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クリスタル オー ヴェルト オードゥ トワレット コンサントレ(ヴァポリザター)
容量・税込価格:50ml・12,430円発売日:2009/4/17
2014/12/28 03:03:58
クリスタル オーヴェルト。
ブルガリのオ・パフメやエリザベスアーデンのグリーンティーのような緑茶のニュアンスの香りが流行ったのって10年くらい前だし、
別に天下のシャネルがわざわざこんな香り出さなくてもいいのでは…という感じなのですが、
職場につけていけるようなスッキリした、でもカジュアルすぎず背筋の伸びるような香りを探していたので購入。
良くも悪くも裏切られました。
トップはグリーンティーやレモンのような、ユニセックスな柑橘系のトワレにありがちなサッパリとした香りです。
かすかに、元祖クリスタルの苦味のあるグリーンのニュアンスも感じられます。
このまま終わるのかと思いきや、ミドル以降でガーデニアなどのフローラルな香りがどんどん出てきて、思ったよりもエレガントな印象に。
Tシャツにジーンズみたいなラフさはなく、オフィスカジュアルっぽい感じですね。
さすがシャネル。品があります。
最近のライトフレグランスはトップからラストにかけての香りの変化があまり無く、ムスキーに終わるものが多いなか、
これは意外とドラマティックに香りが変化するので、要タッチアップです。
季節は春?初夏くらいがちょうどいいのではないでしょうか。
真夏だとミドル以降が重く感じるときがあり、秋冬だと寒々しい感じになります。
ふだん、なかなかラフな格好をしていることもあって、このエレガントさが自分にとってはいささか余計に感じるときもあり、
季節とTPOがうまいことバッチリ合う機会がなくて使用頻度が減りました。
トワレと言いつつ、香りの拡散も持続もこの手の香水にしては高めです。
すぐ香りが飛ぶだろうと思って手首とか首筋にバシャバシャ使うと香害になります。
私は体温低めの乾燥肌ですが、ウエストあたりに2プッシュほどつけて、5時間以上経った状態で母に会ったとき「香水変えた?」と聞かれました。
自分で思うよりしっかり香るようです。
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2018/11/12 22:54:41
「甘い香り」といえばバニラやキャラメルの香りになりがちだと思うのですが
こちらは「シュガーポップ」の名の通り、まさに砂糖の甘さ!
わーーーー、これ好きです。
トップノートはシトラスやグリーンの香り。
「本当にキャンディ一族なの?」ってくらい甘さはほとんどないです。
ユニセックスに感じるくらいの爽やかさで
洗剤とか柔軟剤みたいな人工的な香りが続き、
妙に拡散性も高いので
「うわーーー、失敗したかも」と思ってたんですが
次第にピーチの甘さが出てくる
ミドルからラストにかけてが最高すぎるのです。
すっきりした甘い香りが、腕に顔を近づけるとほのかに香ります。
この甘さがバニラやキャラメル、トンカビーンみたいな濃厚な甘さじゃなくて
まさに砂糖みたいな甘さ。
ベースはバニラって書いてるけど
ずっとつけてるとアタマが痛くなったり
脂っぽい香りになってしまう
くど〜いバニラじゃないんですよね。
春夏にも使える甘い香り。
秋冬はちょっと寒いかも。
この甘さの雰囲気は好みなので
現品購入しようと思います。
キャンディ、ボトルデザインが好きでほしかったけど
なかなか好みの香りがなかったので
これは嬉しい発見でした。
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2018/11/12 21:19:59
意外と口コミないのですね。
中身が見えないミルキーピンクのボトルのかわいさに惹かれて
テスターで腕につけてみました。
トップは甘いフルーツとローズの香りなのですが……
私の肌の上では、ミドルから急速にパウダリーに変化しました。
なんだろう、ローズとラズベリーの影で、ヘリオトロープみたいな香り……。
すごく失礼な言い方をするとマダムっぽいというか
ひと昔前の香水って感じですかね
(自分も35だろって感じですけど)
バリバリにアルデヒドのきいた香りを使っていた
50代〜60代の女性のほうが好みそうです。
ただ、その世代の女性はトップのおきゃんなフルーティは
あんまり好きじゃないと思いますが……。
ただ、レクスタス(エクスタシー、恍惚)という名前のとおり
肌から立ち上るような香り立ちは魅力的。
拡散性はそこまで高くないように思います。
こういう肌なじみのいい香りって最近少なくなった気がするので
貴重な気がします。
たとえば、エステサロンとかで施術してくれる女性とか
受付の女性とかからふっと香ってきたら
このパウダリーな香りは安心感と母性を感じるいい匂いな気がしました。
人から香って来る分にはいいけど、
自分の香りとしてずっと香ってるのは苦手です……。
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2014/11/17 12:29:23
廃盤になったあと、ジャックキャバリエ調香の作品を集めていた時期に
オークションで手に入れました。
みなさん書かれてますが、不思議な香りです。
甘いのに澄んでいてクールで静か。
冬の朝の湖の、静かな水面を思い浮かびます。
そのせいか、この香りは冬にまといたくなります。
トップからラストまでほとんど香調の変化はありませんが
遠くにいるときと近くにいるときでは香り方が違います。
身体を動かしたときなどに
ふと香りが漂ってくるときにはフローラルな香りがするのですが
肌に近づけてかいでみると、肌のぬくもりから立ち上るように甘い香りがします。
甘いと言っても、焼き菓子のように温かさのあるしつこい香りではありません。
口の中ですっと溶けて消えていく和三盆のような甘さです。
冷たさと温かさを同時に持つイメージは
口元に微笑をたたえた白い聖母像のような感じかもしれません。
甘い香りがふと漂うと
密やかな秘密を自分の中に持っているようで
たまらないです。
世の中に2つとない香りの廃盤は悲しいですね。
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2007/9/22 00:28:04
量り売りで購入。
娼婦の香り、マドンナも愛用と聞いて、どれだけセクシーで色気ムンムンなのかと思いきや
どこかでかいだことのあるような懐かしさのある香りでした。
プワゾンのような毒々しいビビッドな香りではありません。
豊満な大人の女性の肌の匂いがします。
香水と、人の肌の香りが混じり合ったときのまろやかな香りがつける前から漂ってくるのです。
なんとなく、女性の体温やヌードを連想させる香りですね。
母性と女性のセクシーさ、どちらも感じます。
カサブランカとチュベローズの甘く少しパウダリーな香りが魅力的です。
歴史ある香りですが、リニューアルされているせいか
古臭さは感じさせません。
かといって、分かりやすい直球の安っぽいセクシーさでもない。
さすがにまだ似合う年ではないので
寝る前にチョンチョンと付けているのですが
朝、パジャマを脱ぐときに感じる残り香がとてもいい香りです。
夜、ベッドに入るときも仄かにフラカの香りがしてきました(これが娼婦の香りと言われる由縁?)
賦香性がとても強いので、付けすぎ注意です。
出かける前に1プッシュすると香害間違いなしです。
残香性も強いのでデートの前夜に付けて、肌になじませて、出かける前にお腹のあたりにチョコンと一滴くらいでちょうどいいのでは。
デート中に女性からこの香りがほどよく香ってきたならば、男性はイチコロでしょうね。
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