Rue*Heldinbergさんのグッチ / グッチ メモワール デュヌ オドゥール オードパルファムへのクチコミ - My@cosme

グッチ

グッチ メモワール デュヌ オドゥール オードパルファム

[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)]

税込価格：- (生産終了)発売日：2019/10/2

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購入時に迷って迷って、やっぱり買おう！となった香り。
迷った理由としては、
　・ボトルデザインが安っぽい
　・第一印象が埃かぶった薬局のような香り
　・というか、本当にこれがグッチから出した香りなの？
の3つ。
グッチってわたしの中ではキリッと辛口のハンサムウーマンなイメージが強くて、それがここ最近ポップなキャラクターコラボ柄やら、コスメでも小花柄のリップスティックやら、方向転換を図っている感じがすごく受け容れがたく。
このボトル意匠も中高生向けのボディミストかと思ってしまう色カタチで…。どうしたグッチ、そんな自分を安売りするなよ、と心の中で叫びました。
でも、カモミールの香りを取り入れた作品って珍しいし、結構重めに香りやすいわたしの肌でもライトな香り立ち。
メインに感じられるのは安定のジャスミンかな。トップのハーブ感は極々一瞬。ヴァニラが入るとズーーーンとまったり重くなってしまうことが多いのに、これは見た目のボディミスト感そのままに最後まであっさり軽やかに纏えます。レッジェーロ。
本当に、グッチらしいか？と言えばかなり微妙な香りで最近のジョーマローンぽいような。ああ、GGフローラやガーデンブティックとか流行っているし、その延長の作品なのか(ハチ柄は百歩譲って許せるとしてもあのGGに合わせた花柄のセンスはまったく理解できない。キリッとしたグッチシマとソーホーが好きだ！)。
香水然とした感じが抑えられたフローラルアロマ調(グッチは「ミネラルアロマ調」という新しい香調と表現)なので受け入れやすい、のかも。
アルベルト・モリヤス調香ですしね、全体的にはいい意味で安心できる”マス”の香りだとわたしは感じました。
もう所謂一流メゾンブランドから出てくる香りに以前のような品格や気品というものが消えて久しいので、大衆の好みに合わせてブランドなりの時代解釈したものだと割り切るしかないです。
グッチという冠を外せば★5つ。

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