2020/6/6 08:19:12
「夏の日の縁日。ドキドキしながらラムネの栓を押し開けたときの思い出の香り」
香りを「和(あ)える」をコンセプトに日本の自然、自然に宿る香りをボトルに閉じ込める。
香りのラボ、自社工場を持ち香りのクリエーションから商品化まで一括で手掛ける日本のブランドということで気になっていました。
今回試したのはラムネですが、他にも力士とか花見酒など「どんな香りなんだろう」と心ひかれるネーミングのものも多いブランドです。
自分の定番はロクシタンのピエール・エルメとのコラボ「ジャスミン+ネロリ」でストックするくらいなのですか、さすがにこれからの季節には重すぎてつける気にならず、本命のミラーハリスのティートニック、@COSME の口コミで初めて知ったみずみずしい桃の香りがするというケイコ・メシェリのポートペッシュを百貨店で実際に試したいものの、まだゆっくり出掛ける気分にならず先の楽しみとしてとってあるのですが、コロナ疲れなのか少し気軽な香りをまといたい気持ちで探しています。
初めて自分の定番とした香りはイッセイミヤケのロートゥイッセイのメロンの香りでした。瓶のデザインもスリガラスにマットなシルバーの蓋部分も今までの古典的な香水のイメージでとは違うオブジェのようなたたずまいと、あくまでも透明感のある香りで愛用していました。
あくまでも、食い意地がはっているわたしは多分食べ物の香りが落ち着くんでしょうねぇ。恥ずかしながら、お花も好きなのにバラとかそういう方向には向かないようです。(いつか資生堂のホワイトローズだけの香りはまとってみたいと思いながら)今の本命もお茶の香りですし。
そこでこのJ-scent のラムネなのですが、トップからラストまでの香りの変化は他の口コミで丁寧にされている方が多いので、そこまで香りに詳しいわけではないので自分の感想をコメントさせてください。
つけた瞬間はレモンを感じるシュワシュワとしたラムネのはじけるような、口の奥が酸っぱくキュンとするようなノスタルジックな香りが広がります。
そのあとは少し落ち着いて、わたしの肌だと飲料のラムネより駄菓子の森永ラムネ的な香りが漂います。嫌いな香りではないけれど、ちょっとチープ+ケミカルな雰囲気。これから、少しメンズよりのレモンの苦味のようなシトラスのような香りのあと(ここが少し苦手な香り)、丸みのあるうっすらとバニラのような優しい香りになって消えていきます。もちはそんなに良くなく、2時間ほどと思います。
途中で一瞬苦手な香りが出てくるものの、お手頃な価格でトップからラストまできちんと感じられるのと独自の日本の繊細な季節の一場面を香りで表現されていることはすごいなと思います。あと、苦手な香りだとすぐに気持ち悪くなる、頭が痛くなるわたしでもつけやすいです。
夏の日の休日の夕方、あまりの暑さにシャワーを浴びて、涼しくなった部屋でさっぱりとしたあとにコットンの部屋着を着て一緒にこの香りをつけるか浴衣を着た時につけるなんて想像が膨らみます。
0.5mlのサンプル使用で他にも「恋雨」というものも試してから、フルボトル購入を検討したいと思います。
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2020/6/10 09:18:51
かいだ瞬間に何か思い出しそうになる、もどかしさ。
嗅覚・聴覚よりも断然味覚と視覚の能力に頼ってきた我が人生。香りと思い出がリンクすることは、時々ありますが具体的な場面を思い出して懐かしい気持ちになるのがほとんど。
ですが、この「恋雨」。場面は浮かばない…、でも懐かしい。でも解らないからもどかしい。トップからラストの流れとかではなく個人的な琴線に触れる香りなんだと思います。
0.5mlのサンプル使用で、客観的に考えると清潔感のある幅広い人が好みそうな香りということで持っていてもいいかなと思いつつ、つけては悶々とするのか、いずれは何か思い出すのか…。
香りは「ラムネ」より若干長く感じたので、3時間ほどでしょうか。つけていい香りでは、終わらない「香水」の不思議さをこの歳で改めて考えさせられたこちらを自分の手元に置くか悩み中です。
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2020/6/23 16:31:07
1番効果を実感したのは娘でしたが…。
元々、AYURAの香りものは興味があって、@cosmeshoppingで入浴剤を購入して、愛用中。
最初は目盛より多く入れてしまったため、良さを感じなかったのですが、回を重ねるごとにリラックスできると感じています。一人のゆっくり入れるお風呂時間のご褒美入浴剤の1つです。
ところでこちらも以前から気になっていたものの購入にはいたっていなかったのですが、夫がこの数カ月眠った後に夜中に必ず1度起きてしまうという状態が続いているのが気になっていました。
