りかみんさんのクチコミ投稿一覧（投稿日時順） - My@cosme

ケイト

3Dプロデュースシャドウ

[パウダーアイシャドウ]

税込価格：- (生産終了)発売日：2021/8/1

トップデザイニング購入。同じような色はデパコスにもあるのですが、コスパ重視で貧乏性の私は今まで選んだことがない色でした。だってほら、グレージュですよ。見た目が地味すぎて、可もなく不可もなく、ヘタしたら「くす見え」しそうな色じゃないですか。「まぶたにホコリついてるよ！」みたいな。そんな色に大枚はたく意味がないわーと思っていたのですが、まあ、プチプラならばチャレンジしてもいいかなとテンション低めにお買い上げ。

粉体の色数が乏しく、のっぺりした感じはプチプラあるあるなのですが、それを差し引いても左上のニュアンスカラーが予想外に良い色でびっくりしました。馴染みすぎてほとんど色を感じないのにアイホールのメリハリが出てくる。まさに「アイシャドウ」の「シャドウ」が際立ってくる感じ。くすみを危惧していましたが、時間経過しても転ばず、若干黄味が強く出る程度で、モチもなかなか良いです。
私はもう「がっつりメイク」はしないので、このニュアンスカラーと中間色の右上カラーだけで済ませてしまうのですが、それでも充分「メイクしています」感が出せますし、もっといえば、年齢肌にありがちなみずみずしさの喪失感にも上手く寄り添ってくれるので、本当に使い勝手が良いです。相変わらず、使うたびにテンション爆上げ！とかはないですが、仕上がりを見ると「自然でいいんじゃない？」ってなる。

今まで「キレイ色」で「盛る」ことばかり考えていたけれど（それはそれで楽しいけど）、こういう「さりげない」色味も今の時代に合致していて良いですね。チャレンジ大事だなー。

ごく少量のラメが入っていますが、少量すぎて目立たないし、年代やシーンを問わず使いやすいと思います。最近見かける男性のメイク愛好者も、これなら使いやすいのではないかしら。
欲を言えば、ラメの代わりにもう少し粉の色数にバラエティが欲しいところですが、お値段を考えたら欲張りすぎかもしれません。

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エレガンス

アルモニーアイズ

[パウダーアイシャドウ]

容量・税込価格：2.6g・3,850円 / -・3,850円発売日：2020/2/17 (2024/2/18追加発売)

今っぽいニュアンスのあるローズベージュの配色に一目惚れして03購入。さすがのベスコス。マスク必須のコロナ禍にあって、顔の上半分でしかメイクを楽しむことができない昨今、このアイシャドウには随分と助けられ、慰められ、癒されているなと感謝しております。
粉質の良さや使い勝手の良さなど、＠コスメに集う皆さまのおっしゃるとおりであり、まずはそちらをご参照いただくとして、私はひたすらこの03がいかに神色であるかについて語りたいと思います。というか、BAさんによると売れ筋なのはむしろ02だそうで、02と03でさんざん悩んだ結果、やっぱり03にしてよかったよ！個人的にね！という話でしかないので、どうか積極的に斜め読みしていただけたらと思います。

