Chapapaさんのクチコミ投稿一覧（投稿日時順）46件〜50件 - My@cosme

エクセル

リアルクローズシャドウ(旧)

[パウダーアイシャドウ]

税込価格：- (生産終了)発売日：2018/9/11

　ラベンダーは難しい。
本当に難しいです。

　瞼にわずかでも黄ぐすみや色ムラがあったら、出来るだけ消すか飛ばすかしないときれいに発色しない。私はブルーベースですが、色の存在を感じさせるラベンダーにはなかなか出会えません。紫系の多くはパープルと表記されていますし、厳密に言えばパープル、ヴァイオレットは赤味寄り。ラベンダーは青味寄り。これという色が見つからない。でも自分的に最近のトレンドカラーなので、欲しいなとは思っていました。

　それが今年の春、エクセルのリアルクロースから出るというではありませんか。
期待して待ちましたが、発売予定日を過ぎても店頭に並ばず。御多分に漏れず、出荷にも影響したのでしょう。ひと月遅れでやっと手にできました。折しもスーパーマーケットではいっさいのテスターが使用不可ですが、かまってはおられません。何しろ待望のラベンダーです。
　CS10オーロラプリーツを購入しました。

　結果はズバリ、きちんと「ラベンダー塗ってますよ」と主張してくれる色味でした。
初めて納得がいった発色で、やっと使えるラベンダーに出会えた気持ちです。

　もともとエクセルのアイカラーは定評があって、粒子が細かい、ラメが主張しない、しっとりした質感で二重の線によれない等々いいとこ尽くしなのですが、最近は鮮やかなカラーよりもベーシックなブラウンシャドウ中心に舵を切っていて（これは主力ブランド共通の傾向ですが）、非ブラウン主義のわたくしは「つまらんなあ……」と思っていました。
　そんな中でもこちらのリアルクロースは、ブラウン基調の中にも「おっ」と目を引くニュアンスカラーが潜んでいてちょっと面白いな……と。

　ベースにブルーニュアンスのパールホワイト。その上からラベンダーを入れてグラデーションを作ります。この組み合わせでラベンダーがきちんと発色します。眉下にピンクニュアンスのホワイト。こちらも細かいフロストがきいていて、光に映える効果もあり。
　ライン使い出来るブラウンだけが、やや赤味を帯びていてちょっと浮いている気がしますし、初めは「もうちょっとグレー寄りのブラウンで良かったのに……」と思いましたが、この色味であればリップカラーにコーラル系なんかを持ってきても違和感なく調和してくれるわけですね。夏向けのコーディネートもできるわけだ、と納得しました。

　出来れば限定ではなく、レギュラー化して欲しい色味でございます。

　


　

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ちふれ

口紅 (詰替用)

[口紅]

税込価格：385円発売日：2008/4/1 (2023/9/1追加発売)

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　419番のオレンジ系です。
2020春夏コレクション「モロッカン」のケースとともに購入。
ちふれの製品は今回初めて、アイカラーと一緒に使ってみました。

　こういう黄味の強いオレンジは久しぶり。パーソナルカラーがどうとかもう関係なく、好きな色をつけたっていいじゃない！最近ふと、そんな心境になる事が多くって。ネット記事を開けばやれイエベさん向けだブルベさん向けだ………もうなんか、辟易して参りました。

　思えば昔は、そんなこと気にしてなかったなあ。
だもんで偶然目に止まったこちらの色に、ツツーっと惹かれてしまったわけで。

　ケースに差し込んで使うことに慣れておらず、最初は上手くセット出来ませんでした。
中身は使いやすそうな細めのスティック。テクスチャーも滑らかでスルスル伸びます。こんなにリーズナブルな価格でヒアルロン酸入り。おまけに界面活性剤使ってないって！？パラベンも？すごいな。どうりで乾きにくいし、滑らかな感じです。
　印象としてはごくごく普通の、ナチュラルな発色。この「普通」が最近はむしろ貴重なんですよね。やたらめったらオイルティントだのマットインクだの、特徴的な製品が多いためか、当たり前の使い心地に出会うと何故かほっとします。機能を追っかけるのもいいんですけど、原点に立ち返るのもまた良し。

　民族衣装的なデザインのケースも素敵ですし、モロッコってなんか惹かれません？
郷愁を誘われると言いますか………思わず手に取りたくなる色彩設計も見事です。

　ちふれ、侮れませんわ。

使用した商品

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ちふれ

ツイン カラー アイシャドウ

[パウダーアイシャドウ]

税込価格：550円発売日：2020/3/1 (2023/9/1追加発売)

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　たぶん、いや間違いなく、生まれて初めてちふれの製品を使いました。
メイク歴45年を超えるわたくしが、です。

　この会社が誕生したのは1947年（昭和22年）といいますから、戦後間もなくのこと。
ただ私の記憶に登場するのは、1968年に「ちふれ化粧品」となってから。母体となったのは「全国地域婦人団体連絡協議会」で、ブランド名は略称の「地婦連」に由来しています。

　実はその当時、化粧品には成分表示がありませんでした。何が入っているか分からないモノをテレビ画面からあふれんばかりの宣伝文句にのせられて使用した結果、黒皮症などの深刻なトラブルが続出しました。いわゆる「化粧品公害」です。だったらいっそ成分を全公開して、コストダウンを目指した化粧品を作ろう、と立ち上げたのが、ちふれの100円化粧品です。
　60年代にはこのちふれとセザンヌが100円化粧品の双璧でしたが、必ずしもオートメーション化された製造工程ではなかったのと、本当に100円で大丈夫？という疑問もあって、一回だけセザンヌのクリームを使った以外は、疎遠になっていました。

