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[美容液]
税込価格:-発売日:-
2002/2/20 02:42:41
トラトラトラ・・・。年末にぼっ発した私の第二次ニキビ大戦。
おでこ、頬、あご、フェースライン・・・と、ここに出来たにっくきニキビ群はオバジ他各ビタミンCモノとの激しい攻防戦を繰り広げたが、このハイポテンシーセラムの前に全滅ス。
奇襲攻撃成功ナリ。
コレは夏〜秋頃に使用し、えらい肌の調子が良かったにも関わらず、炭疽菌の恐怖で取り寄せを中止したもの。しかし鏡を見ると炭疽菌より自分の顔の方が恐くなり、緊急輸入してただちに使用を再開。
祈るような気持ちで、1日1回朝のみ塗布(このビタミンCは、肌の中で72時間有効性が保たれるので、1日1回の塗布でOK)。
あるチビッコニキビは3日で盛り上がりが平らに、またある中モノは1週間もすると中の芯が押し出されて何事もなかったかのように。そして大親分は少し赤みが残ったものの、無事沈静化・・・。結果、2週間ほどで、全てのニキビを撲滅! 1月も半ばが過ぎて、やっと私にも初春のご来光。
また、その時はニキビ治療に鼻息が荒く、クスミに対してはよく経過観察していなかったけれど、気が付くとオバジの時にはなかった肌の輝き、滑らかなハリ感(併用していたヘレナのコラゲニストの威力も充分に発揮された)。毛穴も締まってきて、こいつぁ春から縁起がいいねぇ。
で、なんでこんなに効くのかというと・・・。
コレに配合されるビタミンCは、アスコルビン酸とチロシン(アミノ酸の一種で、アスコルビン酸の吸収を助け、メラノサイトの活性を抑制する)、亜鉛(抗炎症、コラーゲン合成の補助などの作用)のコンプレックス。これが2.5〜3.2というph(ペーハー)値で作られていて、非常に安定性が良いらしい(特許をとっている)。
さらにアメリカのVCサプリ等では同時配合が常識となっているバイオフラボノイド(VCの吸収促進や相乗効果を上げる)も配合。ほか保湿にヒアルロン酸。以上の成分のおかげで、「従来のビタミンC誘導体の肌への供給率が配合量の30〜40%に対し、これは100%供給できる」そうな。
サラリとした水のようなテクスチャーと余計な香料やクセがないので使いやすいけれど、酸に属するので最初はピリリとくるかも。また、肌への刺激を考えると、濃度の高いAHAもの・レチノールものとの同時使用は避けた方がよさそう(コレを朝に使用して、AHAやレチは夜使用なら大丈夫。ちなみに私はグリコール酸2%程度のモノとの併用は大丈夫だった)。
今度は半年の使用でシワへの撲滅効果を狙うぞ!
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[フェイスクリーム]
税込価格:50g・19,800円 (生産終了)発売日:2002/1/4
2002/2/15 02:18:14
数年前から皮膚医学的なアプローチで新商品を開発するヘレナ。そのヘレナが「先進の化粧品科学を駆使して」とか「肌の衰えの5つのメカニズムに挑戦」とか言えば、なんだか期待感ムズムズ。
新しいデリバリーシステム(公園のジャングルジムみたいな形をしたカプセルのバイオサップとやら)にも興味シンシン。
発売間もなく店頭で手に塗布すると、すぐに馴染んでサラサラ。べとべと系クリーム嫌いの私には、悪くない感触。
で、展示用のジャーから秘密裏にもらったサンプルで数日間お試し。けれど香料が、アラミス系と言うかちょっとキザなジゴロ系で連続使用はツライ。
これで購入はないと思ったものの1週間後、再度カウンターに足を運ぶと、いつもは攻め姿勢のBAが正月でリフレッシュしたのか、うって変わってニコニコ。その変貌ぶりに仰天し、欲しくないのに、ついつい購入・・・(余談だけど、購入の意志を伝えた時にはBAからお世辞まで飛び出して恐ろしくなった)。
成分見ると、重そうなのにべとつかないサラサラ感はシリコンオイルとミツロウほかロウ状の固体油性原料が多く配合されているためと判明(液体系の油は揮発性の高いものやスクワラン使用)。
有効成分の数も多いけれど、界面活性剤の数もずいぶん多い(いずれも陰イオン性、非イオン性)。成分を角質層に入れようと躍起になっている?