ローズ系といっても様々で、一掃けで顔色がくすんでしまうローズもあれば、顔から浮きまくるローズもあり、最近はかわいすぎるローズも年齢的に選べず。でもやっぱりローズ系のアイシャドウって女性をエレガントに彩ってくれる色なんですよ。上品かつ優雅。ついでに痩せてきた瞼をふっくら健康的に見せてくれる配色パレットないかなぁと探していてたどり着いたのがコチラ。左側のローズ色がとにかく秀逸で、ピンクとブラウンのバランスが絶妙に良い。わずかにブラウンの色味が強いため、子供っぽくならず、私たち世代でも安心して使えます。どちらかと言えばイエベさん向きのローズかなと思いますが、守備範囲は割と広いはず。ジュレタイプのアイシャドウはラメが強すぎて使えなかったのですが、こちらはラメ感ゼロでパレット右側のベージュに微細なパールのみ。本当に微細なので、よほど光源が強くない限り悪目立ちもしません。
ローズ一色だけでも、きれいにグラデーションができるので、おつりがくるほど二色で充分と言えるでしょう。ロジカルに偏ったプチプラ的のっぺりにならず、自然でエモーショナルで人間的にみえるのは、やはり粉質の良さですよね。目尻と目頭にそれぞれくの字を書くように少し濃い目に入れ、瞼の中央に右側の薄いベージュを指でなじませるように置くと、簡単に立体感のある目元が演出できます。
というかですね、私たち世代になると、もうメイクに壮大な演出とか仕掛けとか必要ないと思うんですよね。だったらメイクなんかするなよと言われそうですが、そう極端な話ではない。足し算をしながら同時に引き算もしているような、あるいは数式そのものの美しさが問われる世代ではないかと最近思っていたりするのです。まあ、ちょっと何言っているのかわからない複雑なお年頃なのですが、そんな複雑世代の女性にもお薦めしたいパレットということで。
エレガンスはその名のとおり、根底に一貫した強い女性性が感じられる商品が多く、ブランドの方向性がはっきりしているところが良いと思います。高額という一点だけで無謀なストーリーを作ろうとしているブランドもありますが、時代が大きく変わろうとしている今、そして将来的にも脆弱な立点のみで生き残れるとは思えない。どうかエレガンスにはこのまま唯一無二としての「エレガンス」というブランドを守っていってほしいと切に願います。

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イプノ パレット

[パウダーアイシャドウ]

容量・税込価格：4g・8,910円発売日：2019/7/5 (2022/7/1追加発売)

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11番購入。
つけた瞬間からふわっと滲み出るような発色の良さに目を惹かれました。
ラメが少なく、肌に溶け込み、ぼかしやすくて滑らか。そのわりには時間が経過しても退色せず、肌の上で離散せず、持ちが良いと思います。
当日、タッチアップで手の甲に乗せた色を落とそうと、帰り際にデパートのお手洗いで手を洗ったのですが、なかなか落ちなくて手こずったくらいです。結局、あきらめて家に戻ってからクレンジング液で落としましたが、それくらい平気で居座り続ける強靭な心臓の持ち主。いやー頼もしいわー。

現在使用中の「みんなだいすき」トム様のアイシャドウ（ハネムーン）も大変優秀なのですが、色持ちの良さでいえば断然こちらのパレットだと思います。トム様に比べるとラメが控えめな分、華やかさには欠けるものの、発色、品の良さ、高級感などの観点から鑑みても引けを取らない質感です。
ほぼ見たままの発色ですが、右端ブラウンが非常に繊細でとても良い仕事をしています。中間色の上から重ねても濁らず、自然な温かみがあり、人間的体温を感じさせ、それでいてテクノロジーを駆使したような超微細ラメが静かに主張してくる。エイジングを重ねた瞼にとって、やりすぎ感とか作り込み感は不要ですが、かといって、あけっぴろげなノーメイク風を気取れるほど無防備なわけでもないので、この辺りのバランスは絶妙だと思います。
オレンジ系濃淡3色のうち、真ん中のオレンジには少量の赤いラメが入っているので、どことなく華やぎがあります。光源によってはコーラルよりになり、見た目ほど暗く出る訳ではありません。縦横どちらのグラデーションにも対応できそうな汎用性もあり、瞼の中央に置いても目尻よりに置いても使えそうです。
容器蓋裏のミラーには、付け方指南と思われるシールが貼ってあり、とりあえずその通りに付けてみれば初心者でも簡単に仕上がるよ！という親切設計。こういうユーザビリティに関しては賛否あると思うのですが、個人的には良いんじゃないかなと思います。昨日までメイクに1ミリの関心もなかった人が、ふいに思い立つことってありますし、これからの時代、性別も国籍も年齢も、何のバックグラウンドも問わず、誰もが手にしたその日から使えるようにという配慮は、ますます大事なこととして認識されるように思います。企業としても新規参入者を拒む理由なんてないですしね。

