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[洗顔フォーム]
税込価格:120g・1,980円 (生産終了)発売日:2018/10/23
2020/6/29 03:10:43
ポイント30倍というだけの理由でトライアルキット購入しました。トライアルキットはウォッシュ(14g)・ローション(20ml)・モイスチャー(9g)がセットになっています。
スキンケア見直し中で何か新しいものを試してみたく「肌状態が悪化さえしなければいいや」と思っていましたので、ほとんど期待していなかったにもかかわらず、使う前にガッカリしてしまいました。無駄のないパッケージのおかげで「うっわ、小さっ」と思わず口に出して言ってしまったくらいコンパクトなトライアルキットです。
本当にコンパクトで、手持ちのプレストパウダーのコンパクトがジャストフィットな箱に入っていました。購入前にサイズは確認していましたし、小さいのはわかっていたものの、それでもこんなにきちんと納められるとすんごい小さく見えます。手のひらに収まっちゃうとは驚きでした。
オルビスユーは、「水を巡らせる力に着目した、30代分岐点エイジングケア。ハリの低下など大人の肌悩みを実感したら、それは乾燥が原因かも。肌に水を巡らせることで、潤いに満ちたハリ肌へ。」がコンセプトだそう。
私、分岐点はもう超えてしまったのではと危惧される30代ですので、正直ローションとモイスチャーは「水かな?」くらい、何も感じないです。毒にも薬にもならないというか、肌に対して何の影響もなく。とはいえ。ヒリヒリしたり皮むけしたり吹き出物がわっと出てしまうということもないので、悪いものではないです。
気に入ったのはこちらのウォッシュで、「パッと明るい洗い上がりで化粧水浸透感が見違える。モロッコ溶岩クレイ配合のブースター洗顔。」なんだそうです。泡立ちが非常によく、密度の高いもっっっちりした泡ができます。
ブースター効果というのは、要するにいっぺん乾かしちゃうんでしょ?という感じはします。つっぱるわけではないですが、かなりすっきりめに洗えますので乾燥肌向けラインの割には乾燥肌さんに対してどうなのかなあと思ってしまいます。ライン使いするものとして開発されていると思うのですが、ウォッシュの後のローションにもモイスチャーにもそんなに保湿力は感じないので…。とくに今の夏の時期はいいかもしれませんが冬はしんどそう。ジェル状のみずみずしいモイスチャーにきちんと蓋をする役割があるようには実感できませんでした。
でもこの泡はすごく好きです。大好き。こちらを試す前に使っていた酵素系洗顔、酵素系の割に泡立つなあ優秀だなあと思っていましたが、ぜんぜん違います。やっぱり泡いいわ〜と思える気持ちよさにうっとり。少量で泡立つのでコスパもいいなと思いました。
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[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)・香水・フレグランス(メンズ)]
容量・税込価格:10ml・2,200円 / 50ml・8,360円 / 100ml・14,960円発売日:2018/9/12
2020/5/25 05:20:00
昨年フランスの化粧品店マリオノーで買い物していたときにスタッフさんが「ここ(クヴォンデミニム)の一番人気よ〜」って仰っていたと思います。
ということは甘くて(少なくとも日本人には)濃いんでしょうね、と思って試しもしなかったのですが(初夏だったので)去年の暮くらいから気分がものすごくお香系に寄っていて、ウッドも樹脂もどんと来い、どんどん来い!なお香ハイで「スイートオレンジ&インセンス」のこちらもじわじわ試してみたくなり。他にも試してみたかったサンタクルスが入っていたのでリマーカブルパルファムトラベルコレクションを購入しました。もう数か月経つのですが、いまいちつかみきれずレビューまでちょっと時間かかりました。
ポルトベロは、スプレーした瞬間、淡いオレンジと樹脂系の甘いお香の香り。のっけから甘く深いオリエンタルな香りがします。日によってはグルマン寄りの高級で大人なバニラやキャラメルっぽさのある香りにも。オレンジはすぐに後ろに下がる感じになりはしますが、割と長いこととどまっていて重苦しくなるのをギリギリ押しとどめているかのよう。
