


















2009/6/14 12:40:03
以下抜粋
植物油の特徴は「トリグリセリド」と言う構造をしていることです。「トリグリセリド」とは、グリセリン1つに3つの脂肪酸が付いた形です。手にお箸を3本持った形でしょうかね。
一方、ワセリンやミネラルオイルなどの鉱物油やスクワラン、ホホバ油は、直鎖の構造を持っています。典型的な形がワセリンで、炭素と水素からだけでできていて、炭化水素と言います。ほぼ、同じ形の直鎖型をスクワランやホホバ油もしています。お箸1本を転がした形です。
この構造の違いが重要な差になります。
ワセリンやミネラルオイルやスクワラン、ホホバ油を使って、強い皮膜感を感じたり、テカテカになってしまった経験はありませんか。それは、その構造の問題です。
つまり、お箸1本を沢山転がしたらどうなるでしょうか?
真っ直ぐなモノが沢山集まると、隙間がほとんどなくなります。隙間がなくなるということはその物質の水を抱える場所がないということです。びっしり並んだ箸の山は、間に水を挟みませんので、強い皮膜感やテカリを生じます。
一方、オリーブオイルやローズヒップ油、ツバキ油は「手にお箸を3本持った形(手=グリセリン、お箸=脂肪酸)」です。ちょっと気持ち悪いですが、お箸を3本持った手がごろごろ落ちていたらどうしょうか。「隙間」が沢山できますよね。スクワランの時のようなびっしりした皮膜にはならずに、間に十分に水や成分を抱え込みます。
これが、オリーブオイルなどの植物油が肌馴染みがよく、テカリの少ない要因です。
「間に水や成分を含む」と言うポイントは重要です。肌バリア成分自体も多くの「トリグリセリド」を持っていますので、バリア成分の補強になります。
表面の皮膜にして肌を守るワセリンやスクワランと、肌に馴染んで肌バリア成分の一部になっていくオリーブオイル(植物油)は、同じ「オイル」といっても全く別物なのです。
勉強になりました。
他にも抗酸化作用、日焼け防止作用、傷にも良いみたいですね。
でも水分の足らない私にはヒリツキました。
ノンケミで肌が強い方にはとても良いのではと思います。
1件中 1〜1件表示
昨年の4月下旬から、突然お肌が異常に 突っ張り、肌の奥から水分が1滴も残ってない 感じ、ちりめん皺、顔一面毛穴全開角栓 だらけに(涙) 最悪な… 続きをみる