2023/12/18 22:50:11
タイトルはとても惹かれました。
ただ、想像以下の香りでした。期待値が高かったわけではないのですが、シトラスやラベンダーという響きにハーブ系でひんやりした香りを期待してたのです。
例えば、クナイプのような香りです。そして、星空の下のひんやりとした空気。ひんやりした香りで私が想像したのは、ゴーストの香水。
ラベンダーは一瞬感じるくらいで、ハーブさは皆無です。シトラスもよくわかりません。でもどこかで嗅いだことのある香り。フィアンセはどこかで嗅いだことのあるような匂いを商品にするイメージが定着しました。
お母さんのクローゼットや化粧台を思わせるような香りにしか感じません。アンバーのせいなのか樟脳ぽいような…。私の肌に合わなかったのかすごくパウダリーな香りで、正直これがなんの匂いなのかわかりません。ラベンダー?ラベンダーを育ててますがこんな香りはしませんね。香りの終わりかけは、なんか漢方薬を遠くから感じる不思議な香りです。
これを書いて数時間悩みました。
手の甲につけて、この懐かしいような嗅いだことのある香りの記憶をずっと探しました。
わかりました。8×4のせっけんの香りです。
似てる…!!匂いのおわりかけ、パウダリーで爽やかさを失ったよくわからない香り。香りの系統は似てると思います。星空?は8×4よりちょっと樟脳さやクセがある。星空は感じない。
この不思議な香り、たしかにクセモノ。好きな人は好きなのかも知れません。匂いが不思議だから何度も嗅いでしまう。
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[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)・香水・フレグランス(メンズ)]
税込価格:- (生産終了)発売日:2017/9/14
2022/8/1 20:43:15
口コミの評価も高く、ずっと気にはなってました。
ただ、アルベルト・モリヤス…。モリヤス氏が手掛けた調香で盛り上がる人もいますが、全盛期を過ぎた彼の作品は凡作が続いてます。
10数年前ならモリヤス氏は本当に傑作を創り出す天才でした。初めてブルガリのブルーやブループールオムを嗅いだときの感動や衝撃を忘れません。大好きです。
今回のテファンタジーは評判の良さから期待値が高かっただけにガッカリ感が否めませんでした。
ある程度の年齢(30過ぎてる方)ならほとんどの方があのプールオムの香りを知ってるでしょう。有名になりすぎてメジャーになってしまったけど、当初誰が調香したかなんてわからなかった時代に、あの香りは唯一無二だと思いました。
専属を持たないモリヤス氏ですが、ブルガリと関わると本当に天才を発揮してました。
というのも、ブランドごとに使える独自の香料があるので、ブルガリとモリヤス氏は相性が良かったのかもしれません。
かわりにランコムのミラクはモリヤス氏とは思えない調香に感じます。名香かも知れませんが、苦手でした。
話が逸れたように思えますが、モリヤス氏はもう傑作を生まないのでは、と思いました。
オムニアシリーズも初期で止めておけば良かったのに、どんどん似たり寄ったりな作品をぽんぽん出しました。最近の作品(2015年以降)からもう感動的な香りを私は知りません。2005年がピークだったのではないでしょうか。
このテファンタジーも例外ではありません。
口コミの評価に踊らされた一人ですが、
紅茶の香り…と言わなければ紅茶の香りかどうかよくわかりません。紅茶の香りという言葉とイメージの先入観があって嗅ぐから【紅茶の香り】ぽく感じるのです。
ダージリンならプールオムの方がまさにです。ベルガモットをイメージしてるそうですが、ベルガモットではないでしょう。
ただ、マク★ナルドのアイスティーには似てるなあとは思いました。高級カフェの紅茶とはどうしても思えませんでした。
それに、異国情緒あふれる紅茶の香りなら
ブルガリで昔発売された【オーテルージュ】がまさにそれです。これは現在のシャネルの専属調香師が手がけてますが…。
レモンティーのような紅茶の香りならトミーヒルフィガーにもありますし、二番煎じなんです。唯一無二じゃない。もうオリジナルティー豊かな香水を昔のように作れないのでは?
