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いち髪 THE PREMIUM エクストラダメージケアシャンプー/トリートメント(シャイニーモイスト)(旧)
容量・税込価格:10ml+10g / 340g / 340ml / 480g / 480ml (オープン価格)発売日:2021/3/19
2023/9/17 00:06:57
前任シャンプーの成分(おそらくは界面活性剤)が遠因で起こった皮膚炎と神経の痛みに耐えかねて、何とかしたいと探し出したのがこちら。何しろ低刺激の成分、頭皮に優しいものが今すぐ欲しい!目を皿のようにしてあれだこれだと見比べた挙句、目に留まったのが以前から何かとお世話になってるクラシエの製品でした。
考えてみればそうなんです。
私個人は、自分に合わない成分をある程度把握出来ているつもりなのですが、合うものだけで作られているブランドってなかなかない。クラシエは数少ないそうしたブランドのひとつです。
シャンプーの成分も、時代とともに認識が変わることがあります。
今まではサルフェート(硫酸系界面活性剤)がだめで、アミノ酸系が優しい。ところが良しとされたアミノ酸系でもスルホン酸は洗浄力が強く、ココアンホ酢酸Naはリンスイン・シャンプーに多用される一方、地肌に残留しやすく毛穴が詰まりやすいなど、次第に特徴が詳しく報じられるようになりました。だから迷う。そんな時頼れるのはやはり、トラブルなく使えてきたメーカーさんなのであります。
いち髪でもこちらのプレミアムは、従来のシリーズでは常連のアミノ酸系界面活性剤(ラウロイルサルコシンTEA)すら処方から外した、かなりマイルドな洗い心地。そのくせ泡立ちはもこもこで、クッション性も文句なし。びっくりしたのは、地肌を触ると汚れを落とし切った時の、きゅきゅっとした感触があるのに、髪自体はしっとりしていること。どんな処方したらこういう仕上がりになるのかはわかりません。不思議なんですけど、これがシャンプーとしての理想なのでは?なんて思ってしまった。
コンディショナーも緩めの乳液状でなじみがよく、補修効果がどうのとか、まるで気にも留めず選んだにも関わらず、仕上がりのプルンとした感触とか湿気にも広がらない毛先のまとまり感とか、後になって気づく良さが多くてうれしくなりました。
香りもたおやかでほんのりした八重桜の香り。以前使ったシリーズは同じ桜でも山桜とかで人工的な感じがしたのですが、こちらは本当に自然。香りもワンランク上ってことでしょうかね。
頭皮のトラブルも数日でおさまり、感謝しかありません。
良い製品に出会いました。
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2023/9/14 23:17:20
厳密に言えば、私が購入したのは限定の「アクア・サボン」とコラボレーションしたブルーのボトルで、中身はおそらくこちらのモイストだと思います。
このシリーズは色別に4種類の展開で、髪への効果も異なります。何より特徴的なのは成分で、通常アミノ酸系のシャンプーですとタイプが違っても配合成分に大きな差はみられないのですが、ウルリスに関しては別シリーズか?と思うほど中身が違う。
これほどものが違うと専門家も考えるようで、ネット記事では「美容師がお勧めできるシャンプー」のランキングにイエローのリペアタイプが入っている一方で、「お勧め出来ないシャンプー」にピンクのコントロールタイプがランクインしていました。特筆すべきは界面活性剤の種類と配合比率で、そこが私にはネックになりました。
全品に配合されているのが「オレフィン(C12-14)スルホン酸」で、これを界面活性剤のトップに持ってくるもの(ピンク、ブルー)と、ベタイン系成分などを主体にスルホン酸を補助的に配合したもの(イエロー)、その中間(紫)に分かれます。
オレフィン(C12-14)スルホン酸は以前にも書きましたが、元々は工業用洗剤で、今でも台所用洗剤に配合されている代表的な界面活性剤です。分類上はアミノ酸系なんですが、洗浄力の高さから、最近ではサルフェート(硫酸系)と同格と見なされ、アミノ酸系とは別に抜き出して表示する成分表もあります。
前々から厳しめのクチコミ書いてて何で使ったの!……いや、ごもっともです。夏場だったこともあり、アミノ酸系成分も入っているから大丈夫かな?などどいう動機で使った罰がちゃんと当たることになっとりまして。
初めは頭皮の痒みから始まりました。因果関係はわかりません。時おり頭皮の片側に火傷のようなひりつきを感じるあたりから、三叉神経の痛みを併発するようになりました。
以来3週間。鎮痛剤を飲みながらやり過ごそうとしましたがダメ。試せることは全部試して、可能性をひとつずつつぶしていって、最後にたどり着いたのが「もしかしてシャンプーか?」という疑問でした。ちょうど使い切る時期だったので、低刺激の製品を探して切り替えたところ、そこから4〜5日で痛みが引いていきました。
