



























Chapapaさん
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[フェイスクリーム]
税込価格:50ml・8,800円発売日:2018/9/1
2022/5/5 00:10:12
10年以上前に出会って、結局合うものが少なくて疎遠になっていたジュリークですが、数年前から使いやすいラインナップが続々登場し、特にこのハーバルラインは全面リニューアルを果たして期待感がありました。昨年まで愛用していたニールズヤードレメディーズが濃紺ボトルなのに対してこちらはバーガンディーレッドにピンクのグラデーション。紫外線防止効果は劣りますけど、今までにない色使いで気分も上がりますね。
テクスチャーはかなり柔らかめ。洗顔後ブースターとしてオイルを使うことが前提にあるからかもしれませんが、保湿力はそこそこ。昨年から悪化の一途をたどっている超乾燥肌にとっては軽い印象です。
あと、これだけでなくジュリークのラインにあるクリームすべてに当てはまるのですが、何故かシリカが配合されています。それも結構上位に。スキンケアの目的としては不要な成分で、これがクリームに入っている意味が分からないのですが、例えば肌につやを出すとか、外見を整えるための配合なら必要ありません。こういった鉱物系の粒子は同じ鉱物系の成分とこすれあったり(例えば日焼け止めやファンデーションなど)、私のように角質がめくれてはがれやすい状況だと、モロモロが出やすくなります。塗った後の指先を見ると結構テラテラ光っているので、配合量も多いのでは。ちょっと気になりました。
にしてもやっと分かった。オフィシャルサイト見てもパッケージを見ても全然説明がなかったことが、このサイトの説明文にありました。このクリーム、肌の幹細胞を密着させる効果を持つんですね。知らなかった。オフィシャルに無いのにこちらの説明書きにあるって……。
昨年から続いている極度の乾燥状態が、少しずつですが改善されつつある一方で、ニールズヤード時代に目の下や額にしつこく出現していた汗管腫(汗腺が詰まったために起こる発疹)がほとんど綺麗になくなりました。油断は禁物ですが希望は持てそうです。
コロナ禍の影響か、オーガニックコスメのブランドでは商品数を減らしたり、ブランドそのものがクローズしたりと変化が起きています。反面フランスなどではナチュラル系やオーガニックコスメの人気が高まっているとか。オーガニックの需要が大きくなると、サスティナブルの維持が難しくなる原料もあります。フランキンセンスなど、自生だけに頼って絶滅の危機に瀕し、先駆者であったニールズヤードが難しいとされる人工栽培に踏み切った事例もあります。耕作地の拡大が他の生態系を壊す危険性もあります。草分けと言えるニールズやジュリークには、上手くバランスをとって製品を生み出してほしいと思います。
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