2003/2/26 14:18:40
前回トワレの量り売りでの口コミでした。
そしてとうとう今回7.5mlのパルファムを購入しましたので、再度口コミさせていただきます。
もう、完璧でしょう。言うことは無いくらい出来上がった香りだと思います。
トワレでなんとなくおば様っぽいイメージを抱いた方もいらっしゃる方もいるかもしれませんが、パルファムは全く違います。
その点ではパルファムを強くお勧めします!!
香料一つ一つの香りたちがはっきりしていて、全く
酔いませんし、むしろずっと嗅いでいたい。そんな香りです。
ヴォルドニュイは日本に来たことのあるフランス人パイロット、アントアーヌ・ド・サンデグジュペリが初めてフランス〜南米の夜間飛行を行い、文才のある彼の著書「夜間飛行」が1932年発行された同年、
ジャック・ゲランの目に止まり、同名の香水「夜間飛行」が発売されたことは、皆様もご承知の通りですが
、そういえば。。と思い自分の部屋の本棚を見てみると、小説がやはりありました。
中学生の時買った小説のひとつだったことを思いだしました。当時、読書感想文の課題本として自らチョイスした一冊でしたが、当時の私には難しすぎて、途中
で断念してしまいました(笑)。
これを機にまた読んでみようと思いました。
その情景。目を閉じると浮かんできます。(あ〜、なんてロマンチックなんだろう)。
香りは今回は敢えてコメントしませんから、皆さんも
目を閉じて、この香りを纏ってみてください!
物語が見えてくるのです。
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2003/4/1 16:07:40
今まで「ナルシスノワール」は素通りしていた香り
だったのですが、試してみて。
「こんなに奥ゆかしくも儚げで、独創的な香りだったなんて!」と驚かされましたね。
1911年に調香師エルネスト・ダルトフ永遠の傑作
です。
この香りがきっかけでパリで小さな薬局を営んでいた
ダルトフの店は「キャロン」という香水製造所に命名
されたそうな。。。
そんな由緒ある最高傑作なのです。
ナルシス=水仙、ノワール=黒
「黒水仙」という名のフレグランスは、本当に今現代で言う官能的、セクシーさとはかけ離れているようで
、そんな表現すら安っぽい!と思えてしまうほど
不思議で、幻想的な世界が広がります。
これぞ女性本来に自然とみなぎる艶やかさ。
なにも飾らなくてもいい。
媚びてる。とか、挑発的だとか。そんな言葉とは
無縁。
ただ存在するだけで漂う色香。
本当の女性の姿はこうあるべきだと、教えられる。
そんな香りなのです。
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2002/12/19 13:31:07
1912年に発売され、1985年に現代風にリニューアルされた歴史的名香。
現代のフローラルブーケの数々がこの香りをお手本と
してきたまさに、フローラルブーケの巨匠。元祖とも
いうべきこの香り。
そんなこと言われたら、こりゃ試すしかない!!と
思い、小分けで試しました。
すばらしいの一言ですね。
これは今まで試してきたフローラルブーケの中で、
一生付けていたいと思った唯一の香りです。
リニュされる前の香りはどんなかは知りませんが、
これは、歴史的名香と名乗ってるくせに、全く重くなく、酔いません!
すっごくみずみずしくて、透き通った香り。
その中で、それぞれの花々の香りが贅沢に花咲かせます。全然今の時代にヒットしててもおかしくないし、
こんなに優しくて、清楚で、女性らしい香りは他に無いと思います。
かといってありふれてないし、「何々に似てる香り」
とか絶対言えないし。
EDPなので、いつまでもこの香りがふんわりと優しく
漂い、見事な女性っぷりをアピールできます。
こんなに素敵な香りがこの世にあったのですね!?
と、しみじみ感動に耽ってしまいました。
どこに行けば入手できるのやら。。。
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