化の低い我ら日本人にも
使いやすいまるで肌から香るような
馴染みの高い香り
トップの弾けるようなレモンの洗礼は
これは好みが分かれるかもしれない
柑橘の香りが苦手な私の
ファーストインプレッションは最悪だった
だけど一瞬の果実の飛沫のシャワーを潜れば
華やか且つ知的なローズにブラックティー
そこに静かなほんのりお香の香り
楚々として美しい
東洋の女性達を連想させる
ラストはシダーにモスと温かみのある
木製の温もりに抱かれる安心感
ジェンダレスにしてボーダレス
最強の「個」を作り出した
ADDICTIONこその香り
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Jo Malone London(ジョー マローン ロンドン)
税込価格:30ml・9,240円 (生産終了)発売日:2019/3/1
2019/3/31 19:32:12
自分自身が無知であることを
知っている人間は、
自分自身が無知であることを
知らない人間より賢い。
知識欲と共に己の知識が無価値であることを
自覚する事こそが聡い者だと
早々に悟った哲学者ソクラテスの言葉の1つ
彼は彼によって無知である事を指摘された
賢者達の怒りを買い処刑されてしまう
弁明せず死をも受け入れた彼の処刑に
使われたのはドクニンジン とも言われる
有毒植物の毒杯だった
それが今回の香りの主役のヘムロック
香水に毒薬??
謎の多い香りのチョイスは
ウィット溢れる英国ブランドならでは
香りは以外にも甘く
だけどそれはフローラルさも
ジューシーさも皆無で
ほんのりパウダリーでありながら
中毒性のある香り
まるで電車やエレベーターで
不意に密接した時に
嗅いでる訳ではないのに鼻腔を
くすぐられ嗅ぐのを
止められなくなってしまった
背徳感さえ感じる鮮やかなパッケージからは
想像出来ない後暗さがある
ただそれはイメージの1つであって実の所は
満開のゴールデンミモザに
ヘリオトロープのとろみのある甘さ
キューカンバーでモダンさをプラスした
女性でも十分に使える香り
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