2015/5/31 07:52:02
EDT使用。
『香りの歌』という意味を持つこの香水は、4代目ジャン=ポール・ゲランが初めて自分一人で調香した香りだそうです。
病床の、先代であり祖父であるジャック・ゲランはこの香りに満足げな微笑みを見せ、数時間後に亡くなったとか。
その時25歳だった4代目がイメージしたのは将来の伴侶でした。
柔らかな陽光、白い花々、ウエディングドレス……愛らしい花嫁さんが目に浮かぶ清楚で優しい香りです。
トップからミドルまでのグリーンな爽やかさは初春のそよ風が吹く草原を思わせますが、ラストは儚い女性の艶を感じさせます。
とてもリラックスできる香りでもありますので、寝香水にも良いですし、ゲランの香りの中では比較的軽やかなので普段にも使いやすいです。
大好きな香りの一つですね。
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2015/4/21 03:44:43
バガテールの庭へ直接足を運んだことは無いのですが、最近写真で見ました。
この香りで想像していた美しい景色と全く同じで驚きました。
咲き乱れる白い花々、美しい緑、淡い陽光……その中で微笑む一人の女性──そんなイメージです。
トップは少し花々の主張が激しいように感じましたが、ミドル以降は落ち着いていき、ラストは優しくややパウダリーに香る印象でした。
白い花というのは香りが強く、攻撃的な香りになる場合があります。
こちらも優しくはあるのですが、どこかそういった部分も持ち合わせているように思います。
一筋縄ではいかないところも大好きですね。
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2015/3/29 06:41:11
バカラの瓶から香ってくる匂いは「苦手かな」と感じましたが、実際肌に付けてみるとしっくりきて驚きました。
私の肌ではトップからミドルは甘さ控えめ。
高級なお焼香のようなオリエンタルウッディの香りが続き、ラストにそっと甘さだけが残ります。
全体的に慎ましやかな優しい香りという印象です。
しかし、どこかに色気を感じる部分も。
でも男性が付けていても全く違和感の無いフレグランスです。
ゲランの香水はやはり奥深いですね。
この年齢でミツコが似合っていると言われることは良いことなのか、悪いことなのか……微妙な気持ちですが、とても素敵な香りですし、これからも使っていきます。
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レ ゼクスクルジフ シャネル N°22 オードゥ トワレット(ヴァポリザター)
容量・税込価格:200ml・36,300円発売日:2009/4/1
2015/4/2 05:48:32
肌に乗せた瞬間に広がるフローラル・アルデヒドの香りが好きです。
程よい重厚感で、ミドル以降少しずつフローラルが落ち着いていき、ラストはパウダリーな甘さが残ります。
5番の姉妹品とのことですが、こちらのほうがやや清楚で「女性」を主張し過ぎないので、気負わずに使えますね。
5番や19番より、こちらが私には合っているようです。
トワレですが、よく香りますし、持続力もあります。
手首にちょこんとで半日以上保ちました。
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