ちなみに有効成分は小じわ防止にローヤルゼリーエキス(新陳代謝促進、保湿、抗菌作用も)、パンテノール(肌荒れ、カブレ防止作用も)、ブナエキス(ガチュリンのこと。細胞賦活作用も)。
抗酸化にブドウエキス(保湿、抗炎症作用も)、ビタミンC誘導体(リン酸型より肌にゆっくりに効くといわれるグルコシド型のもの)。血行促進にビタミンE、ショウキョウエキス。保湿などにグリセリン、ブッチャーブルームエキス、ダイズタンパク、コメヌカタンパク、カフェイン(引きしめ作用も)ほか。
殺菌・防腐はパラベン、グルコン酸クロルヘキシジン、クロルフェネシン(いずれも旧表示指定成分)。
顔半分にだけ1カ月程度夜のみ使用してみたけれど何かが変わった気配はなく、他の高級系のクリーム比べてあまり保湿感はないので、かえって乾燥・・・。このクリームの面倒臭いマッサージ塗りした後、また違うクリーム重ねるくらいなら、1個で済む他ブランドの総合クリーム選んじゃうにゃ〜。
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[美容液]
税込価格:- (生産終了)発売日:2001/10/10
2002/2/1 02:00:59
きゃっほー、そいやーっ。
昨年暮れ、突然ニキビ軍団に奇襲をかけられた私の顔。大小10以上ものニキビ達は盛んに奇声をあげ、さらにどんどん仲間を増やそうという勢い。助けてー!
今までは、ビタミンB達やCといったサプリの服用とVCコスメ使用で私のニキビ予防は万全。けれど某化粧ラインがきっかけで増大した今回のニキビ群。この軍団の強大さには、少し前から導入したオバジCもたじたじ。オバジのアスコルビン酸10%はちゃんと肌の中に入っているのかいないのか、ニキビ撲滅効果はほとんどナシ。
そこで急きょ、出動を要請したのがVC誘導体の濃度15%のコレ。
その昔、初めてVCがニキビに効くことを知った時、VCのアスコルビン酸粉末とヒアルロン酸溶液を混ぜ、ニキビに塗布して爆発させるという非常に危険な実験を体験している私。多分アレはピュアC50%くらいの濃度・・・(よいこは真似してはいけません)。
ここまでじゃなくても、濃度上げて乾燥させればなんとかなるハズ。
使用前の粉末と溶液のマゼマゼ・フリフリの面倒さもなんのその。
確かに、乾燥はしてくれます。ニキビも少し小さめになった様子。
でも最大の難点はメイク時。朝の時間の無い時、何度コレのおかげでファンデまでのベースづくりを無駄にし、顔を洗い直したことか・・・。
コレ使うと下地やリキッドファンデのノビが異常に悪くなり、顔がムラムラ。パウダーファンデでもムラムラ。なんかフィル・ナチュラントの黄色いムラムラを思い出す・・・。いかにもドクターズ。
というワケで、イオン導入とか夜使用とか後々の事が関係ないのならばイイ製品かも知れないけれど、私はVCモノは朝に使いたいの。よって、メイクの邪魔になるので2瓶で使用中止。
それから成分に関して少々。
肌への刺激を無くそうと独自に開発された安定型VC(VC誘導体)、リン酸アスコルビルアミノプロピル。この有効性を何度かメーカーに問い合わせたけれど解答はなく、分からずじまい。私のしつこい調査でも他にこの成分を使っている化粧品があることが判明しただけで、成分に関しては不明・・・面目ない。
ほか保湿にマルトース、抗炎症・抗刺激にアラントイン、グリチルリチン酸2K、アミノカプロン酸、ピリドキシンHC1。収れんにクエン酸Na、抗酸化・血行促進ににビタミンE。老化防止にビタミンA(パルミチン酸レチノール)。界面活性剤は1種類で非イオン性。
〜2/22追記:不明だった成分にメーカー側の解答が来ました。このVC誘導体はいわゆるグルコシド型というやつで、リン酸型の誘導体(リン酸アスコルビルMgとか)に比べ、肌に刺激の無い形で、またゆっくり作用し72時間の有効性があるそうな。
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[洗顔石鹸]
容量・税込価格:100g・1,540円発売日:2002/11/20
2002/1/29 02:49:17
いやぁ〜、助かった。
去年暮れ、某化粧品ライン使用で出現したにっくきニキビ!
