






























2003/5/24 10:58:00
これはかなり昔から気になっていた香りで、20代初めに買いました。広告が素敵だったんです。女の子が野薔薇に囲まれていて。今はもう使っていないのですが、磨り硝子に花模様が浮き彫りになったクラシカル(見様によってはトロピカル?!)なボトルを時々眺めては楽しんでいます。淡いグリーンをピンクの花で縁取った紙の箱も、今でも取ってあります。
何人かの皆さんがトップノートについてコメントされていますが、私も、甘さと苦さが同時に香り立つトップノートが、ちょっと気になりました。トップの香りのうち、甘い所は、オゾンのようなフルーツのような香りなのですが、苦い所は、シャネルの5番のトップノートのような古典的な香水の辛さに似ている気がします。その両方が同時に香ると、若々しいフルーツにマダムっぽい脂粉のコクを被せた感じで、私の場合、この香りには酔ってしまいがちでした。私と同じように、トップが苦手な方は、足元に付けられる事をお薦めします。私の個人的感想ですが、こういう香りで、香水デビューすると、将来、古典的名香へと移行するのに違和感が無いかもしれないと思います。
ミドルは、清々しい甘さがあって、「風」を感じさせる香りです。半袖・襟付きの綿のワンピースに麦藁帽子の高原の少女といった雰囲気。風に揺れる軽いスカートなんかとよく合うと思います。
ラストはパウダリーも仄かに香る気がします。
基本的には初々しいけれど、ラフなカジュアル感や流行り廃りのない、品の良い香りなので、大人になっても愛用されている方が多いのは分かる気がします。ファーストフレグランスを使い続けられるのって素敵ですね。
2003/5/19 16:04:14
ボディローション単品で試香すると、これのトワレで感じるようなパンチは無く、3種とも、優しくシンプルな香り立ちでした。単品で比べるとしたら、私は、トワレの香りの方が、香水らしい複雑さが感じられて好みですが、好きなエッセンスを重ねて自分だけの香りを作れるという発想は、遊び心があって、とても素敵だと思います。
2003/3/14 09:07:13
あらら、結構、評価低いんですね。
確かに、さっぱりしたいのか、こっくりしたいのか、よく分からない香りではあると思います。
でも、私はこの香り大好きなんです。
香りに目覚めた頃に出会った思い出深いフレグランスです。
汗の匂いにも馴染むような夏っぽい野性味と燻かしさが好きでした。「軽い」というコメントが多いですが、これにはまった10代の頃には、その位でちょうど良かったのかもしれません。
そんなに好きだったのに、どうして、「サンプル・テスター使用」なのかと言えば、その頃、現品を買うだけのお金が無く、数ml入りのサンプルを大切に使っていたからなのでした。無くなっても捨てられなくて、しばらく持っていた覚えがあります。
何だか、いじましい話ですが、そういう時期もあって良かったかなと思います。今は、香水持ち過ぎで、使い切れなくて、ルームフレグランスにしてしまったりもしているので、その頃の方が、一つひとつの香りを大切にしていたような気がします。
話が脱線してしまいましたが、キリッと男らしく、良い香りだと思います。
白路と申します。 自己紹介をご覧頂いた方、お気に入りに登録して下さっている方、有難うございます。 フレグランスが大好きです。デザインと香り… 続きをみる