わたし自身は眠りが比較的浅い方で、物音などですぐ起きてしまいがちな体質ですが、反対に夫は気絶するように数秒で眠りに落ち、地震があっても起きないタイプなので、夜中に起きてしまうと疲れがとれないのではと心配していました。
(そのくらいから脂漏性皮膚炎も発症)
皮膚炎の方は皮膚科にお任せするしかないとして、食事の他に何か少しでもリラックス+安眠に繋がるものは…ということでこちらを購入してみました。
父の日のプレゼントとして娘と一緒に渡してみると半信半疑の様子でしたが、早速その日の就寝時に利用。肌が弱いので、シーツの端にスプレーすることをすすめて、娘と3人で並んで寝てみると寝るまでに時間がかかる娘が短時間で大の字になって爆睡!わたしが寝るときにまでは夫もよく寝ているようだったのですが、翌朝聞くと1度やはり起きてしまって残念そうな様子でした。
まぁ、アロマ的なものだし速攻性はないかもしれないし、合う合わないの体質もあるかもしれないから気軽な気持ちで使ってみてと伝えておくと…。
今朝起きてきて、スッキリとした顔で「久しぶりに朝までぐっすり眠れた!」と喜んでたので、わたしまで嬉しくなりました。
コロナウイルスの影響でも仕事は変わらず忙しく、疲れも出ている最中眠りが浅いのは辛かったと思うので、完治とは行かなくてもお薬ではなく、リラックスできると手助けになってくれるといいなぁと思います。
ついでに、同じ部屋で寝ているわたしもほんのり香りが漂ってきていい気持ちで寝付けています。このような時期ですし、いろんな疲れが出ている方も多いので、おすすめできるものだと思います。
実家の母も元々の体質と年齢的に眠りが浅くて短くなってしまっているので、誕生日のプレゼントとしてすすめてみたいと思います。
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あまりの効果に我が家では「〇〇(娘のなまえ)
コロリ」と見た目で茗荷…と呼ばれています。
AYURAなのに、ちょっと残念です。
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2020/7/23 00:06:44
あぁ、残念無念。直感が告げる、これはわたしの香りではないと…。
信頼しているメンバーさんの投稿で、突然試してみたい欲に火がついたわたし。(昔、資生堂さんのコスメのCMでメイク魂に火をつけろ!ってキャッチコピーがありましたね)
運良く病院の検査で都内に出かける際、夫の仕事が休みで娘を託すことができるチャンス到来!
こんな機会は中々ないので、本来の目的以上にデパコス巡りをコロナ対策しつつ、短時間で遂行するためのシミュレーションを念入りに練る情熱。
そこで、この歳になりながら敷居が高くて入り辛いCHANELへ勇気を出して行ってみました。
CHANELは母へのプレゼントでチークを購入したっきり。このところ、ハンドクリームや色付リップバーム的なアイテムなど、気になるものが少しずつ出てきたので、それもできたらチェックしようと思いながら…。
平日昼間にもかかわらず、さすがはCHANEL。
混んでいます。そしてアトラクションの様に、入口と出口を誘導していただく感じ。まだ、購入するつもりがはっきりしてないのに、試させていただくのが申し訳ない雰囲気でした。お願いするのもこちらのみに。
おずおずとお願いして、試させていただいたのは、昔からある香りということなのに古さを感じさせない。軽いけど、単純ではない。シトラス何だけど、フレッシュなだけではない。ほろ苦さもある、一筋縄ではいかない多面性のある女性を連想させる大人な香り。ファンが多いのもうなずけます。
しかしながら、香りという目にはみえないものに対して特に直感で選びがちなわたしなので、一嗅でこれは違うと判断してしまいました。夏用の香りを求めて、こちらとゲランのアクアアレゴリアのハーバフレスカとペラグラニータを候補に上げていたのに呆気なく撃沈。
しかし、その後意外なところで思わぬ出会いが待っていたのでそれは別の口コミで投稿させていただきます。
今回は購入にいたらなったものの、CHANELの代表的な香りを実際に試させていただけたのは、貴重な体験でした。きっかけをくださったメンバーさんに感謝です。こういうことで、どんどん自分の世界や知識が広げられると歳を重ねていくのも悪くないなぁ、いつまでも柔軟な頭でいたいなぁと感じます。
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LE CERCLE DES PARFUMEURS CREATEURS
[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)・香水・フレグランス(メンズ)・香水・フレグランス(その他)]