重ねて言いますが、因果関係はわかりません。
肝心の保湿効果ですが、使い始めはきしみ、続けるにつれてしっとり感は出ました。ただそれは、砂糖水に浸したような感じのペトっとしたうるおいで毛先のまとまり感はありませんでした。
加えて香り。コラボものだったせいか、泡立てるときのむっとする香りに閉口しました。
本品はそうではないんでしょうけど。
まあ今回は、いい勉強させてもらいました。……ってことで。
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ボタニカルシャンプー/トリートメント(バウンシーボリューム)(旧)
税込価格:- (生産終了)発売日:2021/3/4
2021/11/11 22:13:10
もうやめる、もうやめるといいながら、相変わらずシャンプー・ジプシー真っ盛りだった私の目に飛び込んだのがリニューアルされたこちら。
以前のバージョンはボリューム感を確かめる以前に香りで離脱。このラインだけがシャンプーとトリートメントの香りがバラバラで、しかもザクロとか慣れない甘ったるい系列の香りでむかむか。リピートまで至りませんでした。
今回はまたも合わせ技ながら、マイルドで優しい香り。泡立ちも豊かで摩擦が少なく、きしみ感は全くなし。特徴的なのはトリートメントの使い方。ボリューム感を出すために地肌にはつけないことを前置きした上で、髪の保湿具合はすすぐ時間で調整してください、とある。こういったエクスキューズを入れてくる製品は珍しいので、新鮮でした。
上手く使えば、毛先がパサつくこともなくシュッとまとまりますし、その時のコンディションに合わせて工夫出来るのでありがたい製品です。
一つ挙げるならボトルかな。ノズルの先端から漏れてボトルにたれていることがある。せっかくバイオマスのプラスティック使ってるんだから、ポンプの精工さは必要かと。
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ザ パブリック オーガニック スーパーバウンシー 精油シャンプー/トリートメント
容量・税込価格:400ml・1,298円 / 480ml・1,738円 / -・143円発売日:2020/9/14
2021/8/12 22:10:49
まず第一に。
このシャンプー、ネーミングが滅茶苦茶です。
購入しようと思った最初のきっかけは、「スーパーバウンシー」の表記でした。
私のように髪のボリュームが無い、細すぎる毛の救世主とも言える一言です。希望が持てる訳です。やっと見つけた!などというレベルではありません。加えて昨年の某コスメアワードでヘアケア部門の一位を獲得していた。これを使わない手はありません。ところが……。
購入後にラベルをよく見るとこうありました。「ディープモイスト」 あれ?
念のため申し上げますと、「バウンシー」と「モイスト」は対極の仕上がり感を意味します。質感を軽くしてボリュームを出すためには、モイストつまりしっとり感は絶対避けるべき感触なんですね。それが同じ商品のセールスポイントとして表記されている。
それでも希望的観測で一度リピートするまで使い続けましたが、使えば使うほどしっとり感が増してペッタンコ。おまけに香り。パウチ入りトライアルを使ったときは柑橘系のいい香りがしましたが、レギュラーボトルを使いだしたとたん、何とも言えない原料臭とミカンの香りが同時に漂ってえもいわれぬ匂いに。
そのうちにトリートメントをつけると、砂糖水に浸したようなベト付き感が出てきたので、これはダメだと再リピートはやめました。
期待値が高かっただけに残念です。
あと、ネーミングには気をつけましょう。
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SOWASOWA Refine(ソワソワリファイン) スムースクレンズ シャンプー/トリートメント
容量・税込価格:500ml・1,650円発売日:2019/5/27
2020/6/8 23:25:09
パウチ入りを一度使用しただけなので、評価は控えます(するとしたら、☆3かな)。
頭皮がオイリーな人向け。
20代の頃ならピッタリはまったでしょうが、今はなかなか……。
確かに洗い上がりの地肌は結構さっぱりいたします。ただ同時に髪の毛もサッパリしちゃうので、ややきしみが出ますね。
香りは強め。姉妹シリーズのダメージケア用と比べるとかなりしっかりした花の香りです。
香りを楽しみたい方にはいいかも。
残念ながら私にはきつ過ぎました。
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