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[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)・香水・フレグランス(メンズ)]
税込価格:- (生産終了)発売日:-
2012/4/16 20:51:51
名付けるならば「お寺シナモン」。…なんのひねりもなくてスミマセン。
セルジュ・ルタンスのパルファムは、サ・マジェステラローズ、ヴィトリオールドゥイエに続き3本目。
昔、祖母の家にあった和服箪笥のような、
何とも言えぬ懐かしさも感じられるオリエンタルで柔らかな香りが
印象に残って購入しました。
サ・マジェステラローズはともかくとして、
残り2本はそんなの人気のある香りではないかもしれません。
特にこの「ルッス」、セルジュの代表的な香りを取り扱っている
伊勢丹メンズ館では販売していませんのでわざわざザ・ギンザまで買いに行きました。
オリエンタルなシナモンの香りが、それほど変化なく淡々と香ります。
私に取ってはオンの昼間の香り。
パルファムはたいていストッキングやタイツの
お腹のゴムのあたりに付けることが多いです。
肌に直につけるより化繊のほうがモチがいいですし、
あまり外に香りが広がらずに済みますし、
ストッキングは半ば消耗品ですから
香水が染みになってもそんなに気になりません。
こういうつけ方をすると、普通に過ごしている分には
めったに香りを感じることはなく、
お手洗いに立ったとき、個室の中で
ちょっと香りに気づくくらいです。
(生々しくてスミマセン)
しかしこの香りはお手洗いでもあまり香りが立ちませんでした。
先程の2品に比べると拡散性や香り立ちは比較的弱いので、
ハンカチの端っこに吹きつけて時々直接嗅いだりもしています。
シナモン=桂皮には確かリラックス作用もあるからか、
とても落ち着いた気持ちになります。
あまり真夏向けの香りではないので、
まだ涼しいうちに楽しみたいと思っています。
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[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)・香水・フレグランス(メンズ)]
容量・税込価格:100ml・14,300円発売日:-
2012/4/8 18:15:18
1mlのアトマイザーサンプルをもらったので使ってみた感想。
ブルガリプールオムにとてもよく似てます。
もう少しライムのような苦味が加わった感じかな。
「ロー」系はケンゾーとかイッセイミヤケとか、あるいは
GIVENCHYのウルトラマリンだとか、
そういう「オゾン系」が多くて苦手な部類。
が、こちらはオゾンノートではなさそう?強いて言うならシトラスでしょうか。
自分では付けませんが、「ロー」系の中では悪くない香りです。
が、やはりブルガリプールオムに似すぎなので新鮮味には欠けるかな。
セルジュ・ルタンスは、やはりウッディノートなどの温かみのある香りに
本領が発揮される気がします。
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Vitriol d'oeillet(最高級のカーネーション)
[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)・香水・フレグランス(メンズ)]
税込価格:50ml・14,300円 (生産終了)発売日:-
2012/1/15 22:15:10
例によって香水の表現はうまくないのですけど、
この香りはサンプルでいただいたときの第一印象は「ん?ありがちなメンズ?」
だったのに、試しづけしているうちにどんどん好きになって、
気づいたらフルボトル買っていた魔性の香りです。
思い浮かぶキーワードは、クール、官能、知性という感じですかね。
冬はバニラみたいなグルマン系をつい纏いたくなりますが、
グルマン系の欠点?は、気持ちも身体もほわーんと弛緩しちゃうところ。
よく言えばリラックスできるのですが、オンの香りではないのですよね。
こちらは甘さは皆無ですが、きりっとした冷涼なスパイシーさの中に
単なるメンズフレグランスとひとくくりに出来ないようななまめかしさがあります。
そのセクシーさは夜のお姉さまのセクシーさとはまったく方向性が違って、
何度も読み返したくなるような本とか、
論文を読んで新しい知見と出会ったときに感じるような、
興奮と焦燥の混じり合ったようなザワザワとした官能。
自分だけに香るように付けたいオンの香りです。
間違っても手首とか耳朶などに付けて人に振りまく香りではなくて、
丹田(w)につけてじっくりと考え事をしていると
ニヤリとするようないいアイデアが浮かんできます(ホント)。
瞑想を誘いつつも単なる静謐さの中には居させてくれないような香りです。
和洋問わずお食事、お茶には合わない香りなので
TPOを厳選して楽しむのがよいですね。
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2011/11/3 17:38:58
ムエットを持ち帰った印象メモだけ。
トップノートはまごうことなく「ベリー!」です。
ベリーと言えばアニックの「ケラムール」なのですが、
あちらはあくまで「香水の中に表現されたベリー」なのに対し、
こちらは目の前でベリーがはじけたような、目がさめるようなリアルなベリーの香り。ちょっとびっくりします。
もちろんそこまでの瑞々しさが長持ちするわけではなくて、
次第にバニラや砂糖菓子を思わせる甘い香りに落ち着いてきます。
ケラムールは「バラ+ベリー」なので、ラストノートはケラムールのほうが好きです。
しかし、このトップノートは一度嗅いでみる価値がありますよ。
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2011/10/27 21:47:47
ムエットと、肌に一度試しづけしただけなので備忘録として。
トップノートの印象は「レディ・ボーデンのアイスクリームの蓋を開けたときの香り」。
子どものころの心躍る思い出の香りですね。
しかし、軽やかでどこかひんやりとしていて、重たくはありません。
夏でもつけられるかも?と思えるようなバニラ。
私が秋冬に愛用しているサンタ・マリア・ノヴェッラの
「バニラ」との比較になりますが、
こちらのほうがバニラそのもので女性らしく、
軽やかで、すっきりしています。
香りの変化はわずかで、少しパウダリー。
サンタ・マリア・ノヴェッラのほうは、洋酒っぽさが前面に出た、
もう少しずっしりと重いバニラ。
だから秋冬限定で恋しくなる香りです。
ラストはムスクが残って、凛としつつも色っぽく、
パウダリーさは微塵もなく、単なるバニラではない香りになります。
個人的な好みで言えばサンタ・マリア・ノヴェッラですが、
ただひたすらにバニラを愛する人にはこちらがオススメかも。
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- モニター・プレゼント (提供元:未記入)