Tomokohanさんのシャネル / レ キャトル オンブルへのクチコミ - My@cosme

シャネル

レ キャトル オンブル

[パウダーアイシャドウ]

容量・税込価格：1.2g・7,920円 / 2g・7,590円 / 2g・7,700円 / 2g・7,920円 / 2g・8,360円 / 2g・9,020円 / 2g・9,130円 / -・7,590円 / -・7,700円 / -・8,360円発売日：- (2024/3/1追加発売)

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パーソナルカラー冬タイプの筆者が持つ感想です。他シーズンの方はまた違う感想を持たれると思います。

先日のガーデンイベントでシャネルカードを発行したので、折角だから1度公式通販で何か買い物をしてみようとサイトを眺めていたら、買い逃したN5が入荷していたので、ディープ冬タイプに似合いそうな322BLURRY GREYと併せて購入。
別途ブラシを用意せず、付属のチップだけで描いた場合の感想です。

付け方は、N5の場合、
右上を眉下まで瞼全体に人差し指で塗り、
左下をアイホール全体(眼窩骨の窪みまで)に中指で塗り、
左上を二重幅にチップで塗り、
右下をチップの先端のみに付けて瞼に垂直に立てた状態で塗れる幅だけ塗りました。
付属のチップは2本どちらも同じ太さで、4面分を塗れはしますが、塗布面積に差は出ません。

322番は付属のチップで描こうとしたら全部濃く出てグラデーションの概念がなくなり、油絵みたく重ねた色味に変わってしまう状態になってしまったので、チップの使用は非推奨という結果になりました…。

・色の組み合わせ：N5は大粒のラメなので、左半分はゴールド系ですが、ラメの間から地肌の色が透けるおかげで、暖色でも肌から浮かない色味になりました。3色が淡い色でも右下だけしっかり黒く、メリハリのある顔になりました。322番はほぼマットな質感です。左下にラメがありそうに見えましたが、瞼に乗せると全色マットに見えます。
・発色：N5はパレットの見た目より全部淡い発色です。ボトル絵の2色はラメの色だけでアイシャドウ自体に色味がなさそうです。数字の5の柄の2色はゴールドラメ入りのゴールドとブラックで、左上を使いすぎると蒼白肌から浮きます。322番は逆に見た目よりも全部暗い発色です。暗すぎて右上と左下の区別が一瞬つきませんでした。
・パレットの使い心地：チップと粉質の相性が悪く、瞼に乗せた後に下瞼へボロボロと粉落ちします。指や他の自前のブラシを用意すればまだ粉落ち量は軽減されましたが、アイシャドウを塗って10分後に下瞼に付いた粉を拭き取ってからでないと外へ出られないくらい粉が飛びます。【マイナスポイント】
・バランス：N5はボトル柄が数字の5の柄よりも2倍以上使用量が多いので、元の浮き出た絵の部分は面積差がある筈なのにほぼ同時に凹凸が分からなくなりました。黄みの強いゴールドとゴールドラメ入りブラックだけが余ります。322番は対角線同士の色の消費スピードが同じくらいです。こちらも同様に締め色の濃い2色だけ余るでしょう。

端的に、付属のチップのクオリティが残念です。
マットであろうとラメ入りであろうと、どちらの粉も取りすぎ状態になり、下瞼への色落ちが不可避になります。デパコスであろうとプチプラ品であろうと、1つのアイシャドウパレットで完結せずに別途チップやブラシを用意する必要のある物はあまり好きではないのですが、そんな我が儘を言っていられないくらいチップが残念です。
N5はサムネイルの印象よりは地肌の色が透けやすいので、黄みが強くても顔から浮かず、色味としては良かったです。
322番は他ブランドの単色の明るい色をベースとして、2色ずつ目頭側と目尻側で塗り分けて瞼を作ったらどんな色でも合ったので、チャレンジしたい色味を試すのにとても便利だと分かりました。ディープ冬タイプならまず間違いない成功色ですが、夏場に使うには重すぎる色合いなので、ベースシェードで明るい色を眉下〜アイホールに仕込んでおくのがお勧めです。
折角色味が良いのに、使い勝手が良くないので、総合点は☆4。瞬きで色移りしやすいので、ブラシを別途用意した場合でも☆5です。初めて買ってみましたが、リピートは余程気に入った色合いでない限りはしないと思います。

使用した商品

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