うっち☆☆さんのゲラン / オー ドゥ シャリマーへのクチコミ |
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クチコミ27件中1件目表示
2021/10/31 22:56:43
★『オー ドゥ シャリマー』
ボトルに白いペンキのしぶきのような紋様、上から白地シールに濃紺で「Eau de SHALIMAR」の字。
こちらは2009年に限定発売したシャリマーの亜種ともいえる香水です。
レモン風味にスパイシーでバウダリーな香り>>>すぐにパウダリーを残しつつバニラと薄いオロナインのような香り>>>バニラが薄く長く残る。
中古でほとんど見かけない珍しいレア香水。
海外で人気のようです。
オリジナルのシャリマーよりもやや現代的。
オリジナルのシャリマーのキンとした凛々しさ(ベルガモットかな?)や、ゴムっぽさはなく、スタートからスパイシーなレモンが香ります。
スタートは 『イニシアル ロー 』と『シャリマーオーデトワレ』の中間の印象。クラシックな感じです。
これが数分ですぐに変化します。
トップノートは完全に消え、クラシックな香りから、バニラ&オロナインへ面白く変化します。
数分後には 『フィルトル』にあるオロナインぽさとバニラが現れます。
フィルトルに比べると甘さがありません。
このバニラがなんとも静謐で冷たく、美しい香りです。
カーフレグランスにありがちな頭痛のするようなケバケバしいバニラではありません。
静かに肌の上をすべるような極上のバニラです。
肌につけると美しく変化します。
服につけるとトップノートがいつまでも残り、変化が楽しめません。
バニラは好きなんですが、なかなか気に入るものが見つかりません。
ジルスチュアート『 ヴァニララスト』、ボディファンタジーのバニラ、ローラメルシエ 『オードトワレ バニラ』、ディオール『ヒプノティック プワゾン』、ボディショップ『バニラ』…どれも好きになれず。
バニラってお香系になったり、ココナッツ系になったりしがちですが、シャリマーはどちらかというとお香系です。しかし激安インドお香ショップの香りではありません。
とても品のある優しいバニラです。
フィルトルやコローニュのオロナイン気味の美しいバニラがお好きな方は気に入ると思います。
日本ではレアな香水なので、オークションや中古ではなかなか出てきません。
見つけたら即買い必須なレア香水のひとつです。
以下参考↓
★『シャリマー オーデトワレ(EDT)』
凛とした冷たい独特のゴムっぽい硬派な香り(ベルガモットか?)>>>クラシカルな石鹸>>>バニラというよりマダムっぽいクラシックな化粧台のパウダリーな香りが残る。
EDT、EDPともにデパートや通販で販売中。
EDPはよりオリエンタル。
★『 シャリマー パルファン イニシアル ロー オーデトワレ』
ボトルに安っぽい薄ピンクのフリンジ付き。2012年限定。
スタートにレモンに加えてシナモンぽいスパイシーさ。>>>無難でかつクラシカルな温かみのある香り>>>バニラがうっすら残る。
薄い香水なので肌につけることをオススメしたいです。服につけるとキレイな香りにならなかったです。
スタートのシナモンぽいスパイシーさが特徴。
ラストのバニラがキレイに残ります。
中古でよく見つかります。
★『シャリマー コローニュ オーデトワレ』
2015年限定。
スタートにレモンカードのような優しく甘いレモンジャムと優しいバニラの香り>>>バニラが優しく残る。
ラストは「フィルトル」と「ミレジムヴァニラプラニフォリア」のまさに中間のような雰囲気です。
このフィルトルっぽいオロナインの香り、ラストにどんどん出てくるのが良いです。
品のある優しいレモンバニラです。
パウダリーさが若干あるので、おいしい感じではありません。
比較的、中古でよく見つかります。
★『シャリマー フィルトル ドゥ パルファン』
2020年限定。
ケミカルなオロナイン調の香り>>>冷たくクラシカルな石鹸>>>若干甘めのバニラとオロナインが残る。
パウダリーさがないので、若干おいしく感じます。
シャリマーシリーズの中ではこれが断トツに面白い香水です。
中古であまり見つかりません。
★『シャリマー ミレジム ヴァニラ プラニフォリア』2021年限定。
スタートから強めのバニラ>>>ラストにはうっすらシャリマー独特のケミカル風パウダリーの香りにプラスして、あまり甘くないバニラが香る。オロナインぽさもほんの少し香る。
パウダリーさが混じるので、おいしい系ではないです。
フィルトルとは違うのですが、ラストになると、少しフィルトルのオロナイン風の面白さが出てくるところが魅力です。
スタートのバニラが強いのが特徴。
全て、拡散力低め〜中な香水なので、自分で楽しめます。
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