＊悠璃＊さんのトム フォード ビューティ / アイ カラー クォードへのクチコミ - My@cosme

トム フォード ビューティ

アイ カラー クォード

[パウダーアイシャドウ]

容量・税込価格：5.6g・12,980円 / 6g・12,980円 / 7g・12,980円 / 8g・12,980円 / 9g・12,980円 / 10g・12,980円 / -・12,650円 / -・12,980円発売日：2013/2/27 (2025/3/7追加発売)

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新色の47（オリーブスモーク、以下「オリーブ」）と48（ピーチグラマー、以下「ピーチ」）を購入しました。

今回の本命はオリーブスモークです。
春というよりはまだ冬の名残を感じさせる濃いめの配色です。

経営母体？が変わってから粉質が変わったというのを読みました。
どうなのだろうと半信半疑で使ったところ、杞憂でした。
相変わらずトムフォードの滑らかで持ちの良い、この価格帯でしか出せない美しい粉です。

〇価格
いつも最後に書く項目ですが、今回は最初に書きます。
昔から強気なお値段でしたが今はさらに驚きの価格ですね。
二つ買ってこの値段と思った反面、トムフォードに対する期待から買いました。
結果、この品質ならやむなし、ということで今回は値段にもマイナス入りません。
高い！でも値段に見合ったアイシャドウです。
あれもこれも買うより、これをひとつ買うことをお勧めします。

〇粉質
ピーチとオリーブでは粉質が若干違っていると感じました。
ピーチ：やや軽め　オリーブ：しっとり
密着するのはオリーブの方です。
ピーチは軽めのサラッとした質感で、朝つけて夕方までに一度化粧直しした方が良いかもしれません。
オリーブはしっとりとしていて密着してくれますから、化粧直し一切不要です。
一度だけ締め色が下まぶたに転写されていないかを確認する程度です。

〇持ち
上記を踏まえ、より色持ちが良いのはオリーブです。
ピーチは一度昼過ぎに確認が必要になると思います。
今ちょうど乾燥している時期ですからその影響もあるかもしれません。
プライマーを使えば持ちは良くなりますが、この価格ならプライマーなしでも一日確実に持って欲しいという気持ちもあります。
オリーブは問題ありません。

〇発色
ピーチは仕事やかしこまった席でも使える万能色です。
（万能色であるが故の悲劇でもありますが、やや面白味には欠けます。
弊害と申しますか、大きな特徴がないとも言えるので、そのために普段使いにはぴったりですが、普段使いに向いているベージュ系ならもう少し安価なものでたくさんあるので、それが問題です。）
ベージュ系のきれいなグラデーションが簡単に作れます。
発色は控え目ながら重ねれば強めのトムフォードらしい色になります。
サスピションがオレンジ系、こちらはベージュ系の明るい目元にしてくれます。

オリーブはリッチな濃いベージュ系です。
上の右側をアイホールに広げて左を黒目の上だけ、下２色は締め色として使います。
華やかな場では下右の色を目じりに広げてみても良いです。
アイライナー代わりにもなる色ですから慎重に広げる必要はあります。
濃いめに仕上がるため、少し気をつけて色を見ながらなら職場でも使えるはずです。
今回の新色はこちらのオリーブの方が好きです。
顔立ちがはっきりする色で、年齢を重ねて優し気な目元になってきた、はっきり言ってしまうとぼんやりとしてきた目元をキリっと際立たせてくれます。
40代以降には特にお勧めします。
（少し使い方が難しくはありますが。）

〇立体感
立体感を与えてくれるのはオリーブです。
ピーチの方は白系に傾くため、立体感に乏しいかもしれません。
（ほんの少しのぺっとするか、膨張感あり。）
立体感を求めている方はオリーブをお勧めします。
ただしパレット４色も贅沢に使うと色が混ざりすぎて派手なだけの目元になります。
４色あるものの、使う色を１〜３色にすれば問題なくきれいになります。
上右だけで光を集めてくれますから、不思議と立体感が出ます。
（眼球は球体ですから最も高いところ、おおよそ黒目の上に勝手に光を集めてくれます。）
ピーチももちろんその効果はありますが、少し弱い、ということです。

〇コスパ
最初の価格のところに戻ってしまいますね。
価格と見合っているか、ということですが見合っています。
間違いなく見合っています。
トムフォードは高いです。
その分色のバリエーション、粉質の違いなど各パレットに特色があります。
カウンターで自分に合った色を探して価格に見合った一色を探して欲しいです。

ピーチは普段使い、オリーブはそれ以外で当面使おうと思います。
今回当たりはオリーブでした。
美しい目元にしてくれるのと、下２色の使い方で応用が利くので楽しく使っていこうと思っています。
乾燥する季節を超えれば粉質の評価は変わるかもしれません。
春過ぎ、盛夏にまた口コミしたいと思います。

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