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[ルースパウダー]
容量・税込価格:30g・3,850円発売日:2001/10/21
2018/5/4 01:53:41
「お肌は萎びたのに、お粉だけキラキラなんて滑稽だわ!」とシータに諭される前に気がついてよかったと思いました。もうね、私にはキラキラのラメは無理。余計に毛穴が目立ってしまう。おまけにくすみが出てきた私の肌にコレを乗せると「見ろ!ラメがゴミのようだ!」いや、ゴミとまでは言いませんが悪目立ちは否めません。人工感がありすぎるのです。
光源によっては、あるいは遠目に見る分には肌の内側から光っているようなボーッとした輝きも確認できるのですが、近くで見ると違和感がひどく、特にこれからの日差しの強い季節に使うのは躊躇しそう。同資生堂のクレドのお粉と比べるのもどうかと思いますが、あきらかに粒子が荒く、そして一粒一粒に角を感じます。(クレドは粒子の大きさも一定しており、かつ細かいせいか角を感じません。)別に顕微鏡レベルで見たわけではなく、あくまで私個人の感覚でしかないのですが。これがお値段の差かなー。ある意味、資生堂らしいというか、正しい良い子的お粉ではありますが、今の私にとってはコレじゃない感があってですね、なんというか、もうちょっといい感じにふざけた成熟した大人の女性を演出したいわけですよ。もはや正しく美しい女性としての在り方なんて、どうでもいいっていうかね。50年以上も女をやっていると、その歴史は否が応でも顔や雰囲気に滲み出てくる。どんなに頑張ってメイクしたところで偽装できるものじゃない。ならばそれらを隠さず無理せず、上手く反映できるようなメイクがしたいなーと思っています。まあ、もう少し歳を重ねたら、またこの正しいお粉に戻りたくなる日がくるかもしれませんが、とりあえずラメラメはやめようラメラメは。あと、これまでの私の人生そんなに清く正しいことばかりじゃなかったということは、このお粉で証明された感があります。
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[口紅]
容量・税込価格:3.5g・5,500円 / 3.5g・5,940円 / -・4,620円 / -・5,280円 / -・5,940円発売日:- (2022/8/5追加発売)
2018/5/3 22:59:03
#98コロマンデル #174ルージュアンジェリック 使用中です。
#98:ハワイの免税店で購入。日本にいたらこんな難しそうな赤、まず選ばなかっただろうなー。だって朱赤だよ!黄色入っているんだよ!ぜったい唇オバケだよ!今となってはバカンス・ハイあるある!みたいな衝動買いとしか思えませんが、意外に使える色だったので結果的には良かったのかもしれません。
確かに最初は思ったより強くオレンジが出てしまって一瞬狼狽したのですが、軽くティッシュオフすると…あら不思議!とても自然で健康的な朱赤が出現するのです。
目元はオレンジやベージュブラウン系で薄くまとめ(あるいはアイラインだけでもいいくらい)、チークも同シャネルのジュコントラスト#370エレガンスなど、ほんのり色づくほどに止めておけば、普段使いでもいけそうです。あーでもこれ、限定色で、もはや廃盤なんですよね。うーん…。まあ、朱赤の有効性に気付かせてくれた一品として大事に使います。
#174:こちらは香港の免税店で購入。#98とは真逆の大人しいベージュブラウン。ほんのりピンクっぽい赤が入っているので、ブルベさんイエベさん問わず誰にでも似合いそう。でもこれ、直塗りすると妙に唇の縦じわが目立つので、私の場合は下地必須です。あまりツヤも出ないし、グロスを乗せないとパサっとした感じの唇になってしまう。コンディションが問われるなー。その点を除けば、クールなのに女っぽい都会的で垢抜けた感じの良い色だと思います。
今回は現地ドル消費のための完全なる衝動買いだったわけですが、まあそれはそれで、純粋なお買い物としての楽しみもあるし、国や街の違い、場所によって映える色も違うのだということに気づいたり、新たな発見もあったりするので、たまにはそんな買い方もいいかなと思った次第です。衝動買いバンザーイ!