低明度のテラコッタカラーといえば、やはり秋冬の色味だと思うので、これからの季節に向けて６番の華やかなパープルもいいなと思ったのですが、タッチアップした際、ラメの大きさに怖気付いてしまい断念。うーん。でも試したい。春だしねー、ちょっとくらいウキウキしたいよねー。パステルカラーいいよねー。でも！ラメが大きすぎる！…で、現在無限ループ状態です。（←結局そのうち買ってしまうパターン）

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SHISEIDO

マイクロライナーインク

[ペンシルアイライナー]

容量・税込価格：0.08g・3,850円発売日：2018/9/1 (2021/6/1追加発売)

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もともと顔の皮膚が薄い上に、近年は加齢で肌が痩せてきて瞼もゆるみがち。鏡を下にして覗き込むと睫毛のキワの皮膚まで目に覆いかぶさるように下がってきて、今まで使っていたリキッドアイライナーでは睫毛の隙間が上手に埋められなくなってきたのですよ。困ったね。ということでペンシルはどうだろうとアレコレ試してこのアイライナーにたどり着きました。
まずはとにかく「落ちない」「にじまない」ことですよ。同資生堂クレドのアイライナーも試したのですが、こちらの方が断然落ちにくい。ちょっとこすったくらいではびくともしません。そうは言っても油分には弱いので、クレンジングに手こずることはありません。
質感はシャネルのペンシルに似ている感じがしますが、繰り出し式（出したら戻せいヤツ）なので先端の形状が常に一定で扱いやすいし、なにより肌あたりが柔らかく、私のゆるんだ皮膚でも粘膜ギリギリ睫毛の隙間まできちんと埋めることができます。これいいわー。
難点はやっぱり折れやすいことでしょうか。マイクロライナーというネーミングどおり、本当に細い形状なのですが、柔らかさと両立させるのはここが限界だったのだろうと思います。
ブラックを選んだのですが、漆黒というより墨色という感じなので、それほどきつくもならず。ブラウンやプラムも試してみたいと思っています。

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モイスチャー リッチ リップスティック

[口紅]

容量・税込価格：3.7g・5,500円発売日：2017/8/4 (2023/7/21追加発売)

「クリーミィ グロウ リップスティック モイスト」から４年…。
「柘榴石」っていう色あったよね？アレ、良い色だったなぁ…などと遠い目をしつつカウンターのお姉さんに同じような色を探してもらったのですが、残念ながら見つからず。
そのまま手ぶらで帰ればよかったのに、なんとなく「おや？」と目についてしまった09「輝赤」をお持ち帰り。夏にぴったりの透け感ある軽い赤。顔色もパッと明るくなります。


しかし、この透け感、50代にはちょっとキツかったかもしれず。コンディションが悪いと単なるムラづきにしかなりません。よーくなじませてから一度ティッシュで押さえると良い感じに馴染むのですが、以前のようにテキトーに塗ってもオシャレ！みたいな決まり方にはならずに残念。そろそろカジュアルな装いも似合わなくなってきたし、コスメも色々と変えどきだなと思うに至りました。ええ、この商品が悪いわけではありません。あくまで私の加齢の問題なんですけどね。しかし、オバさん世代だからといって、紅筆でしっかり輪郭を取って均一に塗りつぶした唇にすべきというわけではない。このカジュアル派が大勢を占める令和の時代に平成を通り越してそんな昭和顔というのもなんだかなーってあがいているんですかね？私。え？そうなの？何？なんだ、ただの悪あがきか…。いや、それはともかく、旧作のグロウ同様、崩れそうで崩れない、滲みそうで滲まない、ギリギリの攻防が楽しめるリップであり、デパートブランドならではの良く出来た商品と思います。

旧作で遭遇した唇荒れもなかったし、色合いはドンピシャだったんですけどね。もうちょっと色に厚みがあったらなーいかにも「盛ってます！」みたいなキラキラのラメとかいらないからさーと鏡を見ながら独り言をつぶやいております。

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