そこへややひやっとした、すっきりめのほろ苦さが加わって……なんというか、甘く煮たゴボウみたいな……うん、ゴボウっぽい。もうちょっと素敵な言い回しができたらよかったのですが、いかんせん私のポンコツな鼻には花びら餅に挟まっている甘いゴボウが思い出されます。
しっかりと乾いてゴボウ臭が薄れると次第に香りが和らいできます。あたたかすぎない甘みというか、どこかスモーキーで大人っぽい。煙草調の甘みを感じます。好きな甘さ。子供の頃、まだ元気だった伯父を訪ねていくと晴れた日には庭でよくパイプをふかしながら読書していました。ふわふわと漂ってくるその甘い香りが大好きで。普段はパーラメント吸っている人でしたが、休日はゆっくりパイプを楽しんでいたようです。そんなことふっと思い出して、やっぱり香りと記憶って繋がっているんだなーって。
徐々に徐々に軽さが出てくるのですが、軽くなってからの香りがとても好きです。どちらかと言わなくても重めに始まりあたりにもよく香りが飛んでいっていたのが、とっても上等な生地のふわりと透けるような軽さに。お香が焚き染められた天女さまの羽衣かしらというくらい。ただ周りに飛散しなくなりますので、トップの濃さに期待してしまうと「自分の香りを周りにばら撒き隊」の方には物足りない持続力に感じられるかもしれません。
そのまましゅっと溶けてなくなるような消え方が美しいです。妙な酸っぱさが出たり、嫌な残り方もしないので付け直しも楽。
甘い香りですが、大人の落ち着きがあって男女共に使えるのではと思います。秋冬向き。
なんかようわからんな〜とレビューに手間取ったのは、日によってすごいメンズ感出るんです。ブルガリ系の。ブルガリのプールオムほど嫌いな香りはこの世にないので(くさい!というのではなくて腹痛片頭痛で体が拒否してしまうんです)本当にやめてくれってなるんですが、これがプールオム調に転じてもお腹痛くならなくて。なんなの?ブルガリプールオムは何がいけないの?って。比べるためだけに果敢にもプールオム試しに行って返り討ちに遭いやっぱりお腹下してしまったんですけども。そしてプールオムは何がいけないのかに対する答えももちろん出ませんでしたよね。(ついでに、思ったほどプールオムには似てなかったかもしれないという……無駄骨でございました。)
何にしても、メンズ感が控えめなときでも可愛らしい類の甘さではないと思います。ウッディ系お香系がダメな方はパスした方がよさそう。
担当調香師はジボダン出身のバーバラ・ゾーベライン。現在はドイツのドロムにてシニアパフューマーを務めていますが、ドロムもジボダンに買収されたんですよねたしか。ゾーベライン女史の考える「調香師に必要な素質」は、忍耐・想像力・創造性だそう。香料のほんの僅かな差で香りはだめになってしまうので、正確な量を見極めるのに忍耐が必要なんですって。当たり前かもしれませんが、何度も何度も試行錯誤が重ねられてようやく世に出てきたんだなと思うと、親の仇くらい憎たらしいブルガリプールオムでも可愛く見えてきますし、お気に入りの香りなら一入だなと改めて思いました。
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[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)・香水・フレグランス(メンズ)]
税込価格:-発売日:-
2020/5/25 04:37:59
青色1号入りで爽やかなブルーのオーシャン。
元々、瓜っぽいアクアティック系は大好きなのですが、水より海にぐっと寄ったマリン系とはいまいち相性が悪く。好き!という人が割と多いものでも合わなかったりで(ジョーマローンのウッドセージ&シーソルトとかアユーラのオードムーンとか…)なんとなくマリン系塩系は苦手なんだと思っていました。
ところがほぼ塩と海藻という海の香りど真ん中なヒーリーのセルマランを試してからというもの塩系に目覚めてしまい。セルマラン大好きなのですがどうにもお外につけて行って「これが私の香りです!」とは胸を張れないというか……。男性ならもっとばっちり合うんでしょうけどね〜。おうちにいる日か、よほど気心知れた人とだけ会う日くらいにしか使えていません。