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2018/4/19 23:32:03
隙のないクレドのファンデに飽きてきて、最初はちょっとした浮気心だったのですが、仕上がりの良さに心惹かれるものがあり、途中ちょっとルフォンドゥタンとかオーキデとかに目移りしつつも、いつしか本命となり、今や私の最愛ファンデに格上げとなった次第です。
ガラス製の容器とかスパチュラとか、使い勝手を考えるとめんどくさいことこの上ないのですが、ふんわりしたホイップクリームのようなテクスチャ、少量でよく伸び、しかも薄付き。ソフトフォーカス。作り込んだ感がなく、どこまでも自由でお洒落な女性というイメージ。クレドのファンデのような輝きとかツヤとかは、あまり感じません。逆に隙があって、生肌っぽくて、いわゆる『抜け感』というファッション誌でよく使われるような謎の言葉が妙にしっくりくるのですが、まあ言葉はともかく、完全に抜けているわけではないところがお洒落なのであって、その点、非常に良く出来ているなと思います。
色は#10。標準色が#20ですから明るめですが、薄付きなので白浮きすることもないですし、夕方になってもくすみません。1日を通して大規模な崩れもなく、へんな圧迫感も皮膜感もなく、快適に過ごせました。
私の場合、肌の劣化が激しく進行形なので、カバー力の高いファンデを塗ると土台が負けてしまうというか、ファンデの存在感だけが悪目立ちしてしまうわけですよ。夜になるころには、肌のしぼみとか涙毛穴とか。凹みまくりですよもうね。あーまたファンデ落ち込んじゃったよーって発見するたびに悲しくなりますよ。その凹みをカバーしようと更にファンデを足すと悲惨なことになりかねないお年頃なんですよ‥って愚痴っぽくなってしまいましたが、まあ、人間は社会的立場と老化から自由でい続けることはできないので仕方がないのですが、人生に何度かある『お肌の曲がり角』を自認するたび、ジプシーになってコスメカウンターをウロウロしながら、こうして新しいお化粧品に出会うのだろうなと思っております。
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2018/3/22 02:33:10
まあ、なんというか、そのー、仕上がりを一言で申し上げますと、玄人っぽい凄みを感じる肌、ですかね。ドラッグストア系のプチプラとは一線を画すと言っても過言ではないでしょう。
あくまで憶測ですが、油分でコーティングされた個体形状のパウダーをブラシで潰すことにより、粒子が砕けて油分と一体化し、肌にピタっとフィットするという仕組みのようです。
しかしコレ、うまく使いこなせる人が果たしてどれだけいるのかしら?という疑問もあります。ブラシに含ませる粉の量が多すぎると、1箇所に固まって付いてしまったり、くるくる滑らせると毛穴に入り込んで『水玉さんコンニチハ!』になってしまったり、個々人の肌のコンディションにもよりますが、誰でも!簡単に!使いこなせるファンデではないような。
特に私のような年代になりますと、ベースケアが保湿重視になりますので、ブラシの滑りが悪く、手軽に均一に付けることが難しいのです。よって、かなり慎重になり、時間もかかるため、最近はお蔵入りの様相を呈しております。
ただ、上手に付けられた時の感動たるや、筆舌尽くしがたいものがあるわけで、竹槍を持って突撃したいメイク上手な勇者の皆さまには一応オススメしておきたいと思います。
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2018/3/1 16:03:53
閉経も更年期も無事乗り越え、生物学的に下降線をまっしぐらの私ですが、ご参考までにクチコミいたします。
もうね、何が怖いって『厚化粧より怖いものはない!』という年齢ですよ。特にベースメイク。アイシャドウとかリップとか、ポイント的に冒険することは許されても、ベースだけはとにかく薄めに、品よく、わきまえた感じに抑えておきたい。かといって、まったくのノーメイク風では芸がない。隠したいもの、消したいものもいろいろあるし…と、年齢を重ねるにつれ、悩みは増えていくものです。
こちら、旧品も人気があったようですが、私はリニュ後に初めて知って大変感動いたしました。
悩みの種だった毛穴が消えました。薄いシミ、色ムラなども綺麗にカバーしてくれます。夕方になっても夜になっても殆どくすまない。なのに厚塗り感なく、軽い付け心地。
CCクリームなんて年齢肌には戦闘力ゼロでしょ!と端から相手にしていなかった自分を猛反省。なんだコレ!いいじゃないですか!(今更)
確かに塗りすぎると『白浮き』というデンジャラスゾーンに突入してしまいますので、スポンジで薄く薄く丁寧に伸ばすのがコツ。
単品でも、いわゆるのっぺり顔というか能面みたいな平坦な顔にはなりませんが、適度に端正という理想の薄化粧を完成させるため、私は頬骨の高いところにのみ、手持ちのクレドのエクラを少量足して、ハイライト代わりにしています。(顔の下半分には絶対に足さない)こうすると、顔に奥行きが出てくるので、さらに自然な仕上がりになります。
ツヤとかハリとか、肌を劇的に美しくみせるというマジックはないのですが、ナチュラルで健康的、年相応に品の感じられる肌を目指している私としては充分満足です。
色展開10番は透明感(ブルーベース)、21番は日本人向け(イエローベース)という感じでしょうか。私には21番の黄味がくすみに転びそうで10番を選びましたが、21番の方がカバー力は高いような気がします。
いずれにしても、お色選びは慎重に。店頭でのタッチアップをおすすめします。
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追記:
うまく伸ばせないーという方に向けて余計な豆知識(という名のおせっかい)を一つ。
顔にちょんちょんと、いわゆる5点置きしてからスポンジで伸ばすという塗り方、いろいろなところで推奨されているのをよく見かけるのですが、そしてそれでもうまく出来ることは出来るのですが、より薄付きを目指したい場合、
まずチューブから手の甲に適量を出し、2本分の指の腹(2関節分くらい?)に少量取って、それを顔にペタペタとスタンプのように押しながら拡げていきます。
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ある程度乗せたら、今度は手のひら全体で顔を包み込むようにして拡げましょう。コツは伸ばすというより押す。優しく押しながら徐々に拡げていくという感じ。
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その後、スポンジで細かいところを丁寧にならし、均一化させます。
この方法だと、一回量も少なくて済むし、あまり肌をこすらないので負荷もかからず、仕上がりも綺麗ですよ。既にご存知の方も多いかとは思いますが、よろしければ一度試してみて下さいね。
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