　そこから現在、まぁー時の流れはすごいもんですな。100円のイメージどこにもないっす。
二年前にグループ企業となってから、綾花だHIKARI MIRAIだdo organicだ、様々なブランドを引き連れてすごい成長ぶり。そして肝心の自社製品………どんだけアイテム数あるんですかっ！と言いたい。もうビックリです。

　さてそんなわけでアイカラーがリニューアル（前置きが長いですよ。長いです。聞いてっか！）。以前のバージョンに比べると色のトーンがすっきり同じ2色セット。何しろちふれの製品初めて。ましてメイク物初めて。ただただ色に惹かれました。

　使ってみて驚いたのなんの。
淡色をベースにすると、瞼の地色がパッと隠れます。年齢的に皮膚のくすみが気になる私には感動ものの仕上り。更に濃色を重ねると綺麗なグラデーション。ブラシ使いすると、境目の無い濃淡が実現します。
　グリーン系とブルー系を購入しましたが、どちらも微量のグレーが混ざったような落ち着きのあるトーンで、肌浮きしない。なのにくすまない。非常に細かい粉体を均一に伸ばせるテクスチャーが優秀です。しかも粉体自体がかなりしっとりしていて粉飛びがありません。微細なフロストが仕込まれていて、サテンのような上品なツヤがあります。

　他のプチプラブランドが、どちらかというと若い人向けなのもあって肌のトーンに発色が左右される物が多い中、この仕上りには嬉しさ半分悔しさ半分。何だよ〜、ついこの間ヴィセのパレットで散々苦労した自分が馬鹿みたいじゃん。初めからこっちにすればよかった（自業自得じゃ）。先入観で見てちゃダメですね、ほんと。

　なお、このクチコミを書いている時点で、大手スーパーマーケットの化粧品テスターは、使用が出来なくなっています。直接指でテスターの表面に触れることを防ぐためですが、口紅のテスターは丸ごと引き抜かれているケースが多いのでご注意ください。

　

使用した商品

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ヴィセ

ヴィセ リシェ フォギーオンチークス Ｎ

[パウダーチーク]

容量・税込価格：5g・1,650円 (編集部調べ)発売日：2019/11/16 (2022/7/1追加発売)

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　フォギーオンは先代から愛用させていただいて、主張しすぎないシェードが大好きでした。それがリニューアルでさらにふんわりした印象です。

　PK822、新色ですね。
最近のラインナップを見てもめったにお目にかかれない、澄んだブルーローズ。ブルベの私は思わず歓声を上げたくなったくらい。貴重な一色だと思います。

　もともと薄付きでコントロールしやすかった製品ですが、さらにソフトなシェーディングとなった感じです。容器も可愛い。丸型のブラシがついていますが、普段は毛量の多いチークブラシを使っています。透明感もあり、ふわふわとした春らしさを楽しめます。

　外資系にはまず見られない、ピュアな色調が嬉しい逸品。
ヴィセは裏切らんなあ………とつくづく思います。

　

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ヴィセ

ヴィセ リシェ グロッシーリッチ アイズ Ｎ

[パウダーアイシャドウ]

容量・税込価格：4.5g・1,320円 (編集部調べ)発売日：2020/2/16

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　うわー何年ぶりだ？リシェのパレット買ったの…。
実に久しぶりです。
最近はもっぱらアヴァンのシングルアイカラーが多くて、あとリンメルとか単色アイカラーばっかり愛用してた。
　そんななか、暮れに使ったロレアルの16色パレットで火がついて、そろそろシングルカラーに飽きてきたこともあり、春らしいパレットでも探そうかと思っていたら出たーっ！

　何シーズンぶりかで見ました。BL-8。紫に転んでない、グレー寄りのブルー。やればできるじゃん、よしよし。色だけぱっと見て、ろくにテスターを使いもせず息せき切ってお持ち帰り。ワクワクしながら開けてみました。ところが……。

　瞼にのせても青くない。
あれ？パッケージの指示通り使ったんだけど……。なんかまずかった？まあ、左上のカラーは指で塗って……というやり方は、前々から言ってる通り指の皮脂で表面を固めちゃうので却下なんですが。にしても色くすむなあ。

まず左上、こちらはミントグリーンに細かいゴールドラメが入ったもの。指でのせるとありますが先の通り固まりやすく、瞼全体に広げにくいので大きめの平筆で。何でこの色がベースに？と思いましたが、うっすら光を反射するのでレフ版的効果かな。

　右上のピンクベージュ、これがこのパレットの肝になりそうです。この色をちゃんと仕込んでおかないと、上から重ねるアクセントカラーが地の色と混ざってくすんでしまう。いつもはブラシ使いなのですが今回は、チップに取って丁寧に色を置いてます。

　問題は下の２色です。左はかなりブルー寄りのグレー。ただのせると結構薄付きで、何色つけてるんだか分からないくらいぼやけます。事前に仕込んだベージュの上に乗せて初めて、本来の色味が生きる感じ。

　右下のブルーは一見鮮やかですが、のせるとかなり黒に近い濃紺になります。普通はアイラインとして使うのでしょうが、少しでもブルー味を生かしたくて目尻に締め色としてぼかしてます。ラインは改めてペンシルで描きます。

　ちょっと予想と違った色出しでしたが、春霞のようなスモーキーグレーのパレットと割り切れば使えるかな。ヴィセは、吹けば何処に飛んでくか分からないような大型ラメを入れてないのでこなしやすいですし。
　何より、このブルーでしたら日本人の肌に置いても絶対に浮きません。そこが良い点ではありますね。
　
　たとえばチークやリップに、青みを含んだピンクを持ってくると………あら不思議。目もとがちゃんと青く見えます。視覚効果でも変わるので、色々試してみるといいかも知れません。



　

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