という経緯で、お外にもつけて行ける海の香りを探していました。理想は、セルマランの塩感海藻感がちょっと淡くなって瓜っぽいアクアティックさがもうちょっとあってほんのり甘さかシトラスみがある、といった感じ。塩ふったスイカ風を狙っていました。
そして試してみた最初の香りがこちらのオーシャンです。結構期待していたものの、うーん……これはどちらかといえばフローラル調かなと思います。たしかにややカロンっぽいところはあって、それがまあオーシャンを名乗る所以なんでしょうねとは思うのですが、うーん……。
なかなか強い香りで、近い距離で嗅ぐとちょっと頭痛くなります。腰くらいにつけてふわっと漂ってくる香りは嫌いでなく、どことな〜く海辺で洗濯物を干しているかのような、洗濯洗剤/柔軟剤系の香り+ややマリンな感じ。
時間の経過による変化に乏しく、安定してフローラルマリンぽい香りが続きます。トップの香りが気に入った方にはとてもいいでしょうし、香水の変化を楽しみたい方や、私のように「いや待て、もう少し待てば本格的に海っぽくなるのではないか」と淡い期待をしてしまった方には残念な話です。むしろフローラル感がちょびっと増す方向に変化して終わります。
メンズ・レディースと分けてはいないようですが、フローラル調の甘さのせいでどちらかといえば女性向きかなと思います。でもよく見れば OCEANE ってわざわざ女性名になってるんですよねえ(フランス語で大洋の Ocean は男性名詞)。女の子の名前として安定した人気の Oceane(オセアヌ)。ということはレディース想定しているのかなあと思わないでもない。
マリン系の中ではアユーラのオードムーンにそこそこ近いところがあると思います。アユーラの香水の中でオードムーンだけ系統違いますが、それでもオードムーンにほんのりとだけ潜む「アユーラっぽい」ところを除いたらこんな感じになるかも。オードムーン販売終了だそうなので近いものをお探しの方おられましたらミニサイズ2千円もしませんのでぜひお試しを。こちらの方が香り立ちがちょっとキツめです。
持続力、飛散力ともに悪くなく、強く香らせたくないので少ししか使わず小さいサイズ買ったのになかなか減らないです。もっとぐっと暑くなったら違う香り方しそうな気がしないでもないので、好き嫌いの判断はもうちょっとかかりそう。今のところはレトロ可愛いパッケージとお安いお値段を加味しての星4つといったところ。べらぼうに高いニッチ系でこの香りだったら3かな…(苦笑)
L’Aromarine から Outremer にブランド名変更されましたが、メイドインフランスとはいえ輸出が主のブランドだそうです。
追記:
今日気づいたのですが100均で人気らしいインドネシアのヘアオイル「ミランダ」のピンクに近い香りだと思います。
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[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)・香水・フレグランス(メンズ)]
税込価格:-発売日:-
2020/5/25 04:35:38
名前そのまんま。ヒッピーなローズです。
ローズ=好き!
パチュリ=好き!
ローズ+パチュリの香水=嫌いになるはずがないじゃない???と単純に考えて選んだんですけども。。うーん…ちょっと違ったかもしれない。
パチュリの部分が、あまり好きなパチュリじゃないなあと。ヒッピーくさいといえばその通りのストレートなパチュリですが、うーん…なんというか、もっときらきらしたパチュリがタイプです。パチュリの部分、数あるパチュリ系の中ではラッシュのカルマに近いかなあという感じがします。そういえばあれもあんまり合わなかった…。
ローズ系は私の肌との相性だとたいていラストでかなり酸っぱくなってしまいますが、こちらはしょっぱなから酸っぱい。シトラス調という感じでもなく、本当にちょっと、酸っぱい。ローズよりローズヒップに感じます。酸っぱい。
この酸っぱいローズと、パチュリやベチバーのくすみやえぐみ、土っぽさが私の肌ではまるで手を取り合ってくれず。どちらも拳銃突き付け合って一歩も引かないみたいなツンケンした感じ。
というのが購入直後2月頃の感想だったのですが!気温も上がってきたしちょっとくらい変わったかもと思って久しぶりに使ってみたらだいぶ印象が変わりました。苦っ!酸っぱ!だったトップに若干、ピンクペッパー系のフルーティさを感じます。ほんのりとだけみずみずしい甘さのあるローズ。