税込価格:-発売日:-
2020/7/23 08:51:08
香水とは自分らしい香りを選ぶものなのか、それとも自分の中に足りないところを補うエッセンスなのか…。
「ヴァーグ・ド・フォーリー・ヴェルトゥ」
口コミが1件もなかったので、こちらから失礼させていただきます。
年齢の区切りや周りの環境の変化など、そういう場面で新しい香りを纏いたくなるのですが、今回はコロナ流行の影響もあり疲れからか自分の香りを探したい欲がムクムク育っていました。メンバーさんの投稿などもいろいろ参考にさせていただいて、本当はミラーハリスのティートニックをずっと最有力候補にあげていて、ロールオンタイプも出たことから、ローズの香りと混ぜでローズティーにするという上級者テクニックを投稿されていたメンバーさんの口コミに憧れて試そうと思っていたのですが…。
ロシェガレのテ・ファンタジーを使って思ったのですが、わたしの肌は元々香水が馴染みにくい上に特に紅茶が香らない。それなのに好きというジレンマ(T_T)ミラーハリスの方も、紅茶というよりメンズ寄りのシトラス風な香りしか残らず、爽やかだけどなんか違うという気持ちに。緑茶は大丈夫なのですが。
それとは別に夏用にと候補に上げたのは
・CHANEL クリスタルオードゥトワレット
・ゲラン アクアアレゴリア ハーバフレスカ
かペラグラニータ
会社の健康診断に引っかかってしまい、30分くらいの再検査のために出向くのが、正直面倒…とテンション下がり気味のところ、夫がちょうどその日に仕事が休みになり娘を託せることに!
途端にやる気が出て、デパコス見れるのでは?と限られた時間と、コロナ流行の対策を念頭に置きながら頭の中で効率よく、まわるシュミレーションをする情熱!もちろん都内でも屈指の品揃えの新宿伊勢丹のフレグランスコーナーも組み込みました。
意気揚々と「夏用に、スッキリとしたもので周りの家族や会社の中でも香害になりにくい、そして50代になってもつけられる香り。候補としてCHANELのクリスタル、ゲランのアクアアレゴリアを考えているけど他にオススメがあれば」ということをBAさんにお願いさせていただきました。
わたしよりやや年上ながら、若々しいボブスタイルの小柄なBAさんが選んでくださったのが
・パルファンロジーヌパリ ゼストドローズ
・サークルデパフューマー ヴァーグドフォーリーヴェルトゥ
の2点。ゼストドローズはたぶんレモンティーのようなと表現されることもある香りで、以前も試したことのある香りでした。紅茶の香りが好きとの一言からの選択として納得。スリガラスに入った見た目も可愛らしく、香りも可憐。BAさん曰く20代から70代の方も愛用されているそう。こんな可愛らしい香りを纏える70代も素敵と憧れつつ、一嗅で衝撃を受けたサークルデパフューマー。
第一印象は「水飛沫を上げるうねる水と勢いのある風」
水をテーマにしたもので、わたしの数少ない知識の中だとエルメスのナイルの庭=川の流れ、地中海の庭=青い空と海、イッセイミヤケのロードゥイッセイ=湧き水のような静かで透明のある水というようにどちらかといえは「静」のイメージ。ところがこちらはもっと勢いとある激しさもあるもの。
鬼滅の刃をご存知の方なら、ご理解いただけるかもしれませんが義勇さんの水の呼吸の攻撃。決して炭治郎のものではなく、冴えた冷たさと鋭さのあるもの(突然こんな例えで申し訳ないです。ご存知ない方はスルーしてください)
わたし自身は、表面上ゆったりした話し方や立ち居振る舞いから(ただ単にとろい)優しげに見られがち、知らない人から話しかけられる、道を聞かれることも多い接客業では特をしていたタイプでした。しかしながら、中身は毒舌。感情の起伏は少ないものの、かなり斜に構えた方で、内面と外見のギャップに驚かれて引かれることも多々あり、大人になってからは本当に親しい人しか毒を見せない処世術を身に着けました。そこを初対面で、上手く言い当てられたような気がしてちょっとたじろぎました。さすがは香りのプロ、侮れません。占いよりすごいかも。
果たして、これを全面に打ち出していいものかと悩みながらも、CHANELとゲランを試した上でどうしても引っかかって売り場に戻って、購入しました。
わたしの拙い偏った口コミだと参考にならないので、美容ジャーナリストのYUKIRINさんの記事から引用させていただきます。
サークルデパフューマーはグラースやパリの伝統ある専門学校でフランスの伝統ある調香を学びつつ、全くの白紙から創作を行う能力がある7人の調香師からなるブランド。オリジナリティーがあって、豊かな表現を信条とされている。
わたしが選んだ香りは「身震いするような気持ちを起こさせる早い速度の風の渦巻き」を表現されたものとのことです。
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