ジバンシィのπ、
ブルガリブルー、
ブルガリブループールオム、
ただ、プールオム(ジャック・キャバリエ)には越えられない壁があるけど、モリヤス氏が調香した大好きな香りは過去の作品。
トップはレモンを感じるスカッとした香りに後からスモーキーさが寄り添う。トップの香りは鼻を抜けるようなスッキリさがあり、爽やかです。香水など苦手な人はきつく感じるかも知れません。
ミドルはレモンのようなすっきりさが引き、スモーキーさとスパイスが際立ちます。ユニセックスのような香りたちですが甘さはあります。この甘さには少し癖があり、柑橘の中にもん、とこもるような甘さがあります。
エリザベスアーデンのグリーンティーのような甘さまではいきませんが、甘さの特徴が似てます。
そして、このスモーキーさが1番好き嫌いがわかれるように思います。タバコとは違うと書いてる人がいますが、私は悪煙家です。
香水つけた上司がタバコ休憩から帰ってきたときと香りが似てるのです。
それもタバコ吸ってるときの香りではありません。タバコ吸ってからしばらく経って、タバコの香りが染みついた人のような香りです。煙い。
母が喫煙者だったので、タバコの香りが衣服にしみついてファブリックミストで匂いを誤魔化したときこんな香りだったなあと思いました。
まさに紅茶の香りという説明を読んだあとだと洗脳されてるので紅茶に思えるかも知れません。とくにミドル以降は煙いレモンの砂糖水とも思えます。
たしかにクセにはなるけど、万人受けでは絶対にない。紅茶という先入観がある人だけが楽しめる。万人じゃない…。嫌いじゃないけど、特別を感じない。
紅茶という先入観を捨てたら煙いレモンの入った砂糖水。そんな香り。
プールオムや、トミーガール、オパフメオーテルージュ、スティルなどなど
これらの紅茶に似た香りと言われた作品がなければ感動してたかも知れません。勝ててないから感動しないのです。
もしかしたら喫煙者の人にはすごく似合うコロンなのかも知れない。
紅茶なら、オーテルージュのチャイのような、深くてうっとりするあの香り。あの感動が欲しい。
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2022/7/12 01:34:28
まず、こちらの商品はローパケンゾープールオムです。プールファムの口コミを書いてる人がちらほらいらっしゃるので勘違いされないようご注意ください。
プールファムはレディースで、こちらはメンズのプールオムです。
トップは、すっきりかつスカッとした柚子の柑橘さが全開です。私は柚子のリアルな香りが苦手なのですが、こちらはレモンやグレープフルーツを思わせるような癖のない柑橘で爽やかです。
ミドルは、トップの香りが非常に爽やかなのですが、それが落ち着いて肌に馴染みだすと甘さがでてきます。トップからの香りの変化が面白くて、あんなにスカッとした柑橘から優しくて穏やかな温かみのある香りになるのです。
微かな柑橘、ムスクの温かみ、涼しげさも忘れないアクアミントのバランスが癒しになります。
更にミドルからラストにかけて穏やかで優しい香りの中にほんの少し遠くに瓜を感じます。
トップが真夏、ミドル、ラストは夏の終わりかけのような静かな海を連想します。
白いシャツ、デニム、サンダル、波打ち際にスイカ、
静かな波音が聞こえるようなゆったりした涼しさ。
瓜系が酔いやすくて苦手なのですが、この微かにほんのり遠くに感じる瓜さは心地よいです。
とても好きな香水の一つですが、メンズのおすすめ香水にほとんど紹介されてしまうようなポピュラーさがあるので、大学生くらいの若い男の子とかがつけてたりしてて、男の人と香水がかぶるのがちょっと個人的に嫌で寝香水的ポジションになってしまいました。
安いし、入手しやすいし、日本人が好むきつくない香りなのです。
メンズよりなのはもちろんですが、女性が使っても違和感のない爽やかな優しい香りです。
デメリットがあるとしたら、やはり若めの男性と被ってしまうことでしょうか。あと香りは飛びやすいです。
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2022/7/3 15:48:13