印象は割と良い方に転じてきはしたのですが、まだ「好き」までいかないニュートラルな感じです。パチュリもローズも「どちらもしっかり」なので、たぶん、ローズ主体でパチュリがひとさじの深みとクセを加えるようなものか、いっそパチュリがローズ喰ってしまう方が私には合っているだろうなと思いました。
なんにせよパチュリがダメな方は避けた方がいいです。
コンセプトは「自由の風」。ヒーリーは説明文がいちいち各言語でバラつきあるのですが、フランス語版だと「西洋と東洋のはざまをさすらう夢へと誘う」なんて書いてあります。西の代表が「カリフォルニアの砂漠」で、東が「ヒマラヤの寺院」だそう。
「自由」の概念が洋の東西で異なるとはよく聞く話ですが、ヒッピーローズには西洋的激しさのある、団結し立ち向かってもぎ取った当然の権利であるところの「自由」みたいなのを感じます。土に埃に汗にまみれた力強さ。ラブアンドピースでお花畑なイメージのあるヒッピーですが、あれもそもそもは反体制運動というあくまで能動的な積極性のあるものだったのよねと腑に落ちる香りです。
公式による調香は、
T:イタリアンベルガモット、グリーンモス
H:ブルガリアンローズ、パチュリ
B:インセンス、アンバー、ベチバー、ムスク
(これも各言語ごとにややバラつきあり)
となっています。
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2020/4/12 19:12:48
「ウェットな束感と動きをつくるマルチバーム」のこちら。
クリームとずいぶん迷ってバームに決めました。「ウォークインフォレスト・アロマティックウッディの香り」に惹かれて。
香りは思っていたよりはウッディ感フォレスト感ひかえめ(もっとウッド系が効いているかと期待していました)で、シトラス系がよく効いて使いやすいです。頭を覆うもやもやを晴らして心を落ち着かせる香り。好きです。
使用法は乾いた髪に内側から毛先に向かってもみこむ、とのことですが、手のひらに薄くしっかり伸ばしてタオルドライした髪にドライヤーの前にもみこんでもなかなかよいです。柔らかい手触りに仕上がります。手のひらサイズで持ち運びしやすいので、出先でちょっと毛先のパサつきが気になるときなどにも便利。
うわっ。ちっちゃ!と思ったくらい小さいですが、少量でいいのでコスパは悪くないです。寒い冬は溶けづらく根気よくすりすりしないといけませんが、ちゃんと溶けます。残りを手の甲に刷り込むとつるつるしっとり。拭いたり荒い流したりしなくていいので地味に楽です。
濡れ感と束感にはもってこい(とくに濡れ感あるツヤの持続力が優秀!)ですが、ワックスのようなセット力・ホールド力はありません。
近年注目のマルラオイル(スクレロカリアビレア種子油)配合。オレイン酸が7割を超えるリッチな潤いのあるオイルのマルラオイルはビタミンCとEを含み乾燥肌だけでなくエイジングが気になる肌や日焼けによるダメージを受けた肌にもいいんですって。原産地はアフリカで、伝統的に保湿材として使われてきたほか、水の代わりにマルラオイルで体を洗ったりも。マルラの木は世界一貧しいといわれるスワジランドにも自生し、貧困と戦う術になりつつあるのだとか。とくに、仕事の少ない女性たちを支えているそうです。
なかなか気に入ったので、次はコンク試してみたいな〜と思っています。
成分:
シア脂、ミツロウ、シア脂エチルエステルズ、アーモンド油、ジ(カブリル酸/カブリン酸)プロパンジオール、トリ(カブリル酸/カブリン酸/ミリスチン酸/ステアリン酸)グリセリル、テトライソステアリン酸スクロース、トリ(カブリル酸/カブリン酸)グリセリル、ダイマージリノール酸(フィトステリル/イソステアリル/セチル/ステアリル/ベヘニル)、パルチミン酸デキストリン、スクレロカリアビレア種子油、バオバブ種子油、アボカド油、ビャクダン油、ユーカリ葉油、ジュニペルスメキシカナ油、クスノキ葉油、チョウジ葉油、ローズ油、カニナバラ果実油、ニオイテンジクアオイ油、ローマカミツレ花油、ラベンダー油、オレンジ油、グレープフルーツ果皮油、セイヨウハッカ油、トコフェロール、クエン酸
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