ちょうど年末超多忙期ということもあって睡眠不足・ストレスなどでアッという間に増殖し、真面目にビタミンC(その頃はオバジC)をつけてもほとんど回復せず、ほとほと困り果てていた私。
ニキビは大小10以上という、私のコスメ人生始まって以来2度目の大惨事(ちなみに1度めは6〜7年前、酵素洗顔に懲り過ぎて角質のバリア機能を破壊したところに、整髪料その他の刺激が引き金となったもの)。
「こりゃ、ラインを見直さなければならん・・・」。
通常こういう場合、すぐさま頭に浮かぶのは敏感肌用のマイルド系とかアジアチカとかアルビオンなんかで出されているニキビ対策用ライン。
でも私の場合、最近AHAものを遠ざけていたから、角質剥離異常と酸化・ストレスが原因かも・・・。
しかし、いくら「角質剥離」といっても、いきなり炎症もあるようなお肌にケミカルピーリングだとかAHA、BHAは刺激が強すぎる。
なので穏やかに角質をケア、ストレス緩和、抗酸化、キシキシしない程度に洗い上がりサッパリ・・・と、考えた末に洗顔用にピックアップしたのがコレ。
アロマテラピーなんかで選ぶのはネロリの入っているモノ、疲れた時には自然とオレンジを買って4〜5個一気にムシャムシャしちゃう私には、このオレンジ香る石けんはリラックスには最適。
洗顔時のモコモコ泡(ファンケルの泡立て用スポンジボール使用)とツルピカの洗い上がりが、ニキビに悲鳴をあげていたお肌を救う1アイテムとして実際、役に立ってくれましたよ。ありがたや。
ニキビが完治した今は、予防の目的でもっぱら夜の洗顔時に使用中。
では成分です。
保湿にグリセリン、オレンジエキス(皮膚の代謝促・活性化、収れん作用も。成分表示ではオレンジ油と表示)、植物性スクワラン。抗酸化にビタミンE(天然)、ビタミンC誘導体(リン酸アスコルビルマグネシウム)。界面活性剤は皮膚に温和なアミノ酸系。香料は天然オレンジ。
混合肌の方にはこのサッパリ加減はちょうどいい感じ。
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2002/1/23 01:58:02
新しい彼が冷たくて、ついつい昔の優しくしてくれた元カレに「久しぶりに会わない?」と電話。…と、勝手な女ゴコロじゃないけれど、過去に使用していたかつての信頼コスメが気になっていた昨年暮れ。秋にリニューアル発売されてから露出度高いね、コレ。
私も同じ研究家として(笑)、花王の理論や研究にはかなりの敬意を払っているので「どんな男になっているかな?」などと元カレに会いに行くウキウキさでコレを使用。
同じくリニューアルされたエッセンスジェルと併用。
ちなみにジェルのクチコミでも書いたけれど、この製品の「シワを軽減させる」理論は、新配合のアミジノプロリン(ゼラチンなどのタンパク質に含まれるプロリンというアミノ酸に手を加えて作られた、アミノ酸誘導体の一種)が表皮の角質層にあるケラチンを均一化させて肌の保水能力を高め、ショウキョウ(生姜の根)抽出エキスが真皮のエラスチン繊維の弾力を失わせる原因となる酵素の働きを阻害する、というモノ(ほか有効成分は、保湿やひきしめに褐藻エキス、保湿にグリセリンとアスナロエキス。界面活性剤はいずれも非イオン性、アルコール、パラベン使用)。
要するに、表皮レベルでは積極的に保湿をして肌の保水能力を高める働きはする(6週間の臨床実験では効果アリらしい)けれど、真皮のレベルでは自分の本来持っているフックラ感の元を壊さないようにするという性格のもの。
だからコレに関しては、ヘレナのコラゲニストのようにコラーゲンを増やしてお肌を膨らませるというもの、基底膜のズレを正すYSLのリス・エクスペールとは性質が全然違うシワへのアプローチ。
乾燥系などの浅ジワには即効力。まだシワ出現率の低い若い方なら積極的な予防に重宝しそう。法令線などの深ジワにはかなりの時間がかかるかな。
でも私の場合、目元と法令線にまず1週間毎日使用後、週に2回使用で1ヶ月。目元はかなりいい線、改善の兆し。分かりにくくても、やるとやらないじゃやっぱり違うワ。
ちゃんと自分に磨きをかけるのを忘れてないオトコは、やっぱ久々に会ってもイイ男になっているもんだね〜。
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