トップは甘酸っぱさとシャープさがあってかなり好みが分かれそうな印象です。これはあらゆる香水に言えることですが、トップはどうしてもきつく香ってしまいます。甘酸っぱいといっても甘ったるくなく爽やかな控えめな甘さです。
エンヴィミーにも似てますが、こちらのブリットシアーの方がまろやかに香ります。
ミドル以降から甘酸っぱさが落ち着いてホワイトムスクとフルーティーさが溶け合うように肌に馴染んで、ほんのり甘く爽やかな優しい香りになってときめきました。
シャープさもまろやかになりながらも隠れていて、それが癖になって印象にも残りやすいです。
柚子は嫌いなのですが柚子っぽさがなく、しかも柑橘系が嫌いなのにこちらは柑橘系なんです。
柚子も柑橘系も苦手で嫌いなのに、すっごく好きな香りで何度も自分の匂いを嗅いではうっとりしてしまいます。トップもミドルもパイナップルの葉でしょうか。パイナップルのような香りが主張してこれがシャープさをだしてるかも知れません。
そして、きちんと個性があります。
最近SNSで人気な特徴の万人受け、個性無い、清楚を謳いながらその実態はトイレの芳香剤のような香りや匂いつきトイレットペーパーのような香りではありません。どのブランドとは書きませんが…。
ラストはフルーティーさも落ち着いてさらに優しい香り。私の肌ではピオニーのようなフローラルの香りが寄りそいます。
ラストにありがちな粉っぽい安っぽさもなくて、本当にミドルもラストも香り方が美しいです。
透明感も瑞々しさもありながら、ムスク、フローラル、フルーティーのバランスが完璧です。
持続力は少々低め。
前向きで明るくて優しい人をイメージするような調香ですが、昔、綺麗なお姉さんがつけていたのを覚えていて綺麗なお姉さんのイメージが定着してます。
バーバリーの香水全般のムエットの香りが好みじゃなくて、巡り会えたのが遅くなりました。つけないと良さがわからない香水です。お値段以上のクオリティー。
他人と被りたくない人におすすめしたいです!
少しだけ評価を下げました。
というのも体調が少し優れない日に嗅いだらかなり気分悪くなってしまって、いつでも寄り添える香りではなかったです。
上記にも書きましたが、万人受けではありません。
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2022/7/1 01:19:33
ランバン新作すべて購入しました。
ムエットはどれも好感がもてて購入したことを後悔してます。
トップはツンとくる甘みの少ないリリーの香り。否、ウォーターリリーなんて呼べないくらい、なんか苦味がでてくる匂い。尖ってる。
ピンクの綺麗なボトルなのに中見は甘さ控えめすぎるくらいのメンズを思わせる調香。
3本の中で1番ツンときてトップが最悪な香り。ここで失敗を悟りながらミドルまでひたすら耐えました。
ミドルはトップを薄くしただけです。
ブルガリのオムニアクリスタリンからムスクさをとって薄めて単調にしたような、オリジナルティがまったく感じられない香り。クリスタリンは好きだし、クオリティも高い。
たしかにウォーターリリー……頑張って想像したら水辺に咲くウォーターリリー。私の肌からは苦みがでてきて、甘さもないから、新鮮な花束ではなく水腐れしたかのような鼻につく香り。
ラスト、やっぱり他のブルーオーキッドやサニーマグノリアみたいに樟脳ぽいおっさんがいる。もういい加減にしてくれ…。しかも持続力も高いからずっと鼻について始終尖った匂いがする。臭い。
そして知人にも臭いと言われた。そうだよ、つけてる本人でさえ臭えって思ってる。
エクラドゥアルページュも樟脳を感じとる人が多くいるのは知ってましたが、アルページュは大丈夫だし、マリーミー!も好きだし、ジャンヌランバンなんて女性らしい可憐な香り。エクラドゥ以降ランバンって個性捨てて万人受けしやすい香水作るの上手だったのに、いったい誰をターゲットにこんなクオリティ低い香水を作ったか……。
今回の新作すべて似た香りの香水がいくつかあり、しかもそれが他ブランドの方がクオリティが高く、他ブランドの廉価版みたいに安っぽい香り。
ミドルよりラストの樟脳ぽい粉ぽさがどれも長く続く。この香水らのせいで新作のランバンの香水にもう期待できない。
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